転生先は異世界学園

猫宮&宮藤みほ

転生の説明と実行!(序章1)

「・・・・・すか」
声が聞こえる
「・・・こえますか?」
先程よりははっきりとしている
「聞こえますか?」
その言葉に私が目を開くとそこには
一人の女性がいた。
腰まで伸びた金色の髪に、
エメラルドグリーンの瞳と
どこか不思議な衣装
そしてどこか
神々しさを感じさせる。
そんな女性だった。
「あの・・・私の声聞こえてますか?」
と目の前の女性が不安げに聞いてきた。
どうやら私が返事をしないから
不安になったようだ。
目の前の女性を安心させるために私が頷くと
「良かったー聞こえてないのかと思いました」
と女性は胸をなで下ろすと。
「私の名はパルスイート女神です」
「女神さま・・・・?」
と私が言うとパルスイート様は
「はいそしてあなたが何故私の前にいるか
分かりますか?」
と聞かれ、
私は自分が子供を助け車に轢かれたのを
思い出した。
「そうか私は死んじゃったんですね」
私がそういうと
「はい確かにあなたは死にましたしかし
代わりに小さな命が救われました」
とパルスイート様は言った。
それを聞き私は
「そっか、あの子助かったんですね良かった」
「はいなのであなたを
生き返らせてもいいですよ」
パルスイート様はそういうとどこからか
淡い光を放つ水晶を取り出した。
「えーとそれは?」
「これはステイタ水晶と言います。」
と言いパルスイート様は水晶を私に向け
「ステータスをリセット」
途端に水晶は光を放ち辺りを包む。
光が収まると私は
「今のは?」
「あなたの先程までのステータスを
リセットしました。」
パルスイートはそういい私は
「なるほど」
「ちなみにこれがあなたの先程の
ステータスです」
と私の目の前にデータが表示される。

黒野凪咲くろのなぎさ
年齢17歳
種族:人間
職業:学生
身長:158.9
Lv20
HP689
魔力:0
スキル:無し
魔法:魔法を覚えてません
とかいてあった。
「うーん微妙ね」
それを聞いてパルスイート様は
「学生のステータスの中では
普通な方ですよ」
「そうなんですか?」
「そうなんですよ」
と言うと
パルスイート様は水晶をこちらに向け
「ステータス生成」
水晶から眩しい光が溢れ再び包まれる
そして目を開けて前を見ると
そこには
黒野凪咲くろのなぎさ
年齢17歳
種族:人間
職業:魔法士
身長:158.9
Lv1
HP180
魔力480
スキル:魔法士の名の元に
効果:強い思いが奇跡を起こす。
魔法:創造、操作、回復、破滅
詳細
魔法士見習いの少女
いつもクールで今日も仲間たちと
魔法学園アヴィリオンハーツで
魔法を学ぶ。
「アヴィリオンハーツって確か・・・」
と私が言いかけると
パルスイート様はすかさず私の口を塞ぎ
「それは言ったらダメですよ」
「はい」
と私が頷くと
「それでいいんですそれではあなたを
転生させますね。」
とパルスイート様はいうと
今度は杖を取り出した。
そしてそれを私の方に向けると
「では転生させますね」
とパルスイート様は言った。
いよいよ転生実行だ・・・・。



「転生先は異世界学園」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • 猫宮&宮藤みほ

    貴重なご意見ありがとうございます
    次回からは気をつけたいと思います。

    4
  • ノベルバユーザー114553

    台詞の後のーと、がいらないです。

    3
コメントを書く