五つの世界の神になる!?

仁龍と夜影

1章ー2. 頼もしい??仲間と初ギルド

「おいおい嬢ちゃんこれは俺の仕事だぜ?
横入りはよくねーよなぁ?」

なんか良くない雰囲気だ…
嬢ちゃんってことは相手は女だどんな人かわからんが170はあるリーダー格の奴と少し小さい子分8人を一人で相手にするのははきついだろう

「なんですか?私は先週からこの依頼を受けてました!私が初めてと依頼主の人は言っていたのに違うなんて横はいりはあなた達なのでは?自分たちを棚に上げて嘘を付き困らせようとは馬鹿なんですか?アホなんですか?死にますか?」
「な、うぐ、うぐぐ…クソアマめ…俺様を侮辱とはいい気になりやがっておめぇら殺っちまえ!」
「「行くぞ!おらぁぁぁ!」」

名前は分からないが女の方は避けるのでいっぱいいっぱいに見える…
大口叩いておいてあれはねぇ…正直あの子の方が死に行ってる感じだ
知らない人から見れば余裕に交わしてるようにしか見えないだろうが今の俺には分かる…女神様ってすごいんだね…スマホがなった…見るとメッセージアプリ、ローインで私を馬鹿にするなと言わんばかりにドヤついたアプリが送られてきた正直ムカつく…まぁとりあえず気を落ち着かせスタ爆をしておいた

「さてと加勢するか…」

今ならできそうな気がしてならない
剣が今無いので魔法で助けるしかないが…
あとこっちでは
下級の魔法は〜よ来たれ、〜というのが呪文で
〜よ来たれ、〜の力よ〜、〜は上級の魔法の呪文だという。
そして属性は8属性で
火、水、風、土、雷、光、闇、人
火の上級は炎、水の上級は氷、風は天気、
土の上級は自然、雷の上級は電気、光の上級は生物、
闇は召喚、人はそれ自体が上級の魔法になる
全てシャオレさんから聞いたものだ…

「土よきたれ、自然の力よ絡め、アースタングール」

すると地面から土と近くの草が絡み合いリーダー格以外の男達を絡めて動けなくしていく…
試しに上級魔法を使ったが普通に使えるし減る感覚は下級のやつとそこまで変わらない…

「な、なんだこれ!?」「と、取れない…」

リーダー格は他の奴らが動けなくなって隙ができたところを違う魔法をかけてやる

「雷よきたれ、サンダーボール」

「うぐっ!?」

リーダー格の男に高速な雷を圧縮した玉が当たり動かなくなっている
下級の魔法だが普通に強いな…

ざっと30秒といったところか

「女に寄ってたかってみっともないと思わないの?
次そんなことしてたらタダじゃ置かないからな」

僕は全員にスタンガン並みの電気を流して騎士団に突き出すよう近くにいた人に頼んだ…自分でやれば多少はお金が貰えたかもしれないがそれよりも今は女の子だ

「あのさっきは…ぐふぅ!?」
「ご、ごめんなさいです…助けてもらったのについ反射で…」
「う、うん……」

女の子のパンチはかなり重みがありみぞおちにクリンヒットした…めっちゃ痛いよ……

「…と、とりあえず君は?」
「ああ、まだ名乗ってなかったです私はルル・ガルーラと言います。周りにはルルってよばれてます…」
「ルルね…俺は神谷皐月…あー皐月が苗字だから間違えないでね…」
「皐月さんですね!今回は助けていただきありがとうございました!本当は足が震えるほど怖くて…そこに颯爽と現れて助けてくれるなんて昔見た絵本の王子様みたいでかっこよかったです!」

ルルはけっこう顔も整っていて美しいとか綺麗よりも可愛いに属する感じだ…

「あのぉ〜そんなにジロジロ見ないでくださいよぉ…恥ずかしいですよ…」
「あ、ご、ごめん!」
「もぉ〜まぁいいですけれど、あのお礼になにかしたいんですがこのあとって何かありますか?して欲しいことも教えて欲しいです」
「まぁ別に何もこのあとは無いよ…まぁして欲しいというかギルドとかこの街を案内してほしいなまだ来てばっかだから…」
「分かりましたですじゃあ行くです!」
「う、うん…」

僕はルルに引っ張られついていく…
ルルは見た感じ中一くらいの背丈で僕と並ぶと妹にしか見られないレベルだ。僕が170くらいだから彼女は150とかそんなもんだろうほかの知らない人から見ると妹に連れられている兄という和むようなシチュエーションだ
ルルは僕を引っ張りながらだ半端ない力を持っているって誰でも感じるだろ…ルルは僕を見て何度もニコッって笑う可愛すぎる…この後も食べ物屋さんや宿屋、武器、防具屋など説明しながら街を回った…

「ここが二アトス国のギルドです」
「へぇここがギルド、ギルドといえど国のものだからなのか?想像としていたものよりも大きいな…」

ルルが教えてくれたギルドは三階建てで看板に二つの剣が交わる普通の看板があるだけだがでかい。
ルルの説明では1階がモンスターの買取や金、銀、宝石類の買取をしているところで2階がギルドになっており依頼を見つけたり冒険者登録をする場所で3階はみんなでゆっくりする冒険者専用のカフェスペースのような場所らしい僕がなぜここに案内して欲しかったのかというと今はシャオレさんの城にいるが今後は冒険者を職業として生きていこうかなと思ったが文字が読めないため人を探していたのである!

「ルル、ちょっと聞きたいんだけれど冒険者登録って誰にでもできるの?」
「基本的には誰でもできますよでも例外があってあまりにも年が低いだとか戦闘能力が全然無いとかだと出来ませんよ」
「じゃあ俺もなれるか分からないのか…ルルってさそーいえば冒険者なの?」
「いえ、冒険者登録してませんから違います私はそこら辺の商人とかの依頼の仕事をやってるだけですから
あと皐月さんならなれると思いますよ」
「じゃあ僕これから登録するけどさ一人じゃ心細いしいっしょに登録してパーティ組まないか?」
「パーティですか!やりましょ!ぜひとも組みましょ!じゃあ早く登録しに行くです!」

この子も一人だったから登録してなかったのかな?
まぁあの子はゲームキャラでいう武闘家に近いだろう僕が魔法メインにすればまぁある程度は戦えるかな?
まぁ登録しないと始まらないしな登録しますか…
僕達は1階を通り過ぎ2階のギルドに向かう。

「いらっしゃーい!あれあれ?二人はギルド初めてかな?」
「あ、はい…ちょっと冒険者登録をしたくて来ました」
「そうかそうかじゃちょっと待っててね。あー私はギルド職員のスピカよろしくね」
「あ、はい…」

僕が言い終わる前にスピカさんは奥へと行ってしまった
そしてすぐに戻ってきた…

「うーんとね登録の方なんだけれどルルちゃんは最近色んな依頼をこなしてるって聞いてるからいいんだけれど君はまだ何もわからないから今ギルド長が腕を見てくれるって…言っとくけれど舐めてかかるとやばいから気をつけてね!」
「あ、はい……」

何なんだあの人は気をつけてねと言ってもかなり笑いながら言っていたほんとに気をつけさせる気あるのだろうか?
まぁギルド長だ舐めない方がいいだろうまぁ魔法の試し打ちには最適だな…
そんなことをおもってるとスピカさんはギルドの裏のギルド長の所に案内してくれるというギルドを出て裏に回ると軽いアリーナらしきものがあった多分ここで戦うんだろう…ルルは戦うところを見たいからと付いてきた

「あのスピカさん?ここって魔法は使っても被害とかは?」
「あー魔法ね上級魔法を打ってもびくともしないから遠慮なくやっていいよ?」
「分かりました」

そんなやり取りをしていたらもうアリーナについた
かなりワクワクしてきている某アニメのワクワクすっぞって言いたくなるくらいだ。
アリーナの中はローマの闘技場を感じさせる雰囲気で好きか嫌いかというと好きなタイプだ…
スピカさんはそこにある木で出来た武器をなんでも使っていいという
僕はその中から二つの剣を手に持った長剣と短剣だまぁ持ちやすいというのと昔から剣は両手剣の方がカッコイイというイメージがあったからだ。
僕は剣を両手に持ったら目の前の扉を開き今から始める戦いに気を引き締めた

「おぉ君が新しく冒険者に登録したいという男か…強そうには見えんなまぁ、人は見た目ではないこのギルド長であるドゥーベが相手になる私に本気で来い」
「本当にいいんですね?」
「私を負かす気か?ははっいい心意気だでもそう簡単には負けんよ、しかしその剣の組み合わせは初めて見るな自己流か面白い男だ名は?」
「僕は神谷皐月と言います、皐月が名前ですがね」

ギルド長のドゥーベさんは見た目は30代後半と言ったところだが筋肉もりもりだ、殴り合いになったら負けるであろう…でも距離を持って相手すれば問題はないかな?
負けることはないと思う。剣は使う気無いしな
そこにスピカさんが来て審判をしてくれるそうだ

「二人ともよろしいですね?」
「「コクッ」」
「ではよーい始めっ!」

スピカさんの合図とともにぼくは後ろに飛び距離をとった

「皐月よそれじゃ剣が届かんぞ?私に怖気づいてとち狂ったのか?」
「違いますよ?」
「なに?まさか…剣を持っていながら魔法使う気なのか?」
「ビンゴ、正解です」

「風よきたれ、天気の力よ地の渇きを癒せ、レイン!」

これは雨を降らせる魔法だ使いたい魔法の呪文がすぐに頭に浮かんでくるのは本当に助かる…雨だから水魔法かと思ったら天気の部類に入るとは…

「上級魔法とは凄いが、ははっ全然攻撃になってないぞ!今度は私から行かせてもらう!」

「雷よきたれ、サンダーボルト」

僕はこっちに向かってくるドゥーベさんのしたに出来ている水たまりに雷の魔法を打った…先手必勝!

「ぐはっ!電気が…体を走る、体が動かん…皐月よ強いんだな…」

なんか変だがドゥーベさんはそ言うと倒れてしまった…と思ったが…

「まだまだだよ。ははっ私の靴は雷耐性がついているから致命的な攻撃にはならないよ多少は痺れるが問題ないさ」

やはりか…なんか嘘臭かったしな。
ならこれでも立ってられるのかな?

「雷よきたれ、電気の力よ虎となれ、ぬえ!」
「火よきたれ、炎の力よ鳥となれ、鳳凰ほうおう!」
「水よきたれ、氷の力よ龍となれ、氷龍ひょうりゅう!」
「土よきたれ、自然の力よ亀となれ、玄武げんぶ!」

僕がそう詠唱するとドゥーベさんを中心に四方向にすべて巨大の電気でできた虎と蛇の鵺、炎でできた鳥の鳳凰、氷でできた龍の氷龍、土と草でできた亀と蛇の玄武が出てきた…

「こ、これは見たこともない魔法だ…一つでもかなりの魔力量が必要となるに違いないのに四つも上級魔法を操るなんて…ははっ私の負けていいだろうこれを見て戦おうとは思わんよ皐月君は面白いギルド長である私に手も足も出させないとは…よし、当然だがこの後魔力を復活させに魔力草を飲んでから登録するがいい
あとギルド長を倒したとしてギルドカードにギルドバスターのハンコを押しておこう…これで色んな配偶があるからな私は初めて押すんだがなというか君以外ギルド長を倒したのは英雄のアレキサンダーしかいないから当然なんだがまぁいい後で説明を聞くといい」
「あ、はい…あと魔力草?いらないです多分…」
「遠慮入らないぞあんだけ使えば魔力枯渇ギリギリだろ?」
「いえまだ10分の2くらいしか減ってませんしもう回復してきているんで」
「な、なんだと…あんだけ使っておいて10分の2だと相当な魔力量だ。しかしおかしいな魔力回復魔法なんてないんだがな……ははっやっぱり皐月くんは面白い!ならスピカ、スグに登録してあげなさい」
「は、はい…」

僕はルルを呼んでギルドに戻ったその最中スピカさんとルルにその魔力量凄すぎて異次元ですよ…と引きつった顔で言われた。
凄いのはあの駄女神だからなーあと魔力回復もあいつの仕業だろう…腐っても神様ってことかなぁと思ったときコラっと怒っている女神様の声が聞こえた気がした…気がしただけだ…多分スマホがなったが聞こえない振りして電源を切った…
そうこうしているうちにギルドの受付に着いて、スピカさんに冒険者登録をしてもらう

「この板に手を触れてください」
「あ、はい」

この板は診断板ダグノシスボードと言ってその人のステータスなどを表示してくれるものでそのままギルドカードにコピペしたかのように現れるギルド専用の魔道具らしい…
ちなみに冒険者はランク付けがあり一番したから行くと黒色→灰色→白色→紫色→青色→赤色→銀色→金色となっている
手で触れて10秒くらいでまず診断板に表示され、そっから10秒またかかりギルドカードに表示された…
これで僕のギルドカードの完成だ。僕は最初から紫色になっていてギルドバスターのハンコが付いている。僕ができたあとすぐに黒色のルルのも出来たのでスピカさんに言ってパーティにしてもらった。(ちなみに僕のができた時スピカさんは魔力量と攻撃力が最高の100を超えていて呆然としていた…)
パーティにしてもらうと言ってもギルドから配布される腕輪を好きな色選んで貰い付けるだけだった…僕達は白と赤の二色のを付けてみると一瞬光り、自分の腕に自動で調節された…色は日本っぽくて悪くは無いな…

「皐月さん!これからよろしくお願いします!」
「うん!ルルもよろしくね!」
「よし二人とも冒険者登録もパーティ登録したし頑張って!」
「はい!」「はいです!」

僕達はそのあと2日後会う約束をしてギルドをでて分かれた…

「今日は色んなことあったな…」

そろそろスマホの電源を入れてみようか?僕はスマホを取り出し電源を入れてみるとローインが999でもう表示されなくなっていた…

「どんだけ送ってるんだよ…」

ローインを開くと、最初はドヤついたスタンプを連打していたがだんだん怒り始め最終的には泣きスタを連打して終わっていた…電話も10件も来ていた
少し放置しすぎたかもしれないのでごめんなさいとスタンプを押しておいた
そんな事をやってるとシャオレさんの家に着いてしまった時間的にはまだ3~4時くらいだまぁかなり外にいたがいろんなことを知れてよかったと思う
シャオレさんの家の前には兵士がいたが僕は顔パスらしいすぐに通してくれた
家の中に入るとシャオレさんがいた…

「おぉ皐月君、ギルドで登録してきたらしいなドゥーベから聞いたぞドゥーべを倒すとは流石だな!」
「いえ、ドゥーベさんが手を抜いてくれたからですよ!…ドゥーベさんが本気で肉弾戦に持ち込んで来ていたら負けていたと思いますし…」
「いやそれでもすごいと思うぞ?あいつの二つ名知っているか?」
「二つ名?」
「そうだ、ギルド長や銀ランクは二つ名を持っている。ドゥーベは剛腕だ」
「剛腕…ドゥーベさんにはピッタリですね…」
「うむ。まぁ二つ名が付くということはかなりの腕がないといけないからなだからドゥーベを倒した君は凄いんだよ」
「そうなんですね…」
「まぁ君ならすぐに銀ランク冒険者になれると思うぞ?その時は私が二つ名を考えてやるぞ?」
「ははっ…その時はよろしくお願いしますし、金ランクまでなれるように頑張ります…」
「うむ。がんばってくれ!そうそう忘れておったがあとでセイルズを向かわせるから私の部屋に来てくれ」
「はい分かりました」

そ言うとシャオレさんは自分の部屋へと行ってしまった何だろうか?僕は怒られたくないなと思いながらも用意してもらった部屋へと行きパソコンを元の大きさにして開いたそしてかるく前の世界がどうなっているか見たあと意識が薄っすらとして眠りについた…

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はい!みなさんこんばんは!こんにちは!
おはようございます!
仁龍と夜影です五つの世界の神になる第二弾
ということで新しいキャラとギルドのことに
ついてのお話です!
まだね第1弾も注目されてないんですけれど
週1定期てきに出していこうと思います!
応援よろしくお願いします!

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