俺の高校生活に平和な日常を
第3章 #24「決してそっち(ロリコン)ではない」
 「っ!!」
 イーリスちゃんが放った魔法は梓の脇腹を貫通した。
 「マズい!」
 俺は急いで梓の元に向かった。バードさんも俺の後に続いて向かって行った。
 「おい梓!大丈夫か!?しっかりしろ!」
 俺は梓の上半身を起こし意識を確認した。よく見ると梓の脇腹からは血が流れていた。よりにもよってまた脇腹かよ!と有紗の時のことを思い出しまた自分の無力さに怒りを感じていた。
 「ううっ…」
 どうやらまだ微かにだが意識はあるようだ。だが出血が酷くて苦しそうにしている。イーリスちゃんが撃ってきた魔法は俺に最初にしてきた雷の魔法だった。
 俺は止血をしようと服を捲り上げると出血している辺りに火傷の後が出来ていた。
 「マズいぞ!早く止血しないと」
 「おいクソガキ!それどころじゃねー!」
 「何!?」
 俺が急いで止血しようとしたところでバードさんが慌てるように声をかけてきた。俺はバードさんに言われてふと前を見た。すると俺の目の前にイーリスちゃんがこちらに向かって歩いて来るのが見えた。
 「さて、後はあなただけね」
 「くっ…」
 止血させてくれる時間もなさそうだ。でも早く血を止めないと。
 「クソ!喰らえ、必殺!」
 「お前、必殺って…グワァ!」
 バードさんがツッコミ終わる前に俺はバードさんを鷲掴みにした。
 「バード・ストライク!」
 「ひょえーー!!」
 俺は鷲掴みにしたバードさんをそのままイーリスちゃんに向かって思いっきり投げた。
 「ふん」
 「グベェー」
 しかしバードさんはアッサリとイーリスちゃんに地面にはたき落とされた。だがそれでいい。その一瞬が狙い目だった。
 「おっりゃあーー!!」
 「!!」
 俺はダッシュでイーリスちゃんに向かって飛びかかった。流石のイーリスちゃんも回避することも魔法を撃つ隙もなかった。
 俺は飛びかかったと同時にイーリスちゃんの両手を掴み地面に押さえつけることに成功した。その際に魔法の杖を手放したのも幸いだった。万が一魔法を撃たれればヤバかったしな。
 「くっ!」
 明らかに舌打ちするイーリスちゃん。まんまと一杯食わせてやったみたいだ。
 「ふう。少しだけ大人しくしててもらうぜ!」
 俺はそのまま取り押さえて話をしようと考えていた。イーリスちゃんも最初は必死に抵抗していたが抜け出せないと判断したらしく大人しくなった。
 「まさかそんな趣味だったとはね」
 「イヤ、ちげーから!」
 確かに側から見たら陵辱しているロリコンにしか見えなさそうだが、決してそんな事をするつもりはない事をご了承ください。
 イーリスちゃんが放った魔法は梓の脇腹を貫通した。
 「マズい!」
 俺は急いで梓の元に向かった。バードさんも俺の後に続いて向かって行った。
 「おい梓!大丈夫か!?しっかりしろ!」
 俺は梓の上半身を起こし意識を確認した。よく見ると梓の脇腹からは血が流れていた。よりにもよってまた脇腹かよ!と有紗の時のことを思い出しまた自分の無力さに怒りを感じていた。
 「ううっ…」
 どうやらまだ微かにだが意識はあるようだ。だが出血が酷くて苦しそうにしている。イーリスちゃんが撃ってきた魔法は俺に最初にしてきた雷の魔法だった。
 俺は止血をしようと服を捲り上げると出血している辺りに火傷の後が出来ていた。
 「マズいぞ!早く止血しないと」
 「おいクソガキ!それどころじゃねー!」
 「何!?」
 俺が急いで止血しようとしたところでバードさんが慌てるように声をかけてきた。俺はバードさんに言われてふと前を見た。すると俺の目の前にイーリスちゃんがこちらに向かって歩いて来るのが見えた。
 「さて、後はあなただけね」
 「くっ…」
 止血させてくれる時間もなさそうだ。でも早く血を止めないと。
 「クソ!喰らえ、必殺!」
 「お前、必殺って…グワァ!」
 バードさんがツッコミ終わる前に俺はバードさんを鷲掴みにした。
 「バード・ストライク!」
 「ひょえーー!!」
 俺は鷲掴みにしたバードさんをそのままイーリスちゃんに向かって思いっきり投げた。
 「ふん」
 「グベェー」
 しかしバードさんはアッサリとイーリスちゃんに地面にはたき落とされた。だがそれでいい。その一瞬が狙い目だった。
 「おっりゃあーー!!」
 「!!」
 俺はダッシュでイーリスちゃんに向かって飛びかかった。流石のイーリスちゃんも回避することも魔法を撃つ隙もなかった。
 俺は飛びかかったと同時にイーリスちゃんの両手を掴み地面に押さえつけることに成功した。その際に魔法の杖を手放したのも幸いだった。万が一魔法を撃たれればヤバかったしな。
 「くっ!」
 明らかに舌打ちするイーリスちゃん。まんまと一杯食わせてやったみたいだ。
 「ふう。少しだけ大人しくしててもらうぜ!」
 俺はそのまま取り押さえて話をしようと考えていた。イーリスちゃんも最初は必死に抵抗していたが抜け出せないと判断したらしく大人しくなった。
 「まさかそんな趣味だったとはね」
 「イヤ、ちげーから!」
 確かに側から見たら陵辱しているロリコンにしか見えなさそうだが、決してそんな事をするつもりはない事をご了承ください。
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