女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

129話 地獄の勉強会(絶望)




大和「ふーっ、終わったっと・・・。」

聖菜「よく頑張りました。大和くん、本質ほんしつは理解してるんだから、ちゃんと勉強すれば、すぐに上に行くと思うよ。」

大和「はは、そうだといいがな・・・。」

俺がシャーペンを置いて背伸せのびした時、ちょうど時計の針が12時をさした。

なんてグッドタイミング。さすが2次元。3次元でできないことを平然とやってのける。

奈緒「メタすぎなのですよ~・・・。」

大和「心を読むな心を。・・・って、大丈夫か?奈緒。」

奈緒「大丈夫じゃないのですよ・・・。なんか先輩方が、いつもよりスパルタすぎるのですよ~・・・。」

理子「いやぁ、勉強は厳しくしてなんぼでしょ。」ゴゴゴゴゴ

雫「えぇ。私もそう思います。」ゴゴゴゴゴ

加奈「はは、ワロスワロス。」ゴゴゴゴゴ

何故かは知らんが、とても怒っていた。何でぇ・・・?

すると、ドアがガチャッと音を立てて開いた。

小鈴「ノックしてもしもーし。ノックしてないけど。・・・っておぉ、なんかすごい空気。」

鈴だった。・・・いや、鈴だけではなかった。

佳穂「お昼ご飯持ってきたんだけど・・・邪魔じゃまだったかしら?」

理子「いえっ!そんなことは全然!」キラキラ

理子が母さんのほうをキラキラとした目で見た。・・・否、正確には、母さんが持ってきたおにぎりを、だ。

佳穂「そう?なら良かったわ。大和、ほら。」

大和「はいよ。」

俺は立ち上がり、母さんからおにぎりの乗った皿を受け取る。

ちなみに、鈴は飲み物を持っていた。

佳穂「それじゃ、大和を某有名大学ぼうゆうめいだいがく受かるくらいにしてあげてね。」

大和「ちょ!?」

死んでまうで、俺。

すると、全員が息を揃えて「はいっ!」と言った。お前ら・・・。(絶望ぜつぼうの眼差し)

そして、ドアが閉まると同時に、理子が俺からおにぎりの皿をうばい取った。

理子「いははひはふっ!」バクバクモグモグゴックン

いただきますって言いながら食ってるし・・・。

が、凄かったのは1人じゃなかった。

加奈「やっは、大和のかあひゃんのおにぎりははいほーだぜ!」バクバクモグモグゴックン

奈緒「ほんほなのふぇふ!」バクバクモグモグゴックン

大和「あぁもうお前ら、口に物入れながらしゃべるな!」

小鈴「・・・ねぇ、おにぃ。」

大和「ん?なんだ?」

小鈴「なんであんなに食べてるのに、あの人のむn」

大和「それ以上はいけない。」

小鈴「アッハイ。」

奈緒「ひほえへひるほへふほ聞こえているのですよ!」クワッ  バクバクモグモグゴックン

雫「もう少し静かに食べましょうよ・・・。」パクパク

聖菜「ねー・・・。」パクパク

奈緒「くそぅ・・・年下のくせにぃ・・・。」グスッ

なんかもう、カオスだなこれ。収拾つかねぇや。



コメ来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・颯★改さん
「もし彼が絵ロ本を買うならどんなジャンルですか?」

→うーん、大和はネットの口なのでなかなか・・・未成年ですしね。
でもまぁ、一応聞いてみましょう。大和くん、どうなんです?

大和「妹系と後輩系。現実の妹と後輩にはない素直すなおさがGood。」

小鈴&奈緒「ちょっとそれどういう意味(なのです)?」

大和「あっ。」



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コメント

  • ぷそライク零

    ↓ストン・・・ まな板ですか、イイゾ!!



    1
  • 颯★改

    大和・・・








    お前は俺と親友だ!!!

    1
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