ゴブリン転生=乙女ゲーム!?
パニック×・・親ですか!?
『なんでこんな・・』
俺が呆然としている間に、気が付いたら夜になっていた。
夜の森は薄暗く、獣の鳴き声が響き渡っている。今だって・・・
「ぎゅおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ぎゃるるるるるるるるるるるるるるる!!」
「コーーーン」
・・最後は大丈夫か。
てかやばい!!夜ってことはモンスター大量発生!?
俺=ゴブリン→弱い→すぐに殺られる!?
ピンチだ!!!
ガサッ
『・・だ、・・だ・・』
大ピーンチッ!!!!!!!!!
ガタガタと体を丸めて震えていると・・
『坊やー、そこにいるのー?』
振り返った。そこに両目に傷を負ったメスのゴブリンが現れた。
話す←
戦う
逃げる
って、いやいやいや!
ちょっと落ち着こう俺の脳ミソ!!
ヒッヒッフー、ヒッヒッフー!・・よし!
今、このゴブリンは坊やって言ってたな。つまり子供を探してるってことか。
・・なぜ俺に近づいてくる?
『ああ!坊や、もうだめじゃない。ちゃんと巣で待っていないと。探してしまったわ』
ぎゅっと抱きしめられた。・・坊や=・・俺??
まじかああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
このひ・・と?っていうかこのゴブリンが俺の母さん!?ママン!?マミーなのか!?
『さあ坊や、巣に帰りましょう?お父さんが待ってるわ』
そう言い、ひょいっと抱き上げられた。・・・力つよいですね。
森をしばらく抜けると、最初にいたところ・・なのか?に着いた。
ゆっくりと腕から降ろしてもらうと、つよい視線を感じた。その方向をみると、ガッチリムチムチのゴブリンがいた。バチっと俺と視線があうなり、そいつは怒鳴った。
『なんだこいつは!』
うおっ、びっくりした。
『誰って・・私達の坊やではありませんか』
私達の坊やって・・こいつが俺の父さ・・呼びたくないな。・・前世、の父さんが超絶美形だったから他の奴等がしょぼく・・いや、比べるのもおこがましいな。うん。俺の父さんは超絶美形の父さん一人だけだ。
『姿形は我らよりひと周り小さく、弱そうではないか!』
うん。まぁ、実際に弱いと思う。生まれたばっからしいし。
『それに、我らゴブリン一族の誇るべき鼻が、無いではないか!!』
いえ、ありますよー。ちっさいけど・・。ってか鼻が誇る部分だったんですね。確かに、この二人?二匹は鼻がすごい長いけど・・。
『え、鼻が!?・・そんなの私の坊やではないわ!』
え、・・えぇえぇええええ!?母(仮)があの優しさから一転、今はまるで親の敵でも見るような雰囲気を感じる。・・目が見えなかったから俺に優しくしてたのか。
『こんな出来損ない、俺の息子ではない!せめてもの情けだ!俺が殺してやる!!』
えぇえぇええええ!マジか!?
ムチムチが持っていた斧を俺に降り下ろしてきた。
『うおっ!?』
ヤバイ!本気だ!逃げなきゃ!!
『待て!逃げるな!』
そう言われて止まるやつなんていない!
森のなかを走る。走る。走る。
***
はぁ・・はぁ・・
に、逃げきった・・
あー、疲れた!もう歩けない・・
俺が今いるのは、綺麗な泉の傍だ。
月の光が水に反射し、一面がキラキラと輝いている。
『キレーだなー』
さっきまでのが嘘のようだ。
しばらく凪いだ気持ちでいると、ガサッ、と後ろから音がした。ピクッ、・・・魔物か?やべーよ。今足が・・。
・・・襲ってこないな、魔物じゃないのか?
おそるおそる音のした方へゆっくりと慎重に向い、木々の隙間からそっと除き混むとそこには、倒れている小さな子供がいた。
俺が呆然としている間に、気が付いたら夜になっていた。
夜の森は薄暗く、獣の鳴き声が響き渡っている。今だって・・・
「ぎゅおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ぎゃるるるるるるるるるるるるるるる!!」
「コーーーン」
・・最後は大丈夫か。
てかやばい!!夜ってことはモンスター大量発生!?
俺=ゴブリン→弱い→すぐに殺られる!?
ピンチだ!!!
ガサッ
『・・だ、・・だ・・』
大ピーンチッ!!!!!!!!!
ガタガタと体を丸めて震えていると・・
『坊やー、そこにいるのー?』
振り返った。そこに両目に傷を負ったメスのゴブリンが現れた。
話す←
戦う
逃げる
って、いやいやいや!
ちょっと落ち着こう俺の脳ミソ!!
ヒッヒッフー、ヒッヒッフー!・・よし!
今、このゴブリンは坊やって言ってたな。つまり子供を探してるってことか。
・・なぜ俺に近づいてくる?
『ああ!坊や、もうだめじゃない。ちゃんと巣で待っていないと。探してしまったわ』
ぎゅっと抱きしめられた。・・坊や=・・俺??
まじかああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
このひ・・と?っていうかこのゴブリンが俺の母さん!?ママン!?マミーなのか!?
『さあ坊や、巣に帰りましょう?お父さんが待ってるわ』
そう言い、ひょいっと抱き上げられた。・・・力つよいですね。
森をしばらく抜けると、最初にいたところ・・なのか?に着いた。
ゆっくりと腕から降ろしてもらうと、つよい視線を感じた。その方向をみると、ガッチリムチムチのゴブリンがいた。バチっと俺と視線があうなり、そいつは怒鳴った。
『なんだこいつは!』
うおっ、びっくりした。
『誰って・・私達の坊やではありませんか』
私達の坊やって・・こいつが俺の父さ・・呼びたくないな。・・前世、の父さんが超絶美形だったから他の奴等がしょぼく・・いや、比べるのもおこがましいな。うん。俺の父さんは超絶美形の父さん一人だけだ。
『姿形は我らよりひと周り小さく、弱そうではないか!』
うん。まぁ、実際に弱いと思う。生まれたばっからしいし。
『それに、我らゴブリン一族の誇るべき鼻が、無いではないか!!』
いえ、ありますよー。ちっさいけど・・。ってか鼻が誇る部分だったんですね。確かに、この二人?二匹は鼻がすごい長いけど・・。
『え、鼻が!?・・そんなの私の坊やではないわ!』
え、・・えぇえぇええええ!?母(仮)があの優しさから一転、今はまるで親の敵でも見るような雰囲気を感じる。・・目が見えなかったから俺に優しくしてたのか。
『こんな出来損ない、俺の息子ではない!せめてもの情けだ!俺が殺してやる!!』
えぇえぇええええ!マジか!?
ムチムチが持っていた斧を俺に降り下ろしてきた。
『うおっ!?』
ヤバイ!本気だ!逃げなきゃ!!
『待て!逃げるな!』
そう言われて止まるやつなんていない!
森のなかを走る。走る。走る。
***
はぁ・・はぁ・・
に、逃げきった・・
あー、疲れた!もう歩けない・・
俺が今いるのは、綺麗な泉の傍だ。
月の光が水に反射し、一面がキラキラと輝いている。
『キレーだなー』
さっきまでのが嘘のようだ。
しばらく凪いだ気持ちでいると、ガサッ、と後ろから音がした。ピクッ、・・・魔物か?やべーよ。今足が・・。
・・・襲ってこないな、魔物じゃないのか?
おそるおそる音のした方へゆっくりと慎重に向い、木々の隙間からそっと除き混むとそこには、倒れている小さな子供がいた。
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