女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

121話 落胆後のエプロン




理子「結局だったね~」

大和「うっせぇうっせぇ。今に見てろよ。」

聖菜「もう遅い気がするけど・・・。」

雫「来年頑張がんばればいいじゃないですか。また、勉強会でもしましょうか?」

奈緒「せ、先輩、大丈夫なのですよ!私、体育も2なのです!下には下がいるのですよ!」

加奈「奈緒ちゃん、それなぐさめになってないぞ?」

俺たちは、遊戯室ゆうぎしつに集まり、理子のいじわる+聖菜の思いつきにより、成績表せいせきひょうさらしが行われていた。・・・もうやだ帰りたい。

俺は理子におちょくられ、聖菜に現実を見せられ、雫と奈緒にはげまされ(?)、加奈が奈緒を論破ろんぱして、全員で、大きなため息をつくのだった。




大和「ただいま~・・・。」トボトボ

俺は玄関を開け、力なく座り込んだ。

来年は・・・頑張ろ、うん。

なんて思っていると、後ろから声がかけられた。

「何、またいつも通りだったの?おにぃ。」

大和「いつも通りで悪かったな・・・。」

俺か振り向くと、そこには鈴が・・・。

大和「・・・!?!?」

いたのだが。

鈴は、花柄のエプロンを着ていた。それはいいんだが・・・問題はほかにあった。

大和「ちょっ・・・鈴、その服装・・・!」

小鈴「へへへ・・・妹のエプロン姿が、そんなに珍しい?」

大和「いやそれ・・・は、裸エプロン・・・。」

そう、鈴からは、エプロン以外の生地が見えていなかった。

裸エプロンとか・・・本当にやる人いるのね。

小鈴「え、これタンクトップに半ズボンなだけだよ?」

大和「紛らわしいよこんにゃろう!って、タンクトップに半ズボン!?」

ただ男らしいだけだった。

このくっそ寒い冬にタンクトップ・・・自殺行為じさつこういだろ。

大和「寒くないのか?」

小鈴「全然平気へい・・・くしゅん!」

大和「あぁもう、ほら。」

俺は、上に羽織っていたコートを鈴に着せた。

小鈴「あ、ありがとう・・・。」

大和「全く、なんでそんな格好してんだ。」

小鈴「・・・だって。」

鈴は、うつむいてこういった。 

小鈴「・・・おにぃに喜んでもらいたくて・・・。」ボソッ

・・・はぁ。なんで俺は妹に気を使わせちまってんだ。兄失格あにしっかくだな。

大和「・・・ありがとな。」

俺はそう言って、鈴の頭をでた。

小鈴「・・・えへへ。」

大和「とりあえず、服着てこい。」

小鈴「はーい。」トトト

鈴は上の階に登っていった。

・・・途中で止まって、「おにぃの匂い・・・。」なんて言った気がするけど、そんなのは聞こえてない。ないったらない。



コメ来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・颯★改さん
「My name is dohentaiふむふむ

・・・!?
ド変態?





・・・同士よ」

→なんと、ここにもdohentaiがいたのですね・・・。同士よ。

・ミラル ムカデさん
「愛情が怖いなぁ~(涙声)」

→母の愛情は、時に人を死に至らしめます。(震え声)

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コメント

  • アニメ好き不登校

    裸エプロンいいよね!

    1
  • ずっと一緒だよ

    おいごりゃ免許持ってるのか?はやく免許見せろあくしろよ お前ら俺について来い

    1
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