[休止]The#迷走のディフォンヌ
第二十二走 「エリア様鎌の恐怖」
ううう・・・・襲われた気がする。
今考えてみれば、エリア・ローズと言う女は相当積極的な女性なのか・・・?あれ。
今、俺は屋敷で用意された客室で一人きままに休んでいる状態だ。
まっ、これといった進展もないわけであり、携帯を充電したい気持ちは山々なんだけど・・・。
異世界ってのはどうも頭文字の異という字の通り、世界が異なっているので全て同じ道を歩んでるとは限らないんだよな・・・。
「なんかー、色々あったなぁ。」
今考えてみると、一日に色々なことが有り過ぎた。例えば、善蔵とセシュレんと出会って狼に襲われたり。また、エリア・ローズ次期女王候補の右腕であるリリーとも、セシュレん関係で出会って・・・。
まさか、セシュレんが次期女王候補の左腕とは思いもしなかったけど。
後、ユリカさんだっけ。あの人も不思議な人だな。
第一、この世界で和服を着ている人がいるのだ。ユリカは、この屋敷で一人だけ和服を着ている。
まぁ、確かに高格な存在であるというのは分かるのだが・・・・。
「他の使いさんがメイド服でユリカさんだけ和服ってのも雰囲気にあってんのかなぁ?」
すると、ドアの方からノックが聞こえて
「礼司様、お呼びでしょうか。」
と、声が聞こえた。この声は間違いなくユリカさんだ。
「あ、今開けますね。」
ドアを開くと、そこにはチリ取りを両手に縦持ったユリカの姿があった。
「どうされましたか?私を呼ばれたようですが。」
ユリカの目は輝いていた。そんなに、名前を呼ばれて嬉しいのか・・・?
掃除の邪魔だといけないので、とりあえず早く事を収められるようにする。
「い、いえ。大丈夫ですよ。部屋も何不自由としないですし!」
「そうでしたか。それは良かったです!毎日、我々が念入りに掃除を行っていますから!」
何でも完備って奴か。凄いな、異世界って。俺の家なんて暖房は無いわ、扇風機生活だわ、真夏は暑いわ、真冬は厚着だわ、おまけに職はないわで・・・・。
・・・でも、エリア様について一つ気になることがあった。
「なぁ、ユリカさん。」
俺がそう呼ぶと、ユリカさんは「はい、なんでしょう?あ、ユリカで良いですよ」返事をして話に乗ってくれた。
「気になってたんだけど、あのエリアさんの持っていた鎌って何なの?」
「あの鎌ですか。お目が高いですね。あれは、この世で最も恐れられた神龍と言う龍の一種である、『極減龍』と言う龍の最も硬い部分であるハラの鱗を何枚も使って作られた鋼鉄の鎌。言うなれば極減鎌でしょうか。」
「と、いうことはその龍を討伐したん?」
「そういうことになりますね。それがまた、エリア様の戦法が面白くてですね・・・・」
と、話が長丁場になったので省略させて頂こう。ユリカさん自信もエリアさんの話をするのは好きみたいなので、やはり忠誠心はあるんだろうなぁ。っと感じられた。因みに、私はナンパしたわけではないぞ!
「先ほど、というより最初に言いましたよね。『極減龍』と言う龍の最も硬い部分であるハラの鱗を何枚も使って作られた鋼鉄の鎌・・・と。通称エリア様鎌とでも言っておきましょう。」
ユリカさんは正気の目に戻り、鎌の話に戻った。
やはり、雰囲気が変わったので、俺も唾を飲み込んだ。
「言ってましたね。って、エリア様鎌のネーミング・・・。」
そんなネームングには全く触れずにバンバン話を進めていくユリカ様がそこにいた!
「もし、盗もうとか触ろうとか持ってみたい。などと考えているのらよした方がいいですよ。最も硬く、最も重く・・・・人間では一生を体自由に動けなくなります。背骨を折りますよ。」
「え・・・・」
なんて怖い話を聞いてしまったんだ・・・・。でもちょっと待て。なら、エリア・ローズは人間じゃないって事か?俺には大きな疑問が一つ芽生えた。良い機会なので、聞いてみよう。
「と、言うことは・・・エリアさんは人間じゃないということか?」
ユリカは、「ふふ~ん」と微笑むと次のように話した。
「それは、また次の機会にでも話しましょうかね。私は仕事に戻ります。それでは、良い睡眠をおとりくださいまし~」
そう言うと、強引にもユリカはその場を去ってしまった。と、言うよりもいつの間にか日が沈み始めてないか!?俺寝てないぞ!?そう考えると、なんか体がもたなくなってきた・・・。
鍵閉めて横になろう・・。
考えれば、考えるほど頭痛が酷くなるし眠くなる。でもそれを考えると眠れないんだ。
「あぁー!眠い」
俺の一日はようやく終わりを告げるのか。いや、それよりも・・・・。
早くゲームしたい・・・。
今考えてみれば、エリア・ローズと言う女は相当積極的な女性なのか・・・?あれ。
今、俺は屋敷で用意された客室で一人きままに休んでいる状態だ。
まっ、これといった進展もないわけであり、携帯を充電したい気持ちは山々なんだけど・・・。
異世界ってのはどうも頭文字の異という字の通り、世界が異なっているので全て同じ道を歩んでるとは限らないんだよな・・・。
「なんかー、色々あったなぁ。」
今考えてみると、一日に色々なことが有り過ぎた。例えば、善蔵とセシュレんと出会って狼に襲われたり。また、エリア・ローズ次期女王候補の右腕であるリリーとも、セシュレん関係で出会って・・・。
まさか、セシュレんが次期女王候補の左腕とは思いもしなかったけど。
後、ユリカさんだっけ。あの人も不思議な人だな。
第一、この世界で和服を着ている人がいるのだ。ユリカは、この屋敷で一人だけ和服を着ている。
まぁ、確かに高格な存在であるというのは分かるのだが・・・・。
「他の使いさんがメイド服でユリカさんだけ和服ってのも雰囲気にあってんのかなぁ?」
すると、ドアの方からノックが聞こえて
「礼司様、お呼びでしょうか。」
と、声が聞こえた。この声は間違いなくユリカさんだ。
「あ、今開けますね。」
ドアを開くと、そこにはチリ取りを両手に縦持ったユリカの姿があった。
「どうされましたか?私を呼ばれたようですが。」
ユリカの目は輝いていた。そんなに、名前を呼ばれて嬉しいのか・・・?
掃除の邪魔だといけないので、とりあえず早く事を収められるようにする。
「い、いえ。大丈夫ですよ。部屋も何不自由としないですし!」
「そうでしたか。それは良かったです!毎日、我々が念入りに掃除を行っていますから!」
何でも完備って奴か。凄いな、異世界って。俺の家なんて暖房は無いわ、扇風機生活だわ、真夏は暑いわ、真冬は厚着だわ、おまけに職はないわで・・・・。
・・・でも、エリア様について一つ気になることがあった。
「なぁ、ユリカさん。」
俺がそう呼ぶと、ユリカさんは「はい、なんでしょう?あ、ユリカで良いですよ」返事をして話に乗ってくれた。
「気になってたんだけど、あのエリアさんの持っていた鎌って何なの?」
「あの鎌ですか。お目が高いですね。あれは、この世で最も恐れられた神龍と言う龍の一種である、『極減龍』と言う龍の最も硬い部分であるハラの鱗を何枚も使って作られた鋼鉄の鎌。言うなれば極減鎌でしょうか。」
「と、いうことはその龍を討伐したん?」
「そういうことになりますね。それがまた、エリア様の戦法が面白くてですね・・・・」
と、話が長丁場になったので省略させて頂こう。ユリカさん自信もエリアさんの話をするのは好きみたいなので、やはり忠誠心はあるんだろうなぁ。っと感じられた。因みに、私はナンパしたわけではないぞ!
「先ほど、というより最初に言いましたよね。『極減龍』と言う龍の最も硬い部分であるハラの鱗を何枚も使って作られた鋼鉄の鎌・・・と。通称エリア様鎌とでも言っておきましょう。」
ユリカさんは正気の目に戻り、鎌の話に戻った。
やはり、雰囲気が変わったので、俺も唾を飲み込んだ。
「言ってましたね。って、エリア様鎌のネーミング・・・。」
そんなネームングには全く触れずにバンバン話を進めていくユリカ様がそこにいた!
「もし、盗もうとか触ろうとか持ってみたい。などと考えているのらよした方がいいですよ。最も硬く、最も重く・・・・人間では一生を体自由に動けなくなります。背骨を折りますよ。」
「え・・・・」
なんて怖い話を聞いてしまったんだ・・・・。でもちょっと待て。なら、エリア・ローズは人間じゃないって事か?俺には大きな疑問が一つ芽生えた。良い機会なので、聞いてみよう。
「と、言うことは・・・エリアさんは人間じゃないということか?」
ユリカは、「ふふ~ん」と微笑むと次のように話した。
「それは、また次の機会にでも話しましょうかね。私は仕事に戻ります。それでは、良い睡眠をおとりくださいまし~」
そう言うと、強引にもユリカはその場を去ってしまった。と、言うよりもいつの間にか日が沈み始めてないか!?俺寝てないぞ!?そう考えると、なんか体がもたなくなってきた・・・。
鍵閉めて横になろう・・。
考えれば、考えるほど頭痛が酷くなるし眠くなる。でもそれを考えると眠れないんだ。
「あぁー!眠い」
俺の一日はようやく終わりを告げるのか。いや、それよりも・・・・。
早くゲームしたい・・・。
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