女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

108話 チョコは人を壊すのか?




理子「おつぎは理子のターンだョ!」

大和「キャラがブレすぎなんだよなぁ・・・。」

理子はゴソゴソとカバンを漁り始め、その後ひとつの箱を取り出した。

その箱には文字が書いてあった。

「This is  chocolate.」と。

まぁつまるところ、市販のチョコだった。安心感はすさまじいが、どこかむなしかった。

理子「美味しいョ!私イチオシのチョコだョ!」

グッと親指を立ててそういう理子は、とてもウザく見えた。

今までの中では、1番嬉しいけど。

全員手作りだと思った俺のウキウキを返せ、こんちくしょう。

加奈「じゃあ、つぎはあたいだな!」

加奈がそう言って、俺の前に立った。

大和「お、おう。そうだな。」

加奈「手作りだぜ!」グッ!

大和「そ、そうか。」

心配でしかねぇ~・・・。

加奈「そら、受け取れぃ!」ポイッ

大和「うおっ・・・。」キャッチ

加奈はピンクの箱を投げて寄こした。

俺が丁寧ていねいに開けると、チョコと手紙らしきものが入っていた。

俺が手紙を開けようとすると、サッと加奈がうばい取った。

大和「え?ちょっ」

加奈「ほらチョコ食べろ今すぐにだ。」ゴゴゴ

大和「あっはい。」

加奈の態度で何となくわかった。

どうやら、加奈はこの場で渡そうと思ってなかったらしかった。

俺はチョコを1粒取り、食べようとした時、サッとまた奪われた。

大和「え、おま、そりゃないだろ。」

加奈「・・・やっぱり渡し方変える。」

大和「え?」

加奈「えいっ」

加奈は奪い取ったチョコを口に含んだ。

大和「えぇ・・・。」

すると、そのまま近づいてきて・・・。




チュッ

キスしてきた。

大和「・・・・・・・・・!?!?」

加奈「ん・・・。」

口で何かが渡される。

これは・・・チョコ?

加奈「ぷは・・・どう?口移し。」

大和「どっ、どうもこうも・・・!!」

親友とキスというものは、なんて言うか、とても背徳感はいとくかんがあった。

加奈は「甘かったろ?」なんて笑顔で言う。

大和「甘かったよ!甘々だよ!き、キスとか・・・おま・・・。」

チラッとみんなを見ると、みんな怒りをあらわにしていた。

負のオーラで埋め尽くされていた。




その後、聖菜と中守先生から手作りチョコをそれぞれ1つ、中守先生からは2つもらい(ひとつは父さんに、とのこと。)、今回の同好会はまくを下ろした。



加奈の一人称が「あたい」だったこと、すっかり忘れてたんだよね。ごめんなさい。

コメントついたので
☆コメント返信のコーナー☆

・ミラル ムカデさん
「分かった止めます
てかコメントボクだけ……
作者さんいじり独占イエーイ」

→コメントあまり来ないからね仕方ないね*\(^o^)/*

ミラル ムカデさん
「ボクがモテなくて良かった……
何気に悲しいなドチクショー!!」

→モテてもいいことばかりじゃないんでしょうねきっと。モテない僕には縁もゆかりも無いことですが。

・タコっちさん
「ミラルさんナイス」

→何がナイスなので?(白目)

・タコっちさん
「ボッシュートになります


ko-sukeが。」

→あんたまさか・・・!?いや、まさかねぇ・・・?

・タコっちさん
「ここからko-suketがイラつきます。」

→・・・間違ってたらすみませんが、あなたまさか、俺の知り合いか、弟ですか?

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