女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

138話 I don't like English.(白目)




奈緒「むむむ・・・大和先輩、ここどうやって解くのです?」

大和「ん?ここか?ここはこの公式を変形して・・・。」

俺は奈緒に教えながら、自分のプリントを着々ちゃくちゃくと進めていた。

お前ののうで人に教えられるのかって?1年の問題くらい教えられるわ。

つまづきながらだが、奈緒も少しずつ終わらせていた。

そして

奈緒「よし!あとは英語だけなのです!」

大和「俺もだ!よっしゃ、このまま終わらせてやろうぜ!」

奈緒「はいなのです!」

俺たちはゴールが見え、俄然がぜんやる気が出た。

シャーペンを持ち直し、英語の問題に取りかかった。




・・・取りかかった、のだが。

大和「なにこれェ。オラヨグわがんね。」

奈緒「オワタ・・・なのです。」

1問目にして長文。死亡確定しぼうかくていです本当にありがとうございました。

大和「itが表す語・・・it・・・それが見えたら終わり・・・。」

奈緒「You said “I can fly”.・・・フライ?海老えびフライ?」

もう手のほどこしようがなかった。

大和「・・・なぁ、奈緒。」

奈緒「・・・なんです?大和先輩。」

大和「あきらめが肝心かんじんって言うよな?」キラッ

奈緒「はい!いさぎよく諦めるのですよ!」グッ

俺と奈緒は、共に戦線離脱せんせんりだつの道をえらんだ。

それでいいのかって?

いいんじゃないかなぁ(適当)

すると、俺のスマホに電話がかかってきた。

表示を見ると、「理子」と。

すると、奈緒のスマホにも電話がかかってきた。

奈緒「聖菜先輩からです・・・。」

俺らは、同時に電話に出た。

大和&奈緒「もしもし?」

理子『大和、奈緒に〇ッ〇なことしてないでしょうね!?』

大和「誰がするか!!」

奈緒を見ると、顔を紅くして「されてません!」と言っていた。

さてはこの2人、一緒にいるな?同じこと聞いてるし。

理子『そ。勉強は?』

大和「英語以外は、なんとか。」

理子『そかそか。英語なら私が教えてあげよっか?』

大和「理子が?」

奈緒は「聖菜先輩が?」と言っていた。やっぱり、同じことを聞いてるみたいだった。

理子『どうなの?教えて欲しくないの?』

大和「いや、教えてくれ。もう訳分からんから。」

理子『そう。じゃあ・・・』

すると、奈緒の家のチャイムが鳴った。

・・・まさかな?

大和「おい、理子。」

理子『・・・。』

返事がない。ただの無視むしのようだ。

奈緒と俺は、下の階に降りた。

・・・そこには。

奈緒母「えっと・・・あなた達は?」

理子&聖菜「奈緒の先輩です。」

奈緒「先輩方ェ・・・。」

2人が玄関にいた。



コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆

・颯★改さん
「取られたら(何をとは言わないが)盗り返す。
当たり前だよなぁ?」

→大和「おっ、そうだな。・・・つっても、何盗りゃいいんだか・・・。パ○○?」

「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • 颯★改

    俺と同じだネ!
    大和クン!
    そもそもグーグル先生が居るのだから勉強なんて意味が無いんだ!

    1
コメントを書く