五つの世界の神になる!?
1章ー4.ケンカと仕事で大波乱!?
「はぁ…やっと終わった。」
「はい。やっと終わりましたね…というか皐月さん?何故ストラボックス使えることを教えてくれなかったのですか!それを使えば一瞬でしたのに…」
「……おっしゃる通りです。何もいえないっす…」
「皐月さんも苦労してるんですね…」
「ルルさんの件もです!何故婚約するのに女性を入れるのか分からないです!」
「それはルルと近い方が冒険しやすいしいいかなってあともう一人増えるってちゃんと報告したよ僕は。
しかもルルは女性だけど好きとかじゃないし一人の仕事仲間として受け入れるつもりだったんだよ?」
「…んもう!皐月さんのばかぁぁぁぁっ!知らない!」
ローゼは引越し早々すねて引きこもった…
沸点の低い子供みたいだ…いやまだ13って言ってたか子供か。
こ言う時はどうすりゃいいんだ?ルルも分からないのかオロオロしている…ってか助けろよ駄女神…とか思っていると…神様は来ない。使えないなー結構マジで…
するとベネトナシュさんという天使が舞い降りた…
ベネトナシュさんはセイルズさんが送ってくれたメイドの一人ですぐ泣くが一流らしい。呼びずらいのでナシュさんと呼んでいる…手には袋を持っていてなになに…耳を貸せって?なんだろう
「皐月様これを持ってローゼ様のところへローゼ様の好物、「ピピケット」が入っていますので…」
「ありがとうナシュさん…」
「いえいえ…それでは戻りますので」
やっぱり有能なメイドは違うな好物まで知っているとはある意味弱みを握られている感じだ
まぁそれはそうと僕はローゼの部屋へと急いだ…
ローゼの部屋は2階へ続く階段を上ってすぐの部屋だ。
下にも部屋はいくつかあるが寝室は上の方がいいと言うのでみんな2階にある。
コンコン
「はい…なんですか?」
「ローゼちょっといいか?」
「皐月さんですか、いえ、ダメです」
えぇ…即答かよでもすぐピピケットは使わないで少しじぶんで頑張るか
「ローゼ?ここで言うから聞いてくれ」
「……」
「ルルのことはちゃんと伝えてなくてごめん…
仕事仲間としてでもローゼ以外の女性を住ませるのは嫌だよね。僕もローゼが僕以外を連れてきたらすごく怒ると思う。本当にごめん」
ガチャ…
「顔を上げてください…私も少し血が登りすぎてました。私は皐月さんのお嫁さんになりたくて…でも昨日の今日で女の人を連れてきたから奪われるんじゃないかって怖くて…私ってダメな女ですね……」
「ダメなんかじゃないよ。ローゼはかわいいし、僕より年下なのに僕よりちゃんとしててすごいと思う…それなのに僕はローゼのこと考えず行動して傷つけてた。僕がダメなんだよ…」
「皐月さんだってダメじゃないです。カッコイイし、人のためなら優しいし今回のルルさんだってなにか事情があっての事だと思います。ルルさんとは一緒に住みましょうまぁたくさん寝室を作った訳ですからさほど問題はないかと思いますし。最後に一つ質問しても良いですか?」
「うん。良いよ」
「ルルさんのことは好きじゃないんですね?」
「うん。ルルは仕事仲間だしそいうのはない」
「分かりました」
ニコッと笑顔になり抱きついてくる…おぉっとさっきまでの怒りがどっか行っちゃったな…しかしかわいい。
僕はこの世界に17で来たからルルは妹のような感じがある…
「あ、そうだローゼ?これ持ってきたんだけど…」
「何ですかこれ?」
「はい、ピピケットだよ」
ローゼの顔はさっきよりも明るくパァーっと花を咲かせたようだ。
ピピケットを渡すとリスみたいに食べててとてもかわいい…気の強いかなと思っていたけどそうでもないらしい僕も気をつけなきゃな。
僕はローゼと一緒にルルのところへと向かった
「皐月さんにローゼさん私のせいですいません…私やっぱり一人で暮らすです」
「いやルルここに住んでいいよ?ローゼは少しルルにヤキモチ焼いていただけだったから」
「ルルさん!絶対に皐月さんは渡さないです!二人で共有なら認めますが婚約は私が先です!」
「うーん考えて置くです」
「え、共有ってなんの話?」
二人は僕の話すら聞かずニコッとしながら目は笑ってないし逆にバチバチ火花散ってますよ!?
はぁ…先が思いやられるよ……
~次の日~
「皐月さんそろそろギルドの依頼を受けませんか?」
「ルルかあーそうだなお金も稼がないといけないしな…
あ、」
「…どうしましたぁ?」
「僕、文字読めない…」
「え?…嘘ですよね????」
「☆本気☆だよ?だから依頼はルルが決めてよ紫の魔獣依頼は頼めるんだからそれでも言いし」
「……分かりました。」
僕らはローゼに依頼を受けに行ってくると一言いいギルドに向かった
「いらっしゃい」
「久しぶりですスピカさん」
「おぉー皐月君にルルちゃん久しぶり!なかなか来ないから病気かなって思ってたんだよー!でもその見た目だと準備してたのかな?」
「まぁ色々あったんですけど家、引越ししたんですよ…」
「あーあれってホントだったんだー!」
「「え?」」
依頼ボードを見てたルルも同じ反応をした…
どうなってんだ?
「皐月さんさー今度婚約するんでしょ?王族のローゼ姫と噂には聞いていたけれど違うと思ってたんだけどなーカッコイイから狙っていた人は多かったけどルルちゃんがいて出来てるって噂もあったんだよー?私も狙ってたしね。まぁ本当ならしょうがないな…」
「まぁルルとは何も出来てないですけどね…まぁルルとも一緒に住んでるから僕らが今度依頼以外でギルドに来なかったら病気だと思いますよ」
「二人一気に婚約するの?それはそれは女好きだねー」
「婚約はローゼだけです…ルルとは仕事仲間ですから」
「そっかーまぁ依頼の仕事してくるといいよ稼がなきゃだしね!」
「はい…じゃそれでは。」
スピカさんと喋っていると圧倒されて、ペースを持ってかれる。ギルド職員凄いな…いやスピカさんが凄いのか?まぁいいや
僕はルルの元に近寄りどの依頼にするか聞いてそのまま初仕事になった…
ルルが選んだ依頼は、ラビットタイガー…僕がこっちの世界に来たばっかに出会った魔獣を5体倒すという依頼だった
ラビットタイガーは速いが攻撃が飛んできて爪で引き裂くことしかしないので紫魔獣指定らしい…
依頼はここアルナイル王都からちょっと離れた村に出たヤツなんだが移動がめんどくさい。まぁこのために二ついい魔法を用意してあるんだよね
「ルル?あのさぁここの村のことって知ってる?」
「はい!前に行ったことがありますので」
「なら思い浮かべてくれないかな?」
「分かりました……はい思い浮かべましたよ」
…メモリー!
僕が魔法を唱えるとルルの思い浮かべているむらのイメージが伝わってきてその次に好きという感情も流れてきた…ルルも好きなやついるんだーと思いながらルルの肩を叩いてもういいよという…
「何をしたんですか?なんか頭の中を見られてるように感じました」
「いや思い浮かべていたことを共有したんだ」
「え…その時思っていた感情も?」
「う、うんまぁぼんやりとするけどね…そ、その誰が好きなのかは聞かないよ」
カァァァ~!
ルルはみるみる顔が真っ赤になっていく…そして小声で
「皐月さんの鈍感……」
「え?僕がどうした?ちょっと聞こえなかった」
「教えませんよ!」
まぁいいや時間がもったいないしすぐ飛んで行くか
ゲート!
すると目の前に某アニメで見たことのある形の白い扉が現れた…
ガチャ
開けるとルルが思い浮かべた村か分からないくらい地獄と化していた
「キャー!」「う、うわぁ!」「もう終わりだ…」
みんな口々に逃げている…ルルと僕は急いで村に行きゲートを閉めた被害が王都に移ったら大変だからだ…
村は本当に酷く、家は燃え、人は逃げ、泣き悲鳴をあげていた…
「ラビットタイガーのせい…では無いよな」
「はい!原因はアレですね…」
ルルは上空を指さした…そこにはドラゴンが3匹にひと回りくらいでかい青いドラゴンの計4匹とひと回りでかいドラゴンに一人の若い男が笑っている
「ぎゃははははは!我を見下していた者が我を恐れてどんどん逃げていくぞ!無様だ!このまま我がこの世界の王になってしまうか!ぎゃははははは!」
何言ってんだろ…たかがドラゴン4匹でこの世界を侵略とか出来るわけがない
今ここでやっちゃうか面倒だし
「ルル、あれ倒すぞー」
「え?」
「だからあそこの4匹と一人倒すって」
「あのぉワイバーン3匹でも青ランク指定でランクオーバーなのに成獣化した竜の一匹青竜は赤ランク指定で私たちでは負けるのが目に見えてますよ?」
「マジかーでもそっちの方が燃えるわ」
「はぁ…分かりましたよ」
「あーでもルルは戦わないで逃げ遅れた人を助けてルルの武器、闘拳はあの硬そうな鱗は相手にできないだろうから僕が戦うよ。しかも死ぬかもしれないのにルルには戦わせらんないよ。ルルは僕にとって大切な人なんだから」
「た、大切…わ、私がんばりましゅ…」
噛んだ…いや可愛いんだが気を引き締めないと死ぬと思うけどまぁそんな心配を思っているとルルは近寄ってきて
「私も皐月さんは大切な人ですよ」
といい走っていった
「大丈夫かな~?まぁ向こうも僕を大切な仲間って思ってくれてて良かったな…」
まずこの火を消すしかないな…
風よきたれ、天気の力よ地の渇きを癒せ、レイン!
水よきたれ、ヨルムンガンド!
僕は雨を降らし、氷龍の劣化版のヨルムンガンドを走らせ火を消していった人は襲わないように操っているのでそこは心配ない
火を消し終わるとドラゴン4匹がギャアギャアうるさいので氷竜を4匹出しておくってか意思を持たないのになぜ僕の氷竜は声を出すのか不思議なんだよな…まぁさっさと出すか…
水よきたれ、氷の力よ龍となれ、氷龍!
僕は一気に氷の龍を4匹作り出したそして1匹に土魔法で乗るところを作り、その龍に乗り敵の前に出ていった…
「誰だお前私の邪魔をするのか!?」
「まぁするしかないよね。だってみんな困ってるし」
「そんな氷でできた龍など私のワイバーンと青竜には勝てるわけないだろう!お前らやってしまえ!」
ギャアァァァッ!!ギュアァァァァ!!
とてもうるさいんだが…うちの氷龍ちゃんも対抗して言ってるのでやめろとも言えない…
まぁ氷龍だけだと向こうの攻撃が火のブレスとかだと負けちゃうもんなーまぁそしたら鵺でも出せばいいか。
向こうのワイバーンが攻撃を仕掛けてきた。やっぱりブレスかードラゴンって上手いんだろうかやばい食べてみたい…人は欲望には勝てないのだ。まぁあまり傷つけずに倒すと決め氷龍を動かす
「Aは反対側にBは右にCは左に行って取り囲めD、お前らって鳳凰の隣でも溶けたりしないか?」
「ギャア」
人の言葉もわかるとか意志はあるのか?訳分からんまぁ溶けないなら作るか早くしないと氷龍が負ける気がするまぁこっちも吹雪のブレスで対抗はしてるから弱くなっているんだよね相手も
火よきたれ、炎の力よ鳥となれ、鳳凰!
また4匹だしA.B.C.Dで分かれて囲んでもらった…
鳳凰は相手のブレスの相殺を頼んだそのあと氷龍がブレスで攻撃をするって訳でドラゴンはどうにかなる
僕はD氷龍とD鳳凰だけは周りのヤツよりも魔力を使いひと回り大きくしておいたまぁ青竜を倒すためなんだがその前に乗ってるやつをどうにかしないとな
今は地上からかなり離れているから土魔法はやめておいた方がいいなじゃこれかな?
アブノーマリティ
僕が一言いうと乗ってるやつが苦しみ始めた
これは人魔法で状態異常を引き起こす魔法…今回は毒とめまい吐き気の三つだまぁ痛みがあるけど死に至る訳では無いので結構使える魔法だ
「お、おまえ…私に、な、何を…したんだ…」
「教えてあげる分けないじゃん?それよりもさ引いてくれないかな?もうあんたのワイバーンは倒しちゃったしその青竜だって弱ってきてるんだから諦めたら?」
「いやだ…絶対に、あいつらを…見返すんだ!」
「そっかー残念だ。じゃもう終わりにしようか」
僕はそういうと氷龍から飛び一言いうと大剣が出来ていたそれは普通より鋭く竜の頭を抵抗も無しにスパッと斬ってしまった
そのまま僕は落ちていく竜の身体の上にいるやつを掴み氷龍に飛び写ったそのあと人に揉みくちゃにされながら捕まえたヤツを騎士団に渡しまぁ一件落着
むらの人からは感謝しきれないだの神様とか色々言われたがワイバーン1匹と青竜1匹もらって帰った残りのワイバーンはいらないと言ったらみんな泣くほど感謝してくれてこっちとしても嬉しかった。ルルの方もそこまで逃げ遅れた人は居なかったらしいが子供とかもいたので物凄く感謝され若干押されていた…
そのあといるかどうか分からなかったがラビットタイガーを探したところ少し離れた所に集団で集まっていた…
「5体かいや2倍近くいるんじゃないか?」
「そうですね…一人5体ずつでタイムアタックしませんか?」
「いいね、よしやろう!」
「「よーい」」
「「どん!」」
ルルはものすごいスピードでラビットタイガーの使えないお腹部分を狙ってアッパーを繰り出して次々に倒していった。
僕も負けてらんないので土属性の魔法で顔を覆い5体一気に窒息させて倒していった
当然僕の圧勝だ…
「皐月さんってば一気に倒すなんて卑怯です!」
「僕は武器ないから魔法だし一回で済ませた方が使う魔力を少なくなるし良いんだよ…大人気なくてごめんねなんか。ギルドに申告しに行ったらなにか買ってあげるから許して」
「良いですよ…じゃあ戻ったら買い物に行きましょうね!」
「うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!すいませんみなさんまぁまだ読まれてる
方は少なくて泣けてくるんですけれど
こんばんは、おはよう、こんにちは、
仁龍と夜影です!第4話です。少し遅れてしまい
すみません今度から気をつけます!
まぁ冬休みに入って僕も彼女と一緒に
クリスマスは過ごすんで暇じゃないしかも受験生
…死亡ですねw
まぁまだまだ始まったばかりですけれどこの
いつセカもどうぞよろしくお願いします!
次回は召喚魔法行きたいと思います!
それではまた来週~(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
「はい。やっと終わりましたね…というか皐月さん?何故ストラボックス使えることを教えてくれなかったのですか!それを使えば一瞬でしたのに…」
「……おっしゃる通りです。何もいえないっす…」
「皐月さんも苦労してるんですね…」
「ルルさんの件もです!何故婚約するのに女性を入れるのか分からないです!」
「それはルルと近い方が冒険しやすいしいいかなってあともう一人増えるってちゃんと報告したよ僕は。
しかもルルは女性だけど好きとかじゃないし一人の仕事仲間として受け入れるつもりだったんだよ?」
「…んもう!皐月さんのばかぁぁぁぁっ!知らない!」
ローゼは引越し早々すねて引きこもった…
沸点の低い子供みたいだ…いやまだ13って言ってたか子供か。
こ言う時はどうすりゃいいんだ?ルルも分からないのかオロオロしている…ってか助けろよ駄女神…とか思っていると…神様は来ない。使えないなー結構マジで…
するとベネトナシュさんという天使が舞い降りた…
ベネトナシュさんはセイルズさんが送ってくれたメイドの一人ですぐ泣くが一流らしい。呼びずらいのでナシュさんと呼んでいる…手には袋を持っていてなになに…耳を貸せって?なんだろう
「皐月様これを持ってローゼ様のところへローゼ様の好物、「ピピケット」が入っていますので…」
「ありがとうナシュさん…」
「いえいえ…それでは戻りますので」
やっぱり有能なメイドは違うな好物まで知っているとはある意味弱みを握られている感じだ
まぁそれはそうと僕はローゼの部屋へと急いだ…
ローゼの部屋は2階へ続く階段を上ってすぐの部屋だ。
下にも部屋はいくつかあるが寝室は上の方がいいと言うのでみんな2階にある。
コンコン
「はい…なんですか?」
「ローゼちょっといいか?」
「皐月さんですか、いえ、ダメです」
えぇ…即答かよでもすぐピピケットは使わないで少しじぶんで頑張るか
「ローゼ?ここで言うから聞いてくれ」
「……」
「ルルのことはちゃんと伝えてなくてごめん…
仕事仲間としてでもローゼ以外の女性を住ませるのは嫌だよね。僕もローゼが僕以外を連れてきたらすごく怒ると思う。本当にごめん」
ガチャ…
「顔を上げてください…私も少し血が登りすぎてました。私は皐月さんのお嫁さんになりたくて…でも昨日の今日で女の人を連れてきたから奪われるんじゃないかって怖くて…私ってダメな女ですね……」
「ダメなんかじゃないよ。ローゼはかわいいし、僕より年下なのに僕よりちゃんとしててすごいと思う…それなのに僕はローゼのこと考えず行動して傷つけてた。僕がダメなんだよ…」
「皐月さんだってダメじゃないです。カッコイイし、人のためなら優しいし今回のルルさんだってなにか事情があっての事だと思います。ルルさんとは一緒に住みましょうまぁたくさん寝室を作った訳ですからさほど問題はないかと思いますし。最後に一つ質問しても良いですか?」
「うん。良いよ」
「ルルさんのことは好きじゃないんですね?」
「うん。ルルは仕事仲間だしそいうのはない」
「分かりました」
ニコッと笑顔になり抱きついてくる…おぉっとさっきまでの怒りがどっか行っちゃったな…しかしかわいい。
僕はこの世界に17で来たからルルは妹のような感じがある…
「あ、そうだローゼ?これ持ってきたんだけど…」
「何ですかこれ?」
「はい、ピピケットだよ」
ローゼの顔はさっきよりも明るくパァーっと花を咲かせたようだ。
ピピケットを渡すとリスみたいに食べててとてもかわいい…気の強いかなと思っていたけどそうでもないらしい僕も気をつけなきゃな。
僕はローゼと一緒にルルのところへと向かった
「皐月さんにローゼさん私のせいですいません…私やっぱり一人で暮らすです」
「いやルルここに住んでいいよ?ローゼは少しルルにヤキモチ焼いていただけだったから」
「ルルさん!絶対に皐月さんは渡さないです!二人で共有なら認めますが婚約は私が先です!」
「うーん考えて置くです」
「え、共有ってなんの話?」
二人は僕の話すら聞かずニコッとしながら目は笑ってないし逆にバチバチ火花散ってますよ!?
はぁ…先が思いやられるよ……
~次の日~
「皐月さんそろそろギルドの依頼を受けませんか?」
「ルルかあーそうだなお金も稼がないといけないしな…
あ、」
「…どうしましたぁ?」
「僕、文字読めない…」
「え?…嘘ですよね????」
「☆本気☆だよ?だから依頼はルルが決めてよ紫の魔獣依頼は頼めるんだからそれでも言いし」
「……分かりました。」
僕らはローゼに依頼を受けに行ってくると一言いいギルドに向かった
「いらっしゃい」
「久しぶりですスピカさん」
「おぉー皐月君にルルちゃん久しぶり!なかなか来ないから病気かなって思ってたんだよー!でもその見た目だと準備してたのかな?」
「まぁ色々あったんですけど家、引越ししたんですよ…」
「あーあれってホントだったんだー!」
「「え?」」
依頼ボードを見てたルルも同じ反応をした…
どうなってんだ?
「皐月さんさー今度婚約するんでしょ?王族のローゼ姫と噂には聞いていたけれど違うと思ってたんだけどなーカッコイイから狙っていた人は多かったけどルルちゃんがいて出来てるって噂もあったんだよー?私も狙ってたしね。まぁ本当ならしょうがないな…」
「まぁルルとは何も出来てないですけどね…まぁルルとも一緒に住んでるから僕らが今度依頼以外でギルドに来なかったら病気だと思いますよ」
「二人一気に婚約するの?それはそれは女好きだねー」
「婚約はローゼだけです…ルルとは仕事仲間ですから」
「そっかーまぁ依頼の仕事してくるといいよ稼がなきゃだしね!」
「はい…じゃそれでは。」
スピカさんと喋っていると圧倒されて、ペースを持ってかれる。ギルド職員凄いな…いやスピカさんが凄いのか?まぁいいや
僕はルルの元に近寄りどの依頼にするか聞いてそのまま初仕事になった…
ルルが選んだ依頼は、ラビットタイガー…僕がこっちの世界に来たばっかに出会った魔獣を5体倒すという依頼だった
ラビットタイガーは速いが攻撃が飛んできて爪で引き裂くことしかしないので紫魔獣指定らしい…
依頼はここアルナイル王都からちょっと離れた村に出たヤツなんだが移動がめんどくさい。まぁこのために二ついい魔法を用意してあるんだよね
「ルル?あのさぁここの村のことって知ってる?」
「はい!前に行ったことがありますので」
「なら思い浮かべてくれないかな?」
「分かりました……はい思い浮かべましたよ」
…メモリー!
僕が魔法を唱えるとルルの思い浮かべているむらのイメージが伝わってきてその次に好きという感情も流れてきた…ルルも好きなやついるんだーと思いながらルルの肩を叩いてもういいよという…
「何をしたんですか?なんか頭の中を見られてるように感じました」
「いや思い浮かべていたことを共有したんだ」
「え…その時思っていた感情も?」
「う、うんまぁぼんやりとするけどね…そ、その誰が好きなのかは聞かないよ」
カァァァ~!
ルルはみるみる顔が真っ赤になっていく…そして小声で
「皐月さんの鈍感……」
「え?僕がどうした?ちょっと聞こえなかった」
「教えませんよ!」
まぁいいや時間がもったいないしすぐ飛んで行くか
ゲート!
すると目の前に某アニメで見たことのある形の白い扉が現れた…
ガチャ
開けるとルルが思い浮かべた村か分からないくらい地獄と化していた
「キャー!」「う、うわぁ!」「もう終わりだ…」
みんな口々に逃げている…ルルと僕は急いで村に行きゲートを閉めた被害が王都に移ったら大変だからだ…
村は本当に酷く、家は燃え、人は逃げ、泣き悲鳴をあげていた…
「ラビットタイガーのせい…では無いよな」
「はい!原因はアレですね…」
ルルは上空を指さした…そこにはドラゴンが3匹にひと回りくらいでかい青いドラゴンの計4匹とひと回りでかいドラゴンに一人の若い男が笑っている
「ぎゃははははは!我を見下していた者が我を恐れてどんどん逃げていくぞ!無様だ!このまま我がこの世界の王になってしまうか!ぎゃははははは!」
何言ってんだろ…たかがドラゴン4匹でこの世界を侵略とか出来るわけがない
今ここでやっちゃうか面倒だし
「ルル、あれ倒すぞー」
「え?」
「だからあそこの4匹と一人倒すって」
「あのぉワイバーン3匹でも青ランク指定でランクオーバーなのに成獣化した竜の一匹青竜は赤ランク指定で私たちでは負けるのが目に見えてますよ?」
「マジかーでもそっちの方が燃えるわ」
「はぁ…分かりましたよ」
「あーでもルルは戦わないで逃げ遅れた人を助けてルルの武器、闘拳はあの硬そうな鱗は相手にできないだろうから僕が戦うよ。しかも死ぬかもしれないのにルルには戦わせらんないよ。ルルは僕にとって大切な人なんだから」
「た、大切…わ、私がんばりましゅ…」
噛んだ…いや可愛いんだが気を引き締めないと死ぬと思うけどまぁそんな心配を思っているとルルは近寄ってきて
「私も皐月さんは大切な人ですよ」
といい走っていった
「大丈夫かな~?まぁ向こうも僕を大切な仲間って思ってくれてて良かったな…」
まずこの火を消すしかないな…
風よきたれ、天気の力よ地の渇きを癒せ、レイン!
水よきたれ、ヨルムンガンド!
僕は雨を降らし、氷龍の劣化版のヨルムンガンドを走らせ火を消していった人は襲わないように操っているのでそこは心配ない
火を消し終わるとドラゴン4匹がギャアギャアうるさいので氷竜を4匹出しておくってか意思を持たないのになぜ僕の氷竜は声を出すのか不思議なんだよな…まぁさっさと出すか…
水よきたれ、氷の力よ龍となれ、氷龍!
僕は一気に氷の龍を4匹作り出したそして1匹に土魔法で乗るところを作り、その龍に乗り敵の前に出ていった…
「誰だお前私の邪魔をするのか!?」
「まぁするしかないよね。だってみんな困ってるし」
「そんな氷でできた龍など私のワイバーンと青竜には勝てるわけないだろう!お前らやってしまえ!」
ギャアァァァッ!!ギュアァァァァ!!
とてもうるさいんだが…うちの氷龍ちゃんも対抗して言ってるのでやめろとも言えない…
まぁ氷龍だけだと向こうの攻撃が火のブレスとかだと負けちゃうもんなーまぁそしたら鵺でも出せばいいか。
向こうのワイバーンが攻撃を仕掛けてきた。やっぱりブレスかードラゴンって上手いんだろうかやばい食べてみたい…人は欲望には勝てないのだ。まぁあまり傷つけずに倒すと決め氷龍を動かす
「Aは反対側にBは右にCは左に行って取り囲めD、お前らって鳳凰の隣でも溶けたりしないか?」
「ギャア」
人の言葉もわかるとか意志はあるのか?訳分からんまぁ溶けないなら作るか早くしないと氷龍が負ける気がするまぁこっちも吹雪のブレスで対抗はしてるから弱くなっているんだよね相手も
火よきたれ、炎の力よ鳥となれ、鳳凰!
また4匹だしA.B.C.Dで分かれて囲んでもらった…
鳳凰は相手のブレスの相殺を頼んだそのあと氷龍がブレスで攻撃をするって訳でドラゴンはどうにかなる
僕はD氷龍とD鳳凰だけは周りのヤツよりも魔力を使いひと回り大きくしておいたまぁ青竜を倒すためなんだがその前に乗ってるやつをどうにかしないとな
今は地上からかなり離れているから土魔法はやめておいた方がいいなじゃこれかな?
アブノーマリティ
僕が一言いうと乗ってるやつが苦しみ始めた
これは人魔法で状態異常を引き起こす魔法…今回は毒とめまい吐き気の三つだまぁ痛みがあるけど死に至る訳では無いので結構使える魔法だ
「お、おまえ…私に、な、何を…したんだ…」
「教えてあげる分けないじゃん?それよりもさ引いてくれないかな?もうあんたのワイバーンは倒しちゃったしその青竜だって弱ってきてるんだから諦めたら?」
「いやだ…絶対に、あいつらを…見返すんだ!」
「そっかー残念だ。じゃもう終わりにしようか」
僕はそういうと氷龍から飛び一言いうと大剣が出来ていたそれは普通より鋭く竜の頭を抵抗も無しにスパッと斬ってしまった
そのまま僕は落ちていく竜の身体の上にいるやつを掴み氷龍に飛び写ったそのあと人に揉みくちゃにされながら捕まえたヤツを騎士団に渡しまぁ一件落着
むらの人からは感謝しきれないだの神様とか色々言われたがワイバーン1匹と青竜1匹もらって帰った残りのワイバーンはいらないと言ったらみんな泣くほど感謝してくれてこっちとしても嬉しかった。ルルの方もそこまで逃げ遅れた人は居なかったらしいが子供とかもいたので物凄く感謝され若干押されていた…
そのあといるかどうか分からなかったがラビットタイガーを探したところ少し離れた所に集団で集まっていた…
「5体かいや2倍近くいるんじゃないか?」
「そうですね…一人5体ずつでタイムアタックしませんか?」
「いいね、よしやろう!」
「「よーい」」
「「どん!」」
ルルはものすごいスピードでラビットタイガーの使えないお腹部分を狙ってアッパーを繰り出して次々に倒していった。
僕も負けてらんないので土属性の魔法で顔を覆い5体一気に窒息させて倒していった
当然僕の圧勝だ…
「皐月さんってば一気に倒すなんて卑怯です!」
「僕は武器ないから魔法だし一回で済ませた方が使う魔力を少なくなるし良いんだよ…大人気なくてごめんねなんか。ギルドに申告しに行ったらなにか買ってあげるから許して」
「良いですよ…じゃあ戻ったら買い物に行きましょうね!」
「うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!すいませんみなさんまぁまだ読まれてる
方は少なくて泣けてくるんですけれど
こんばんは、おはよう、こんにちは、
仁龍と夜影です!第4話です。少し遅れてしまい
すみません今度から気をつけます!
まぁ冬休みに入って僕も彼女と一緒に
クリスマスは過ごすんで暇じゃないしかも受験生
…死亡ですねw
まぁまだまだ始まったばかりですけれどこの
いつセカもどうぞよろしくお願いします!
次回は召喚魔法行きたいと思います!
それではまた来週~(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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