学園のアイドルに告白されました。
2話
早速2話目を書きました。
最後まで読んでくださいね♡
 いつもよりも早い時間に帰宅した俺は、早速、綺子川 美玲について考えることにした。
 彼女は、容姿端麗であると同時に、性格も良く、クラスメイトだけでなく、学年中の人からの人望が厚い。
さらに、運動神経抜群。陸上部のエースだ。
また、学力も優秀であり、常に学年3位には入っている。 
天は二物を与えずと言うが、二物どころか、三物も四物も与えたような人物こそが、綺子川 美玲なのである。
彼女とはドラマチックな出会いとか、あるわけではなく、ただただクラスが高2で一緒になっただけである。
だからこそ、彼女が俺に告白した理由がわからなかった。
そもそも、綺子川さんはクラスの中心人物で、イケメンの吉田景と付き合っていたと思っていた。
彼も完璧な人物で、成績優秀、眉目秀麗、運動神経抜群という三拍子が揃っている。
もちろんクラスの中心人物だ。
ともかく、どう頑張っても彼女の真意がわからないので、料理でも作って気を紛れさせよう。
俺は家の事情により、一人暮らしである。だから、普段は自炊である。
俺が一人暮らしになったのは理由がある。
俺が中学生だった時の話だ。俺はその頃、少し荒れていた。髪は金髪、ピアスの穴も開け、仲間と楽しく過ごしていた。家にもあまり帰らなかった。だから、シングルマザーで育ててくれた母親の異変に気づかなかった。俺の母親は、俺を養うためにオーバーワークで仕事をしていた。だが、俺は、母親の好意を邪険に振舞っていた。その時、彼女は何を思ったのだろうか。そんなことを考えたこと無かった。
俺が中学二年の年の夏休み。もちろん学校はないので、俺らは学校のOBの家で酒を飲みまくっていた。家には1週間くらい帰らなかった。
さすがに、俺も連絡しなかったのは申し訳ない気持ちはあり、家に帰ったら謝ろうと思っていた。
家に着いた俺は、扉を開け、呼びかけても返事がなかった。
リビングまでたどり着いた俺はそこで、倒れていた母親を見た。
それからはあまり覚えていない。いつのまにか病院にいて、そこで聞かされたのが、意識不明の重体であること。当時バカだった俺は、医者の言っていることがほとんど理解できなかった。ただ一つわかったことは、母親はもう目を覚まさない可能性があることである。
俺は後悔した。なぜこんなことになったのか。俺は母親が嫌いではなかった。学校の先生たちには見捨てられてたけれども、母親だけは味方でいてくれた。
もうなにもかもどうでもよくなった。自殺しようとすら考えていた。
けれども俺は、ある時河川敷で、ある同い年くらいの女の子に出会った。彼女は最初、高校生の男たちに囲まれていた。それを一部始終見ていた俺は、胸くそ悪い気持ちになりながらも、柄にもなく彼女を助けに入った。俺は喧嘩には自信があり、そこらの高校生なら余裕で倒せるであろうと確信していた。
助け出した少女は、しばらく泣いており、俺はボーッと彼女を見ていたら、彼女は顔を赤く染めてお礼を言ってきた。彼女が落ち着いてから、彼女は俺の顔に生気がないことに気づいた。なぜか聞かれたので俺は、全てを語った。初対面のはずなのに、こんなことまで話している自分に疑問を持ったが、静かに話を聞いていた彼女が口にした言葉で、そんな疑問もなくなった。
『あなたが、お母さんのことを信じなくてどうするの。たしかにあなたは間違いを犯したかもしれない。けれども、お母さんはずっと、あなたを信じていてくれたはずよ。だったら今度はあなたが、お母さんが目を覚ますと信じなさい。』
最初は、なんで知らねえ奴に言われなくちゃいけねーんだよって思った。だけど、その言葉が心の奥底に突き刺さり、なぜか、納得してしまった。それから、俺は彼女になにも言わずに走って家に戻った。
おそらく、その時の俺の顔は晴れ晴れとしていたにちがいない。
それから俺は、勉強した。もし母親が起きたら、その時に、自分は変わったんだって、言いたかったから。当時の仲間とも関わらなくなった。測定不可だった偏差値も気がつけば60くらいになっていた。
それから今に至る。
俺は、あの時あった少女にちゃんと感謝を伝えたかった。今の自分があるのは彼女がいたからであるにちがいないから。
遅くなってすみません。色々してたらおくれました。
予想以上に暗い設定になってしまい、自分でも困惑しています笑
さてさて、また次も書く予定なのでぜひぜひよろしくお願いします
設定
北泉博久
 この物語の主人公。
 
綺子川美玲
 博久に告白した学園のアイドル。
 性格良し、頭良し、顔良し、運動神経良しという完璧人間。
吉田景
 綺子川のことを好いている。博久と綺子川とはクラスメイトだが、博久とは喋ったことがない。思い込みが激しい。
 イケメン。性格◎。超人。
どんどん設定は追加していく予定です。
最後まで読んでくださいね♡
 いつもよりも早い時間に帰宅した俺は、早速、綺子川 美玲について考えることにした。
 彼女は、容姿端麗であると同時に、性格も良く、クラスメイトだけでなく、学年中の人からの人望が厚い。
さらに、運動神経抜群。陸上部のエースだ。
また、学力も優秀であり、常に学年3位には入っている。 
天は二物を与えずと言うが、二物どころか、三物も四物も与えたような人物こそが、綺子川 美玲なのである。
彼女とはドラマチックな出会いとか、あるわけではなく、ただただクラスが高2で一緒になっただけである。
だからこそ、彼女が俺に告白した理由がわからなかった。
そもそも、綺子川さんはクラスの中心人物で、イケメンの吉田景と付き合っていたと思っていた。
彼も完璧な人物で、成績優秀、眉目秀麗、運動神経抜群という三拍子が揃っている。
もちろんクラスの中心人物だ。
ともかく、どう頑張っても彼女の真意がわからないので、料理でも作って気を紛れさせよう。
俺は家の事情により、一人暮らしである。だから、普段は自炊である。
俺が一人暮らしになったのは理由がある。
俺が中学生だった時の話だ。俺はその頃、少し荒れていた。髪は金髪、ピアスの穴も開け、仲間と楽しく過ごしていた。家にもあまり帰らなかった。だから、シングルマザーで育ててくれた母親の異変に気づかなかった。俺の母親は、俺を養うためにオーバーワークで仕事をしていた。だが、俺は、母親の好意を邪険に振舞っていた。その時、彼女は何を思ったのだろうか。そんなことを考えたこと無かった。
俺が中学二年の年の夏休み。もちろん学校はないので、俺らは学校のOBの家で酒を飲みまくっていた。家には1週間くらい帰らなかった。
さすがに、俺も連絡しなかったのは申し訳ない気持ちはあり、家に帰ったら謝ろうと思っていた。
家に着いた俺は、扉を開け、呼びかけても返事がなかった。
リビングまでたどり着いた俺はそこで、倒れていた母親を見た。
それからはあまり覚えていない。いつのまにか病院にいて、そこで聞かされたのが、意識不明の重体であること。当時バカだった俺は、医者の言っていることがほとんど理解できなかった。ただ一つわかったことは、母親はもう目を覚まさない可能性があることである。
俺は後悔した。なぜこんなことになったのか。俺は母親が嫌いではなかった。学校の先生たちには見捨てられてたけれども、母親だけは味方でいてくれた。
もうなにもかもどうでもよくなった。自殺しようとすら考えていた。
けれども俺は、ある時河川敷で、ある同い年くらいの女の子に出会った。彼女は最初、高校生の男たちに囲まれていた。それを一部始終見ていた俺は、胸くそ悪い気持ちになりながらも、柄にもなく彼女を助けに入った。俺は喧嘩には自信があり、そこらの高校生なら余裕で倒せるであろうと確信していた。
助け出した少女は、しばらく泣いており、俺はボーッと彼女を見ていたら、彼女は顔を赤く染めてお礼を言ってきた。彼女が落ち着いてから、彼女は俺の顔に生気がないことに気づいた。なぜか聞かれたので俺は、全てを語った。初対面のはずなのに、こんなことまで話している自分に疑問を持ったが、静かに話を聞いていた彼女が口にした言葉で、そんな疑問もなくなった。
『あなたが、お母さんのことを信じなくてどうするの。たしかにあなたは間違いを犯したかもしれない。けれども、お母さんはずっと、あなたを信じていてくれたはずよ。だったら今度はあなたが、お母さんが目を覚ますと信じなさい。』
最初は、なんで知らねえ奴に言われなくちゃいけねーんだよって思った。だけど、その言葉が心の奥底に突き刺さり、なぜか、納得してしまった。それから、俺は彼女になにも言わずに走って家に戻った。
おそらく、その時の俺の顔は晴れ晴れとしていたにちがいない。
それから俺は、勉強した。もし母親が起きたら、その時に、自分は変わったんだって、言いたかったから。当時の仲間とも関わらなくなった。測定不可だった偏差値も気がつけば60くらいになっていた。
それから今に至る。
俺は、あの時あった少女にちゃんと感謝を伝えたかった。今の自分があるのは彼女がいたからであるにちがいないから。
遅くなってすみません。色々してたらおくれました。
予想以上に暗い設定になってしまい、自分でも困惑しています笑
さてさて、また次も書く予定なのでぜひぜひよろしくお願いします
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綺子川美玲
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 綺子川のことを好いている。博久と綺子川とはクラスメイトだが、博久とは喋ったことがない。思い込みが激しい。
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コメント
TaMi
とても面白いです♪
鬼怒川 ますず
結構読みやすくて面白い、今後の展開がまだ読めないのも良いですね。これからに期待
にゃん にゃん
いいゾ〜これ