アリスの時計
文学

完結:1話

更新日:

アリスの時計

  • あらすじ

     あらすじ
     アリスのお話
     時計屋のウサギとアリスが出てきます。
     
     迷い込んだ先は、なんとうさぎの時計屋でした。
     アリスは壁一面にかかった沢山の時計に、目を回します。
     時計の針も同時にぐるぐる。
     
     人には、人の「時間」があります。
     それは人の生きている時間であり、誰にでも一つ、時計を持っています。
     人は時に、自分の他にも時計を作る人がいます。
     それは兄弟であったり、恋人であったり。
     時間を共有するためにもう一つの時計を作るのです。
     ただし、恋人と別れたりすれば時計は壊れます。
     時たま人は誰かの時間を止めます。
     恋人の気持ちが冷めているのに気付いていながら恋人の時間を止めたりします。
     まだラブラブで互いを思いあっていた時のまま。
     時間を止める。
     気づきたくない時間は誰にでもある。
     でも人は止まったままじゃいられないから。
     未来へ進むために時計を進める。
     貴方に止まった時計はありませんか?

「アリスの時計」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「文学」の人気作品