創造主は暇だったので冒険者になった。
8.
冒険者の仕事を覚えるのに、苦労は要らなさそうだった。受付カウンターの左にあるクエストボードから依頼書を取ってきて、入会の時に使った板に依頼書ごと手を当てる。そうすると受注完了。依頼をこなして帰ってきたら、また板に手を当てる。すると、受注していた間の活動が読み込まれて、依頼を達成していたら報酬を受け取る。これの繰り返しだそうだ。ちなみに、あの板は生体情報読込機というらしい。これは後で気づいたのだが、掌に円に星の魔法陣が刻まれていた。この魔方陣は、冒険者の証明になるらしい。
今日はもう半日しか無かったので、依頼は諦めて適当な装備を揃えたり、ルナに戦闘なんかのレクチャーをしてもらう事にした。装備はそこら辺の鍛冶屋で、一番手頃な剣と胸当て,腰当て,すね当てを買った。次に戦闘練習だが、ルナが良い所があると言うので、そこに行った。
ルナが連れてきた所は、門にでっかく『訓練所』と書かれていた。無料で解放してある施設らしい。中は何も無い広場になっていて、人は俺たちだけだ。
「さあ始めましょうか。私は魔術師ですが、初心者軽剣士に引けは取りません!ビシバシ行きますよ!」
今日はもう半日しか無かったので、依頼は諦めて適当な装備を揃えたり、ルナに戦闘なんかのレクチャーをしてもらう事にした。装備はそこら辺の鍛冶屋で、一番手頃な剣と胸当て,腰当て,すね当てを買った。次に戦闘練習だが、ルナが良い所があると言うので、そこに行った。
ルナが連れてきた所は、門にでっかく『訓練所』と書かれていた。無料で解放してある施設らしい。中は何も無い広場になっていて、人は俺たちだけだ。
「さあ始めましょうか。私は魔術師ですが、初心者軽剣士に引けは取りません!ビシバシ行きますよ!」
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