天井裏のウロボロス
Section4-9 二人の因縁
上空での激闘をBGMに、紘也は少女が繰り出してくる火球をかわし続けていた。
「なんで! なんで当たらないの!」
苛立った少女の声。ここまで観察してきて、紘也は一つの答えを導き出していた。
――やっぱり、こいつは……。
簡易な儀式魔術で舐めプレイをしているのかと思ったが、そうじゃない。魔力量は確かにドラゴン族と契約できるほど凄まじいようだが、彼女の使える魔術はこれが最高なのだ。
――魔術師としちゃ初心者だぞ。
杖の象徴を利用した〈火の玉〉の術式程度であれば、昔の紘也なら五歳の時には呼吸をするように使えていた。たぶん彼女の年齢からすれば優秀なのだろうが、プロの魔術師を幾人も見てきた紘也からすればたどたどしさが浮き上がって見える。
三つの火球が時間差で飛んでくる。それらを紘也はひょいひょいと左右に跳んでかわした。
「なにかしてるの? ちょっと普通の人間の動きじゃないわよ!」
「ああ。肉体強化、の真似事ってところか」
「嘘ね。あなたは魔術を使えないはず。それとも葛木家に術をかけてもらったのかしら?」
「ある意味で正解だな。俺は葛木に肉体強化をしてもらったことがある」
しかし、それは数週間前――〈アトランティス〉で『黎明の兆』と対峙した時だ。その時の肉体強化の感覚。それとウロボロスのとある特性。それらをヒントに、紘也は少しずつ検証を進めていた。
「魔力操作で俺自身の魔力を〝循環〟させて、肉体を活性化・強化してるんだ。だからこれは魔術じゃない」
「そ、そんなことできるわけないでしょ!?」
彼女の常識ではそうだろう。けれど、紘也はできそうだから試したのだ。実際に今日、肉体強化術のいろはを香雅里から教えてもらったことでほぼ完成に近づいた。
あとは実践で通用するかどうかだったのだが、少なくとも彼女クラスの魔術師が相手だと問題はなさそうだ。
とはいえ、彼女の魔力だけは本物だ。火球に当たれば流石にまずいし、弾切れする前に紘也の体力が尽きる。
「本当だとすれば出鱈目ね。だったら、こういうのはどう?」
少女がなにかの薬草を杖の先端にあてた。今までただの火球だったものが青白く変色し、地面に着弾しても消えずに燃え続けて広がり始める。
どうやらただの儀式魔術とは違う。
「魔女術か!」
呪い、占い、薬草など、魔女と関連づけられる知識や技術や信仰を儀式体系化した魔術全般のことだ。黒魔術や白魔術と言えばイメージし易いだろうか。とにかくできることが幅広く、熟練の魔女ほど手の内を完全に読むことは難しい。
だが、彼女は初心者だ。その意見だけは変化をつけてきた今も変わらない。
紘也は広がり続ける青白い炎を跨ぐように飛んでかわす。
「もうやめろ! こんなことをしてなんの意味があるんだ!」
「意味なら言ったはずよ」
「親父に復讐したいってやつか。あのクソ親父、こんな子供にまでどんな恨みを買いつけやがったんだ!」
懲罰師としていろいろと恨みを買っていることは知っている。父親が制裁した魔術師が彼女の両親かなにかだったのだろうか?
「そうね。あなたが大人しく討たれるって言うのなら、本当のことを話してあげる」
「なに?」
「私は秋幡辰久に恨みなんかないわ」
少女が淡々と告げた言葉に、紘也は瞠目を禁じ得なかった。
「じゃあ、なんでだ?」
父親に対する怨恨ではないのなら、今まで聞いてきた全てが引っ繰り返る。そんな嘘をついてまで、彼女は一体なにをしたいのか?
少女は杖の先に炎を灯す。薬草を混ぜた術式ではなく、単純な儀式魔術の〈火の玉〉だ。
「この火球を受けると約束してくれるなら、喋ってもいいわ」
煌々と燃える炎。初心者にしては大き過ぎる魔力から生成されたそれを受ければ、魔力操作で強化した紘也といえどひとたまりもない。
それでも、知らなくてはいけない気がする。
彼女の本当の理由。紘也個人を狙った理由を。
「……わかった。やれよ」
「正気?」
「ああ」
「熱いわよ? 大火傷するわよ? 下手したら死んじゃうのよ?」
「それが望みなんだろ?」
「……」
紘也の答えは予想外だったのだろう。紘也も自分のことじゃなかったら保身に走って否定していたかもしれない。いや、絶対にそうしていた。
少女はフードの奥から紘也の顔をじっと見詰める。その唇が微かに動き、「馬鹿じゃないの?」と言っていた。
紘也の瞳に揺らぎはない。約束通り、答えてくれたら彼女の攻撃を受けるつもりだ。
もちろん、死ぬつもりはない。肉体強化がなかったとしても、紘也はウロボロスの血のせいで多少回復力が上がっている。一発ならくらっても大丈夫だという計算だった。
その後で、彼女は拘束させてもらう。
次の一言を聞くまで、紘也はそのつもりだった。
「秋幡鈴里……って言えばわかるかしら?」
「――ッ!?」
その瞬間、紘也は杭でも打たれたかのように全身が動かなくなった。そして全てが一つに繋がったような、そんな納得感に口元が緩む。
秋幡鈴里は紘也の母親――紘也が十年前に事故を起こしたせいで今も病院での生活を余儀なくされている人だ。
「そうか。あんた、母さんの関係者か」
「……」
少女は答えない。だが、どこの誰かまで知る必要はない。これは紘也の責任だ。なんで今さらという思いもなくはないが、いつかこうなる日が来ても不思議はないと考えていた。
「だったら、俺は罰を受けなきゃな。やってくれ。抵抗はしない」
「で、でも……」
「なんで躊躇う? それとも抵抗する俺を殺したいのか?」
だとすればなんて嗜虐趣味な少女だ。
「ほ、本当にいいのね? やめるなら今の内よ?」
「くどいぞ」
紘也があまりにも物わかりがいいせいか、少女は戸惑っているように見える。なんか頭を押さえてうなうなと呻き始めたのだが、大丈夫だろうか?
「ええいもう! どうなっても知らないんだからぁあッ!!」
杖の炎が一際輝き、紘也に向けてヤケクソ気味に撃ち出された。
避けようと思えばできる。けれどそういうわけにはいかない。これは紘也に対する罰。こんな炎、あの時の母親の苦しみに比べたら罰になどならないだろう。
それでも、紘也は受け入れなければならない。
両腕を広げ、目を閉じる。
少女の息を飲む気配が伝わる。
火球は――来なかった。
上空から凄まじい勢いで落ちてきたなにかが、火球を掻き消して地面に大穴を穿ったせいだ。
爆発したような轟音が響き渡る。衝撃が紘也と少女を打ち、互いに後ろへ数メートルほど転がった。
「ったく、あたしがチェックメイトって言ったんですから大人しくくたばりやがってくださいよ。あ、紘也くん紘也くん! 大丈夫ですか! 怪我してないですか!」
「ウロ! てことは、今落ちてきたのは……」
黄金の翼を広げて降下してきたウロに、紘也は土煙を噴き続ける地面のクレーターを見やる。その底に体の半分を埋めるようにして女性が倒れていた。
「ケツァ!?」
少女が悲鳴を上げた。女性がむくりと起き上がる。ダメージはあるようだが、女性――ケツァルコアトルはケロリとした様子だった。
「問題ありません。次こそウロボロスを仕留めてみせます」
「あ、いえ、別に仕留めろまでは言ってないんだけど……」
未だ削れない戦意を見せてクレーターから飛び出したケツァルコアトルがウロボロスと対峙する。
と、その時――
「……マスター、ただいま戻りました」
《己ら! 吾を忘れて行くなど酷いではないかっ!?》
竜翼の羽ばたき音と共に、紘也の残りの契約幻獣たちが舞い降りてきた。
「ウェルシュ! いいところに来た。あとついでに山田」
二体で戦えばケツァルコアトルも倒せるはずだ。なんか《ついでか! 吾はついでなのか!》と悲嘆の叫びを上げている幼女は戦力にカウントしない。
「遅くなりました。山田が迷子になっていて探すのが大変でした」
《なにを火竜の雌!? 己だって人間のババアに餌づけされていたではないか!?》
「……ウェルシュは悪くありません。お煎餅が美味しいのが悪いのです。それより――」
ウェルシュはよくわからない言い訳をした後、静かにケツァルコアトルを振り向いた。
「なにをしているのですか、ケツァルコアトル?」
その声に敵意はなかった。寧ろ古い知人と出会ったような、どことなく親しみを感じる声色だった。
「え? なに? ウェルシュ、知り合いなのか?」
「はい。ケツァルコアトルは元マスターの契約幻獣です」
「「はぁ!?」」
衝撃のカミングアウト。紘也とウロが声を揃えて驚愕するのも仕方ないだろう。なぜ父親の契約幻獣が父親ではない少女を主人と呼び、その命令に従って紘也たちと戦っていたのか。
もう意味がわからない。
「今は違いますよ。あなたと同じです、ウェルシュ」
ケツァルコアトルは構えを解き、僅かに微笑みを浮かべた。その雰囲気からは既に敵意や殺意は完全に消失していた。
「え? じゃあ……え?」
ウェルシュと同じということは……紘也はローブの少女を見る。彼女は疲れたような深い溜息を吐くと――
「はぁ、都合よくウェルシュちゃんがいなかったからよかったのに……時間切れね」
ふさり、とフードを取った。
「五年ぶり、お兄」
「なんで! なんで当たらないの!」
苛立った少女の声。ここまで観察してきて、紘也は一つの答えを導き出していた。
――やっぱり、こいつは……。
簡易な儀式魔術で舐めプレイをしているのかと思ったが、そうじゃない。魔力量は確かにドラゴン族と契約できるほど凄まじいようだが、彼女の使える魔術はこれが最高なのだ。
――魔術師としちゃ初心者だぞ。
杖の象徴を利用した〈火の玉〉の術式程度であれば、昔の紘也なら五歳の時には呼吸をするように使えていた。たぶん彼女の年齢からすれば優秀なのだろうが、プロの魔術師を幾人も見てきた紘也からすればたどたどしさが浮き上がって見える。
三つの火球が時間差で飛んでくる。それらを紘也はひょいひょいと左右に跳んでかわした。
「なにかしてるの? ちょっと普通の人間の動きじゃないわよ!」
「ああ。肉体強化、の真似事ってところか」
「嘘ね。あなたは魔術を使えないはず。それとも葛木家に術をかけてもらったのかしら?」
「ある意味で正解だな。俺は葛木に肉体強化をしてもらったことがある」
しかし、それは数週間前――〈アトランティス〉で『黎明の兆』と対峙した時だ。その時の肉体強化の感覚。それとウロボロスのとある特性。それらをヒントに、紘也は少しずつ検証を進めていた。
「魔力操作で俺自身の魔力を〝循環〟させて、肉体を活性化・強化してるんだ。だからこれは魔術じゃない」
「そ、そんなことできるわけないでしょ!?」
彼女の常識ではそうだろう。けれど、紘也はできそうだから試したのだ。実際に今日、肉体強化術のいろはを香雅里から教えてもらったことでほぼ完成に近づいた。
あとは実践で通用するかどうかだったのだが、少なくとも彼女クラスの魔術師が相手だと問題はなさそうだ。
とはいえ、彼女の魔力だけは本物だ。火球に当たれば流石にまずいし、弾切れする前に紘也の体力が尽きる。
「本当だとすれば出鱈目ね。だったら、こういうのはどう?」
少女がなにかの薬草を杖の先端にあてた。今までただの火球だったものが青白く変色し、地面に着弾しても消えずに燃え続けて広がり始める。
どうやらただの儀式魔術とは違う。
「魔女術か!」
呪い、占い、薬草など、魔女と関連づけられる知識や技術や信仰を儀式体系化した魔術全般のことだ。黒魔術や白魔術と言えばイメージし易いだろうか。とにかくできることが幅広く、熟練の魔女ほど手の内を完全に読むことは難しい。
だが、彼女は初心者だ。その意見だけは変化をつけてきた今も変わらない。
紘也は広がり続ける青白い炎を跨ぐように飛んでかわす。
「もうやめろ! こんなことをしてなんの意味があるんだ!」
「意味なら言ったはずよ」
「親父に復讐したいってやつか。あのクソ親父、こんな子供にまでどんな恨みを買いつけやがったんだ!」
懲罰師としていろいろと恨みを買っていることは知っている。父親が制裁した魔術師が彼女の両親かなにかだったのだろうか?
「そうね。あなたが大人しく討たれるって言うのなら、本当のことを話してあげる」
「なに?」
「私は秋幡辰久に恨みなんかないわ」
少女が淡々と告げた言葉に、紘也は瞠目を禁じ得なかった。
「じゃあ、なんでだ?」
父親に対する怨恨ではないのなら、今まで聞いてきた全てが引っ繰り返る。そんな嘘をついてまで、彼女は一体なにをしたいのか?
少女は杖の先に炎を灯す。薬草を混ぜた術式ではなく、単純な儀式魔術の〈火の玉〉だ。
「この火球を受けると約束してくれるなら、喋ってもいいわ」
煌々と燃える炎。初心者にしては大き過ぎる魔力から生成されたそれを受ければ、魔力操作で強化した紘也といえどひとたまりもない。
それでも、知らなくてはいけない気がする。
彼女の本当の理由。紘也個人を狙った理由を。
「……わかった。やれよ」
「正気?」
「ああ」
「熱いわよ? 大火傷するわよ? 下手したら死んじゃうのよ?」
「それが望みなんだろ?」
「……」
紘也の答えは予想外だったのだろう。紘也も自分のことじゃなかったら保身に走って否定していたかもしれない。いや、絶対にそうしていた。
少女はフードの奥から紘也の顔をじっと見詰める。その唇が微かに動き、「馬鹿じゃないの?」と言っていた。
紘也の瞳に揺らぎはない。約束通り、答えてくれたら彼女の攻撃を受けるつもりだ。
もちろん、死ぬつもりはない。肉体強化がなかったとしても、紘也はウロボロスの血のせいで多少回復力が上がっている。一発ならくらっても大丈夫だという計算だった。
その後で、彼女は拘束させてもらう。
次の一言を聞くまで、紘也はそのつもりだった。
「秋幡鈴里……って言えばわかるかしら?」
「――ッ!?」
その瞬間、紘也は杭でも打たれたかのように全身が動かなくなった。そして全てが一つに繋がったような、そんな納得感に口元が緩む。
秋幡鈴里は紘也の母親――紘也が十年前に事故を起こしたせいで今も病院での生活を余儀なくされている人だ。
「そうか。あんた、母さんの関係者か」
「……」
少女は答えない。だが、どこの誰かまで知る必要はない。これは紘也の責任だ。なんで今さらという思いもなくはないが、いつかこうなる日が来ても不思議はないと考えていた。
「だったら、俺は罰を受けなきゃな。やってくれ。抵抗はしない」
「で、でも……」
「なんで躊躇う? それとも抵抗する俺を殺したいのか?」
だとすればなんて嗜虐趣味な少女だ。
「ほ、本当にいいのね? やめるなら今の内よ?」
「くどいぞ」
紘也があまりにも物わかりがいいせいか、少女は戸惑っているように見える。なんか頭を押さえてうなうなと呻き始めたのだが、大丈夫だろうか?
「ええいもう! どうなっても知らないんだからぁあッ!!」
杖の炎が一際輝き、紘也に向けてヤケクソ気味に撃ち出された。
避けようと思えばできる。けれどそういうわけにはいかない。これは紘也に対する罰。こんな炎、あの時の母親の苦しみに比べたら罰になどならないだろう。
それでも、紘也は受け入れなければならない。
両腕を広げ、目を閉じる。
少女の息を飲む気配が伝わる。
火球は――来なかった。
上空から凄まじい勢いで落ちてきたなにかが、火球を掻き消して地面に大穴を穿ったせいだ。
爆発したような轟音が響き渡る。衝撃が紘也と少女を打ち、互いに後ろへ数メートルほど転がった。
「ったく、あたしがチェックメイトって言ったんですから大人しくくたばりやがってくださいよ。あ、紘也くん紘也くん! 大丈夫ですか! 怪我してないですか!」
「ウロ! てことは、今落ちてきたのは……」
黄金の翼を広げて降下してきたウロに、紘也は土煙を噴き続ける地面のクレーターを見やる。その底に体の半分を埋めるようにして女性が倒れていた。
「ケツァ!?」
少女が悲鳴を上げた。女性がむくりと起き上がる。ダメージはあるようだが、女性――ケツァルコアトルはケロリとした様子だった。
「問題ありません。次こそウロボロスを仕留めてみせます」
「あ、いえ、別に仕留めろまでは言ってないんだけど……」
未だ削れない戦意を見せてクレーターから飛び出したケツァルコアトルがウロボロスと対峙する。
と、その時――
「……マスター、ただいま戻りました」
《己ら! 吾を忘れて行くなど酷いではないかっ!?》
竜翼の羽ばたき音と共に、紘也の残りの契約幻獣たちが舞い降りてきた。
「ウェルシュ! いいところに来た。あとついでに山田」
二体で戦えばケツァルコアトルも倒せるはずだ。なんか《ついでか! 吾はついでなのか!》と悲嘆の叫びを上げている幼女は戦力にカウントしない。
「遅くなりました。山田が迷子になっていて探すのが大変でした」
《なにを火竜の雌!? 己だって人間のババアに餌づけされていたではないか!?》
「……ウェルシュは悪くありません。お煎餅が美味しいのが悪いのです。それより――」
ウェルシュはよくわからない言い訳をした後、静かにケツァルコアトルを振り向いた。
「なにをしているのですか、ケツァルコアトル?」
その声に敵意はなかった。寧ろ古い知人と出会ったような、どことなく親しみを感じる声色だった。
「え? なに? ウェルシュ、知り合いなのか?」
「はい。ケツァルコアトルは元マスターの契約幻獣です」
「「はぁ!?」」
衝撃のカミングアウト。紘也とウロが声を揃えて驚愕するのも仕方ないだろう。なぜ父親の契約幻獣が父親ではない少女を主人と呼び、その命令に従って紘也たちと戦っていたのか。
もう意味がわからない。
「今は違いますよ。あなたと同じです、ウェルシュ」
ケツァルコアトルは構えを解き、僅かに微笑みを浮かべた。その雰囲気からは既に敵意や殺意は完全に消失していた。
「え? じゃあ……え?」
ウェルシュと同じということは……紘也はローブの少女を見る。彼女は疲れたような深い溜息を吐くと――
「はぁ、都合よくウェルシュちゃんがいなかったからよかったのに……時間切れね」
ふさり、とフードを取った。
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