3人の勇者と俺の物語
109章 リクとデート♪
ワタルは女神の盾商会の自室で爽やかな朝を迎える。
窓から差し込む日差しは暖かくとても過ごしやすい一日になりそうだ。
ゆっくりと食事を済ませて軽くシャワーを浴びて汗を流す。
今日はリクとのデートの約束だ。
バッツからもらった洋服から昨日のアドバイスに従って少しスポーティなコーディネートを選ぶ。
ワタルは日々の戦いで肉体は絞りこまれ、幾度かの試練を超えてすっかりと精悍な顔つきになっていて、
少しマトモな服装をするとかなり異性の目線を集める色男になっていた。
現にワタルが準備を終えて外に出ようとすると女神の盾商会のスタッフはぽーっっとした表情で挨拶を忘れてしまっていた。
外へ出ても通りすぎるワタルの姿を女子たちがヒソヒソキャーキャー言ったりしている。
イケメンで強くて5人も嫁がいる。うーん。羨ましい。
ワタルが待ち合わせの場所へ行くとちょうどリクも着いたところだった。
バッツの予想通りリクはショートパンツに明るい淡黄色のシャツ。
リクの元気さがよく現れているし、それでいてきちんとおしゃれをしてきているな-って服装だった。
「あ、ワタル。ぴったりだね!」
「そうだね、リクはなんかちょっと雰囲気違くて凄く可愛いね」
リクは突然のワタルの言葉にはにかみながらモジモジしてしまう。
「あ、ありがと。ワタルもかっこいい・・・・・・よ」
ああ、リア充どもがぁ・・・・・・じゃない。ワタルは照れくさそうに頭をぽりぽりかいている。
「そしたら、行こうか」
伸ばされた手を嬉しそうに掴んでリクは元気よく歩き出す。
「今日は私の考えたプランで行くからワタルは僕に全部任せてね!」
「お、ほんとに? 楽しみだな」
二人共本当に楽しそうな笑顔で歩いて行く。
リクは健康的な元気の良い女の子だが、見た目は美少女そのものだ。
よく引き締まった体に大きすぎないスタイルの良い胸。
中性的なかわいさのある顔。
ワタルより頭ひとつくらい低い身長が二人を収まり良く見せている。
綺麗な栗色の髪は日々の戦いで肩ぐらいまで伸びていて女性らしい魅力を高めていた。
ワタルとリクが向かったのは以外にも祭りの中心からは大きく離れた郊外の牧場地帯だった。
屋台でいくつか食べるものを買って食べ歩きながら訪れた牧場地帯。
天候にも恵まれ爽やかな風が吹き抜ける気持ちの良い場所だった。
「あー、いいねー気持ちがいい。こういうのんびりした場所って久しぶりだぁ」
ワタルは旨い空気を胸いっぱいに吸い込んで手足を伸ばしていた。
「ずっと忙しいからねー、ワタルも僕達も・・・・・・」
「でも、次の大陸で最後だね。必ずセイちゃんは助けよう!」
見晴らしの良い丘の上にちょうどいい倒木があったので二人で腰掛ける。
「ありがとねワタル。ワタルのおかげでここまで頑張ってこられた」
「何言ってるんだよ。俺の方こそみんながいてくれたからだよ」
「ねぇワタル。なんでワタルはそこまで僕達にしてくれるの?」
リクが真剣な顔でそう聞いてくる。急に真面目な顔になるリクにワタルはドキリとしてしまう。
「う、うーん。助けたかったから。たぶんほんとにそれだけなんだと思う」
「そっかぁ、ワタルのそういうところをみんな好きになったんだろうなぁ・・・・・・」
リクはワタルの答えに満足がいったような笑みを浮かべる。
「ねぇ、ワタル?」
「ん? どうしたの?」
「僕はワタルのことが好きだよ。なんかちゃんと言ってなかったような気がするから、
こんな関係になっておいてアレなんだけど・・・・・・」
突然の直球にワタルは想像以上に胸を鷲掴みされた。
「う、うん。嬉しいよ。俺もリクのこと好きだよ・・・・・・照れくさいね。へへへ」
リクはじっとワタルの顔を見つめ続ける、ワタルも最初はドギマギとしていたがリクを見つめて、
そっと髪を撫でる。
「リクも髪、伸びたね。最初にあった時より」
「うん、ワタルは短いほうがいい?」
「ううん、今の髪型似合ってるよ」
肩に乗せていた頭を持ち上げてワタルを見上げて目を閉じるリク。
ワタルもそれに答えてそっと口づけをする。
そのまましばらく他愛のない話をしながら馬や牛を眺めながら散歩をして町中に戻ってきた。
「ああいうところも楽しいけど、やっぱりお祭りの雰囲気はいいね」
「確かに。すこし歩いてお腹もすいてきた。夜はお店予約してるから!」
リクはワタルと腕を組みながら嬉しそうにワタルを引っ張っていく。
町中においてもこの二人は美男美女カップルとして目を引く。
それがワタルにあんな事を引き起こすとは・・・・・・
「ここだよー」
リクが連れて来てくれたお店はオープンテラスが広く取られている開放的なお店だった。
「ここは席で火を起こして焼いて食べるんだよ!」
地球で言う網焼きのお店だった。
魚介を中心に新鮮な素材を目の前で焼いて食べる。
外で呑んだり食べたりするのはなぜか気分がいい。
「こういうお店いいね! すごい楽しいよありがと!」
「ワタルにそう言ってもらえると嬉しい!」
ほんとに嬉しそうなリクの笑顔にワタルも自然に笑顔になる。
リクの明るさと真っ直ぐさにはいつも助けられている。
直球な告白もワタルの心にまっすぐと突き刺さっていた。
一緒にいて本当に素直に楽しかった。そう断言できるデートになった。
その後ほろよいの二人は大変に良い雰囲気のままイステポネでゆっくりとお風呂に浸かりそのあと滅茶苦茶・・・・・・
ラブラブしたよ!
窓から差し込む日差しは暖かくとても過ごしやすい一日になりそうだ。
ゆっくりと食事を済ませて軽くシャワーを浴びて汗を流す。
今日はリクとのデートの約束だ。
バッツからもらった洋服から昨日のアドバイスに従って少しスポーティなコーディネートを選ぶ。
ワタルは日々の戦いで肉体は絞りこまれ、幾度かの試練を超えてすっかりと精悍な顔つきになっていて、
少しマトモな服装をするとかなり異性の目線を集める色男になっていた。
現にワタルが準備を終えて外に出ようとすると女神の盾商会のスタッフはぽーっっとした表情で挨拶を忘れてしまっていた。
外へ出ても通りすぎるワタルの姿を女子たちがヒソヒソキャーキャー言ったりしている。
イケメンで強くて5人も嫁がいる。うーん。羨ましい。
ワタルが待ち合わせの場所へ行くとちょうどリクも着いたところだった。
バッツの予想通りリクはショートパンツに明るい淡黄色のシャツ。
リクの元気さがよく現れているし、それでいてきちんとおしゃれをしてきているな-って服装だった。
「あ、ワタル。ぴったりだね!」
「そうだね、リクはなんかちょっと雰囲気違くて凄く可愛いね」
リクは突然のワタルの言葉にはにかみながらモジモジしてしまう。
「あ、ありがと。ワタルもかっこいい・・・・・・よ」
ああ、リア充どもがぁ・・・・・・じゃない。ワタルは照れくさそうに頭をぽりぽりかいている。
「そしたら、行こうか」
伸ばされた手を嬉しそうに掴んでリクは元気よく歩き出す。
「今日は私の考えたプランで行くからワタルは僕に全部任せてね!」
「お、ほんとに? 楽しみだな」
二人共本当に楽しそうな笑顔で歩いて行く。
リクは健康的な元気の良い女の子だが、見た目は美少女そのものだ。
よく引き締まった体に大きすぎないスタイルの良い胸。
中性的なかわいさのある顔。
ワタルより頭ひとつくらい低い身長が二人を収まり良く見せている。
綺麗な栗色の髪は日々の戦いで肩ぐらいまで伸びていて女性らしい魅力を高めていた。
ワタルとリクが向かったのは以外にも祭りの中心からは大きく離れた郊外の牧場地帯だった。
屋台でいくつか食べるものを買って食べ歩きながら訪れた牧場地帯。
天候にも恵まれ爽やかな風が吹き抜ける気持ちの良い場所だった。
「あー、いいねー気持ちがいい。こういうのんびりした場所って久しぶりだぁ」
ワタルは旨い空気を胸いっぱいに吸い込んで手足を伸ばしていた。
「ずっと忙しいからねー、ワタルも僕達も・・・・・・」
「でも、次の大陸で最後だね。必ずセイちゃんは助けよう!」
見晴らしの良い丘の上にちょうどいい倒木があったので二人で腰掛ける。
「ありがとねワタル。ワタルのおかげでここまで頑張ってこられた」
「何言ってるんだよ。俺の方こそみんながいてくれたからだよ」
「ねぇワタル。なんでワタルはそこまで僕達にしてくれるの?」
リクが真剣な顔でそう聞いてくる。急に真面目な顔になるリクにワタルはドキリとしてしまう。
「う、うーん。助けたかったから。たぶんほんとにそれだけなんだと思う」
「そっかぁ、ワタルのそういうところをみんな好きになったんだろうなぁ・・・・・・」
リクはワタルの答えに満足がいったような笑みを浮かべる。
「ねぇ、ワタル?」
「ん? どうしたの?」
「僕はワタルのことが好きだよ。なんかちゃんと言ってなかったような気がするから、
こんな関係になっておいてアレなんだけど・・・・・・」
突然の直球にワタルは想像以上に胸を鷲掴みされた。
「う、うん。嬉しいよ。俺もリクのこと好きだよ・・・・・・照れくさいね。へへへ」
リクはじっとワタルの顔を見つめ続ける、ワタルも最初はドギマギとしていたがリクを見つめて、
そっと髪を撫でる。
「リクも髪、伸びたね。最初にあった時より」
「うん、ワタルは短いほうがいい?」
「ううん、今の髪型似合ってるよ」
肩に乗せていた頭を持ち上げてワタルを見上げて目を閉じるリク。
ワタルもそれに答えてそっと口づけをする。
そのまましばらく他愛のない話をしながら馬や牛を眺めながら散歩をして町中に戻ってきた。
「ああいうところも楽しいけど、やっぱりお祭りの雰囲気はいいね」
「確かに。すこし歩いてお腹もすいてきた。夜はお店予約してるから!」
リクはワタルと腕を組みながら嬉しそうにワタルを引っ張っていく。
町中においてもこの二人は美男美女カップルとして目を引く。
それがワタルにあんな事を引き起こすとは・・・・・・
「ここだよー」
リクが連れて来てくれたお店はオープンテラスが広く取られている開放的なお店だった。
「ここは席で火を起こして焼いて食べるんだよ!」
地球で言う網焼きのお店だった。
魚介を中心に新鮮な素材を目の前で焼いて食べる。
外で呑んだり食べたりするのはなぜか気分がいい。
「こういうお店いいね! すごい楽しいよありがと!」
「ワタルにそう言ってもらえると嬉しい!」
ほんとに嬉しそうなリクの笑顔にワタルも自然に笑顔になる。
リクの明るさと真っ直ぐさにはいつも助けられている。
直球な告白もワタルの心にまっすぐと突き刺さっていた。
一緒にいて本当に素直に楽しかった。そう断言できるデートになった。
その後ほろよいの二人は大変に良い雰囲気のままイステポネでゆっくりとお風呂に浸かりそのあと滅茶苦茶・・・・・・
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