二次元美少女と恋をしたいっ!←そんなことさせないですよ?
第64話 第1回友人部会議
「よし。確かに受け取った」
セラフィが友人部の部員になった報告と入部届けを桃と一緒に先生の所まで出しに来た。
昨日出しても良かったのだが、普通に忘れていたため、一日経って渡す形となった。
「これで部員も総勢5名か。文化祭に参加できる人数になったな。参加するのか?」
「もちろんです。そこで先生の許可を欲しいのですけど?私たちが文化祭に部として参加してもよろしいですか?」
「許可しよう。どうせやるんなら1番とってこい!!」
「1番?」
「ん?知らないのか陽向?」
先生の1番を取ってこいという発言にはてなマークを浮かべていると、桃が説明をしてくれる。
「そう言えば皆さんには言ってなかったのですけれど、文化祭の出し物で売り上げ、来場数でそれぞれ1番を取ると、売り上げ1番ならそのまま部費に、 来場数1番なら売り上げ1番の所の約8割を学校側から部費として支給されるんですよ」
「なんだって!?つまりはあれか?1番を取ればウハウハになると言うことか?」
「はい。しかもですよ?その臨時収入の部費は何を買っても言いそうで、生徒会に報告が要らないらしいんです!」
「まじか!」
という事は、もし売り上げ来場数のどっちかで1番を取れたら自分の好きなものを買いたい放題ということだな!
なにこれめっちゃ美味しいじゃん!!
「ん?でも待てよどっちも1番を取ったらどうなるんだ?」
 
俺の素朴な疑問に先生が答えてくれた。
「その場合はな陽向。文化王として、学校から特別ボーナス30万が支給される」
「さ、30万!?」
「んん。そこうるさいですよ」
「あ、すみませんハg……副校長。おい陽向。お前のせいで怒られただろうが」
「すみません」
「ちなみにクラス、部と、別れて審査するので全員にチャンスはありますよ」
なるほどな。
クラス、部と別れてやることによって、文化部に所属してない人たちにもチャンスを上げようというわけか。そして、もしクラスでも部でも1番取ったら……最強じゃね?
「まっ、学校側の文化祭を盛り上げようとする作成だろうな。これで盛り上がらないやつはいないだろ」
「てすね」
「何をやるかは知らないが、大抵のことなら目は瞑ってやる。陽向、篠原。1番を取ってこい!!」
「「はい!!」」
☆
「それでは第1回友人部会議、文化祭の出し物について決めよう!を始めたいと思いますけど、陽向くん?私が進行でもいいんですか?」
「君に決めた!」
「ポケ〇ンみたいに言わないでください!じゃあ私が進行で進めて行きますね。何かやりたいことはありますか?」
ホワイトボードの前に桃が立って話し合いが始まる。
そして、それぞれが顔を合わせる。
1番を取ったら何でも好きなものを買えるということを聞いて、皆表情は真剣だ。
「そうですねぇ……。売り上げ来場数どっちも1番を取るとなると、枕営業ですかね!」
「爽やかな笑顔ですげーこと言ってんじゃねーよ霧咲。何しれっと警察沙汰にしようとしてんだよ」
「警察沙汰になっても乙女さんが入るので大丈夫だと思いますけど……」
「あのポンコツ婦警がいた所で何も変わんねーよ。余計に事態が悪化するだけだ」
「枕営業……。い、いやですわ!知らない男の人たちにわたくしの身体を売るだなんて!」
「真剣に考えるなってセラフィ。冗談に決まってるだろ?」
「大丈夫だよセラフィさん!お客さんは陽向さんだけなので!」
「身内から金取ってどうすんだよ」
「そういうことならまぁ」
「なにまんざらでもないなって顔してんだよ。つかなお前らなんぞに枕営業された所で……ふっ」
「「「「(イラッ……)」」」」
ん?なんだ?
なんか空気が一気にピリピリした感じになってるんですけど……。
えーと、俺なんか変なこと言いましたっけ?
「まぁ陽向さんですしね」
「陽向くんですし」
「ようたですから」
「瀬尾だしね」
なんか皆さん勝手に納得されてるんですけど。
まぁ、ピリピリした空気がいつもの和んだ感じになっからいいけど。
「でもさ。真剣に考えてみても枕営業とは言わないけど、それに似た感じのならトップは狙えるんじゃない?せっかく美形が揃ってるだからさ」
柏木の言葉に再び顔を合わせる。
確かに、枕営業とはいかなくても、つか、枕営業はなしだとしても、それに似た感じのならトップは狙えるかもしれない。
桃に霧咲に柏木にセラフィに、俺から見ても美少女と思える四人が揃ってるんだからな。
「そうですね。せラフィさんの爆乳を使わない手はありませんね……!!」
「……爆乳」
霧咲がトンチなことを言い、せラフィが自分の胸を隠し、桃が自分の胸を見て落ち込んだ。なにこれ?
「とりあえずそれぞれやりたいことを出してみるのはどうだ?」
司会進行の桃が戦闘不能になってしまったから、しょうがなく俺が進行することに。
そして、ホワイトボードにそれぞれが自分のやりたいことを書いていく。
・お付き合い
・結婚
 
・子作り
・子育て
・二次元美少女とデート
…………。
「って、何でだよ!!」
「陽向くん。自分で自分にツッコムのはちょっと」
「ちげーよ!!お前らに対してツッコんでんだよ!!誰が将来の事を書けって言ったよ!!」
文化祭のことを聞いたんですけどねぇ!
文化祭を聞いたんですけどねぇ!
なんで将来なんだよ!!
何個か変なのあるし!!
「願わくば将来ではなく、近々がいいですわ」
頬に手を当てながらポッと呟くせラフィ。
「やっぱり一応女だしね私も。ゴールには行きたい」
少女な部分をさらけ出す柏木。
「私は陽向さんと……キャッ」
…………。
「子育てすれば、必然的におっぱいも吸われて、大きく……」
最後に桃がボソリと言う。
もうやだ。この3次元の女の子たち。
「瀬尾のは実現不可だから却下」
「くそっ!確かにこうしてみると、俺以外のは可能性ありやがる!」
でも二次元美少女とデートも可能性は無きにしもあらずだと思うけどな!
結局この日は話が脱線して文化祭で何をやるかは決まらなかった。
セラフィが友人部の部員になった報告と入部届けを桃と一緒に先生の所まで出しに来た。
昨日出しても良かったのだが、普通に忘れていたため、一日経って渡す形となった。
「これで部員も総勢5名か。文化祭に参加できる人数になったな。参加するのか?」
「もちろんです。そこで先生の許可を欲しいのですけど?私たちが文化祭に部として参加してもよろしいですか?」
「許可しよう。どうせやるんなら1番とってこい!!」
「1番?」
「ん?知らないのか陽向?」
先生の1番を取ってこいという発言にはてなマークを浮かべていると、桃が説明をしてくれる。
「そう言えば皆さんには言ってなかったのですけれど、文化祭の出し物で売り上げ、来場数でそれぞれ1番を取ると、売り上げ1番ならそのまま部費に、 来場数1番なら売り上げ1番の所の約8割を学校側から部費として支給されるんですよ」
「なんだって!?つまりはあれか?1番を取ればウハウハになると言うことか?」
「はい。しかもですよ?その臨時収入の部費は何を買っても言いそうで、生徒会に報告が要らないらしいんです!」
「まじか!」
という事は、もし売り上げ来場数のどっちかで1番を取れたら自分の好きなものを買いたい放題ということだな!
なにこれめっちゃ美味しいじゃん!!
「ん?でも待てよどっちも1番を取ったらどうなるんだ?」
 
俺の素朴な疑問に先生が答えてくれた。
「その場合はな陽向。文化王として、学校から特別ボーナス30万が支給される」
「さ、30万!?」
「んん。そこうるさいですよ」
「あ、すみませんハg……副校長。おい陽向。お前のせいで怒られただろうが」
「すみません」
「ちなみにクラス、部と、別れて審査するので全員にチャンスはありますよ」
なるほどな。
クラス、部と別れてやることによって、文化部に所属してない人たちにもチャンスを上げようというわけか。そして、もしクラスでも部でも1番取ったら……最強じゃね?
「まっ、学校側の文化祭を盛り上げようとする作成だろうな。これで盛り上がらないやつはいないだろ」
「てすね」
「何をやるかは知らないが、大抵のことなら目は瞑ってやる。陽向、篠原。1番を取ってこい!!」
「「はい!!」」
☆
「それでは第1回友人部会議、文化祭の出し物について決めよう!を始めたいと思いますけど、陽向くん?私が進行でもいいんですか?」
「君に決めた!」
「ポケ〇ンみたいに言わないでください!じゃあ私が進行で進めて行きますね。何かやりたいことはありますか?」
ホワイトボードの前に桃が立って話し合いが始まる。
そして、それぞれが顔を合わせる。
1番を取ったら何でも好きなものを買えるということを聞いて、皆表情は真剣だ。
「そうですねぇ……。売り上げ来場数どっちも1番を取るとなると、枕営業ですかね!」
「爽やかな笑顔ですげーこと言ってんじゃねーよ霧咲。何しれっと警察沙汰にしようとしてんだよ」
「警察沙汰になっても乙女さんが入るので大丈夫だと思いますけど……」
「あのポンコツ婦警がいた所で何も変わんねーよ。余計に事態が悪化するだけだ」
「枕営業……。い、いやですわ!知らない男の人たちにわたくしの身体を売るだなんて!」
「真剣に考えるなってセラフィ。冗談に決まってるだろ?」
「大丈夫だよセラフィさん!お客さんは陽向さんだけなので!」
「身内から金取ってどうすんだよ」
「そういうことならまぁ」
「なにまんざらでもないなって顔してんだよ。つかなお前らなんぞに枕営業された所で……ふっ」
「「「「(イラッ……)」」」」
ん?なんだ?
なんか空気が一気にピリピリした感じになってるんですけど……。
えーと、俺なんか変なこと言いましたっけ?
「まぁ陽向さんですしね」
「陽向くんですし」
「ようたですから」
「瀬尾だしね」
なんか皆さん勝手に納得されてるんですけど。
まぁ、ピリピリした空気がいつもの和んだ感じになっからいいけど。
「でもさ。真剣に考えてみても枕営業とは言わないけど、それに似た感じのならトップは狙えるんじゃない?せっかく美形が揃ってるだからさ」
柏木の言葉に再び顔を合わせる。
確かに、枕営業とはいかなくても、つか、枕営業はなしだとしても、それに似た感じのならトップは狙えるかもしれない。
桃に霧咲に柏木にセラフィに、俺から見ても美少女と思える四人が揃ってるんだからな。
「そうですね。せラフィさんの爆乳を使わない手はありませんね……!!」
「……爆乳」
霧咲がトンチなことを言い、せラフィが自分の胸を隠し、桃が自分の胸を見て落ち込んだ。なにこれ?
「とりあえずそれぞれやりたいことを出してみるのはどうだ?」
司会進行の桃が戦闘不能になってしまったから、しょうがなく俺が進行することに。
そして、ホワイトボードにそれぞれが自分のやりたいことを書いていく。
・お付き合い
・結婚
 
・子作り
・子育て
・二次元美少女とデート
…………。
「って、何でだよ!!」
「陽向くん。自分で自分にツッコムのはちょっと」
「ちげーよ!!お前らに対してツッコんでんだよ!!誰が将来の事を書けって言ったよ!!」
文化祭のことを聞いたんですけどねぇ!
文化祭を聞いたんですけどねぇ!
なんで将来なんだよ!!
何個か変なのあるし!!
「願わくば将来ではなく、近々がいいですわ」
頬に手を当てながらポッと呟くせラフィ。
「やっぱり一応女だしね私も。ゴールには行きたい」
少女な部分をさらけ出す柏木。
「私は陽向さんと……キャッ」
…………。
「子育てすれば、必然的におっぱいも吸われて、大きく……」
最後に桃がボソリと言う。
もうやだ。この3次元の女の子たち。
「瀬尾のは実現不可だから却下」
「くそっ!確かにこうしてみると、俺以外のは可能性ありやがる!」
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