女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

60話 ついにこの日が・・・?その2




・・・あぁ。

やっぱ・・・そうなるよな。

俺は聖菜に言われ、そう思っていた。

大和「・・・聖菜・・・。」

俺はなんて言えばいいのか、全くと言っていいほど分からなかった。

聖菜「大和くん・・・ここで決めてね?」

聖菜の顔は、いつになく真面目まじめだった。

聖菜「夏休みの時・・・言ったでしょ?あやふやにして欲しくないって・・・。いつまで待たせるつもり?」

聖菜が少し怖い声で言う。

大和「待ってくれよ・・・無理なんだ、今は・・・。」

加奈「そうやってずっと引きずってきたんだろ?もういいじゃんか。」

理子「どうして決められないの?私たちのこと、好きじゃないの・・・?」

大和「そんなわけねぇだろっっ!!!」

思わず、声を荒らげる。

大和「・・・ごめん、大きな声出して・・・。でも、これだけはわかって欲しい。俺はみんなが好きだ。きらいなやつなんていないんだよ・・・。」

奈緒「は、はぅ・・・//////」

雫「大和くん・・・////」

理子「じゃあなんで??」

う・・・忘れてくれなかったか・・・。

大和「・・・それは・・・。」

中守「それは?」

大和「う・・・。」

理子「・・・答えられないの?」

大和「違う・・・でも・・・。」

理子「ねぇ大和?なんなの理由は?」

理子が、いつにも増して怖い。



大和「・・・理由は・・・。」

俺はずっと、言えなかった言葉を口にした。









大和「俺は・・・皆と同じくらい・・・ハレム同好会が好きなんだっ・・・!」





理子「は・・・?」

大和「俺は・・・ハレム同好会で・・・みんなとワイワイやってるのが好きなんだ・・・俺がだれかと付き合えば、それはくずれる・・・いやなんだ・・・嫌なんだよぉ・・・。」ポロポロ

俺は情けなく、涙を流す。

そう、あんなグチグチ言っていたけど。

みんなとふざけあっていた、あのハレム同好会が大好きなんだ・・・。

父さん・・・父さんはこんな状況から、1人を決めたんだよな・・・大した人だよ、本当に・・・。

聖菜「・・・はぁ・・・。」

聖菜がため息をつく。

そして

こんなことを口にした。









聖菜「ハレム同好会なんて、作らなきゃよかったかなぁ・・・。」

大和「なっ・・・!?」

俺は驚愕きょうがくする。

大和「そんな事言うなよっ!!俺は、ハレム同好会のおかげで、雫や奈緒に出会えた!ハレム同好会のおかげで、みんなと仲良なかよくなれた!全部・・・ハレム同好会のおかげなんだよ!!」

聖菜「だからだよっ!!」

大和「・・・え?」

聖菜「ハレム同好会を作ったせいで・・・大和は百合野ちゃんや奈緒に会っちゃった!仲良くなっちゃった!!」

聖菜が大きな声でさけぶ。

聖菜「私が・・・私が大和くんを大好きだって・・・すぐに伝えられなかった!!」ポロポロ

聖菜も涙を流す。

大和「せい、な・・・。」

理子「聖菜ちゃん・・・。」

聖菜「だから・・・ね?」

聖菜が肩で息をしながら言った。








聖菜「やり直そう?大和くん・・・。」ギラッ




前の話でも言いましたが、ただいま僕の携帯は、通信制限がかかっております。

家にWi-Fiがあるため、家で書くしかありません。なので、早かったり遅かったりします。

6月中は許してください何でもしますから


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コメント

  • tako-yan

    次の話はよ
    「うそ」

    2
  • ミラル ムカデ

    更新さえしてくれれば文句ないです

    2
  • べレンガー88

    もうちょっとエロ要素があれば良いと思います。

    4
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