裏切られた俺と魔紋の奴隷の異世界冒険譚

葉月二三

113話



山を下るのは登りよりあきらかに早かった。

近くに人がいないかを確認した時に、サーシャが眷属を使って山頂から村あたりまで何もいないことを確認しているから、山を下るさいはほとんど周りに警戒する必要がなかったからかもな。

約束通り森の外で魔術組合のガキと別れてから再び森に戻って村に着くと、結構立派な村が出来上がっていた。

注文した外壁はしっかりとしていて、壊すのは大変そうだ。
知能のない魔物程度では無理だろうな。

試しに殴ってみようかと思ったが、それで傷でも入ったらバカらしいからやめた。

入り口は鉄のようなものでできた門のようだ。触っただけで材質なんてわかんねえから本当に鉄かはわからないが、魔物の侵入を防ぐ程度なら余裕でできるだろう。
格子状ではなく、完全な鉄板だから中は見えない。

外には待ち人が見当たらないから、門を押し開けて中に入った。軽量の加護つきで少し抵抗があるのだから、なかなか重いみたいだな。

内側から扉を見ると閂で封鎖するタイプになっているようだ。

中はけっこう広いな。
建物が最奥の1つしかないから広く感じてるだけかもしれないが…。

その建物は俺の価値観からすると豪邸か?ってくらいデカい。30人くらいは詰めれば住めそうだ。いや、もっとか?
しかもその建物が小さく見えるくらいには村全体の土地が広い。

他の建物は自力で建てなきゃならないんだろうが、しばらくはあの家だけで足りそうだな。
中はまだ見てないからハリボテの可能性も否定できないが。

壁と門とあの家以外に見るところはなさそうだから家に向かって歩いていると、家から1人の鎧を着た渋いおっさんが出てきた。

どこかで見たことあるような…。

渋いおっさんは俺たちに一礼した。

「お久しぶりです。カンノ殿。本日は山頂の魔物の討伐、お疲れ様でした。」

久しぶりってことはやっぱり会ったことがあるんだよな?

「…以前、勇者一行と共にいた方です。」

俺が思い出そうとしていると、隣のアリアが教えてくれた。
そういや1人だけいた異質なやつがこんな顔だったな。

「本当だよ。邪龍なんて化け物の討伐を無償でやらせやがって。」

本当は山頂の魔物が邪龍だと知っていたんじゃないかと思ってカマをかけたが、貼り付けていた作り笑顔が一瞬崩れたところを見ると少なくともこのおっさんは知らなかったのだろう。
まぁ演技かもしれないがな。

「まさか邪龍だったとは本当にお疲れ様でした。カンノ殿への報酬はこの村の壁とこの建物だと思っていただければ幸いです。さて、お疲れのところ立ち話もなんですので、中へどうぞ。」

なんだろう。このおっさんから敵意のようなものを感じる気がする。
いや、敵意とは少し違うんだが…まぁ気のせいかもな。

一応警戒はしておくか。



家はハリボテではなく、中も広かった。
もう屋敷っていってもいいんじゃないか?

入り口から入ると広い玄関で、真正面には2階に上がるための無駄にデカい階段がある。

入ってすぐ左に扉があり、そこにおっさんが案内しようとしていたが、無視して階段の脇道を奥へと進んだ。
階段のわきから奥に行くと両サイドに廊下があり、その長い廊下の左右に間隔をあけて扉がいくつかある。
多分2階も同じだろう。

階段の真裏にあたる位置の扉を開くとキッチンになっているようだ。
キッチンの反対側、つまり階段の真下にあたる位置にも扉があり、開けると物置のようになっていた。

2階も見に行こうかと入り口側に戻ると、全員が微妙な顔で俺を見ていた。

…え?こういうのにワクワクするのって俺だけか?

アリアたちだけだったら無視して探索を続けてたが、そういやおっさんがいるんだよな。
2階は話が終わってからにするか。



おっさんが案内したのは入り口から入ってすぐ左にある部屋だった。

そこは屋敷の部屋としてはそんなに大きくない部屋で、真ん中に長方形のテーブルとそれを挟んで長い辺側に3人掛け程度のソファー、短い辺側に1人掛けのソファーがそれぞれある。

座れて8人か。でもおっさんの両脇に座るのはいくらなんでもおかしいから座れて5人か?と思っていたら、アリアたちはソファーの後ろに立った。
あぁ、冒険者ギルドのときみたいな感じなのね。

アリアたちが立っている側の3人掛けのソファーに俺が座ると、渋いおっさんは反対側に座った。

「それではまずは軽い自己紹介からさせていただきます。私はローウィンス王女の近衛騎士長を務めている、ウィルソン・バイスと申します。」

渋いおっさんが軽く頭を下げた。

近衛騎士が第三王女の近くにいなくていいのか?
というよりこいつは勇者パーティーじゃねぇの?

「近衛騎士って、前は勇者パーティーにいなかったか?」

「はい。確かにおりました。あの頃はローウィンス王女より勇者様の護衛の任を承っておりましたため、しばらくは行動を共にしておりました。しかし、勇者様が成長したため、私は不要となり、ローウィンス王女の元に戻りました。」

勇者の護衛ってなんだよ。
どんだけ勇者は雑魚なんだ?まぁ世界を救うために召喚した勇者に死なれたら困るんだろうけどさ。

「それで、あんたは第三王女の代理で話をしに来たという認識でいいのか?」

「左様でございます。では、早速本題に入らせていただきます。単刀直入に申しますと、クローノスト王国に行き魔王を討伐してきていただきたい。魔王軍についてはアラフミナの勇者一行、それとクローノストの勇者一行と騎士たちで対応するので、カンノ殿は魔王のみの討伐でかまいません。報酬は金貨30枚です。」

「魔王軍?初耳だぞ?」

魔王の討伐はアリアから聞いていたが、単体で暴れてるんじゃないのか?

話が違うぞ?という目でおっさんを見ているとおっさんは視線をアリアに移した。

「…リキ様に必要のない情報だと判断しました。ごめんなさい。」

アリアからの謝罪があったが、さすがに相手にしなくていいといわれてる部分にしたって、必要のない情報なわけがないだろ。しかもそれをアリアがわからないわけがない。
つまり他の意図があって隠したんだろうな。

この依頼は受けて欲しいとかいってたし、何かアリアなりの裏があるんだろう。

命令すれば意図を話すだろうが、まぁ今回は聞かずにアリアの意図に乗ってやるか。

「その依頼を受けるにあたって、全員で参加しなければならないのか?」

「参加メンバーに関してはカンノ殿にお任せします。魔王さえ倒していだだけるのであれば問題ありません。現在ドライガーを12体用意していますので、必要な数をお申し付けください。」

今回の魔王は強力な魅了攻撃をするらしいからな。参加は俺だけにした方がいいだろう。
たぶんこいつが案内してくれるだろうし。

「…魔王の魅了についての心配は無用です。私たちも耐性があります。細かいことは後で話すので、1人で行こうなんて考えないでください。」

まるで心を読んだかのようにアリアが後ろから耳打ちしてきた。
そりゃ仲間がいた方が安心はできるから、連れて行けるならそれに越したことはない。

アリアには「あぁ。」と軽く返事をした。

「そもそもクローノストってどこなんだ?」

ドライガーで何時間くらいかかる場所なのかもわからねぇからな。

「西側にある海沿いを北方向に進んだ隣の国です。しかし、山の中を通ると危険なうえに時間がかかってしまうため、移動用の道で説明しますと、北側の国を2つほど越えたところになります。ドライガーで向かうと、休憩も含めて4日ほどで着けるかと思います。」

4日だと!?

1日で魔王を倒せたとしても往復で9日…今までイーラで爆走してたから、移動時間が無駄に感じるな。

アリアにイーラでの移動なら何日かかるかを聞こうとして、首だけで後ろを向くと、

「…明日の朝には着けると思います。案内も必要ないので、こちらで勝手に向かうといって問題ありません。」

と耳打ちされた。

本物のドライガーとイーラのドライガーもどきはそこまで差があるのかよ。
それとも森の中を突っ切る気か?
まぁ早く着くなら俺としては嬉しい限りだが。

「ドライガーも案内もいらない。魔王を倒すなら早い方がいいだろ?明日の昼までにはクローノストに着くようにする。だから集合場所だけ教えてくれ。」

「自前のドライガーを使い潰すおつもりですか?」

俺は集合場所を聞いたのに余計な質問をされて少しイラッときた。

「そうだとして、お前に関係あるのか?」

確かにイーラのことを隠すなら勝手に勘違いしてくれたのはありがたいが、余計な質問は鬱陶しい。

「過ぎた真似を申し訳ありません。ローウィンス王女よりカンノ殿の好きにさせるように承っておりましたことを失念しておりました。それではクローノスト王国王都の冒険者ギルド本部のロビーにて日が真上に上がりました時に案内役を待たせておきますので、よろしくお願いいたします。」

「あぁ。わかった。」

話は終わったとばかりにおっさんは一礼して立ち上がり、部屋から出ようとして、扉の前で立ち止まった。

「それと、この村はもうカンノ殿の所有物となるので、ご自由にお使いください。仮の名前としてカンノ村で登録していますが、変更がある場合はお申し付けください。」

村が所有物っておかしいだろ?
まぁ好きにするつもりではあるが、俺が村長だって程度で思っておこう。
名前はべつにどうでもいいからそのままでいいか。




セリナ、アオイ、サーシャに頼んでおっさんが森から出るまで監視させ、出たことを確認したのち、作戦会議を始めた。

場所は変えていないから座れるのは最大で8人なのだが、なぜか俺、正面にアリア、左右にイーラとセリナの4人しか座っていない。

他のやつらはアリアの後ろに立っている。

まぁ気にするだけ無駄か。


「それじゃあまずは参加メンバーを決めようと思う。今回は雑魚魔王の討伐だと思ってたから全員で行くつもりだったが、魔王軍なんているらしいから少数に絞ろうと思う。」

一度全員を見る。

案内や何かあったときのためにアリアは必須だし、イーラがいないと移動手段がない。
今回は速攻で終わらせるつもりだから、俺らのメンバーで最速のセリナは入れるとして、俺を含めた4人じゃ少なすぎるか?

仲間に万が一にも死なれたくはないから、なかなか死にそうにないサーシャを連れて行くか。

「参加メンバーはアリア、イーラ、セリナ、サーシャで行こうと思う。文句があるやつがいたらいってみろ。」

「痛いぞ!」

サーシャが急に意味のわからない抗議をしてきた。

「何が痛いんだ?俺の采配を馬鹿にしてんのか?」

「ち、違うぞ!ヒトミが急に我の右腕を握りつぶしたから声が出ただけであって、文句などあらぬ!」

腕を握りつぶすってなんだよ。

「お前らは会議中にふざけてんのか?」

腰のガントレットに手をかけると、ヒトミとサーシャは両手を顔の前に上げて、首をブンブンと横に振った。
サーシャの腕はもう治ったみたいだな。化け物め。

「ちちちちちち違うぞ!我は真面目に聞いておったぞ!たぶんヒトミも参加したいんじゃと思う。」

「そうなのか?」

ヒトミに確認を取ると、今度は首を縦にブンブンと何度も頷いた。

「ならヒトミも参加させるが、死ぬなよ?」

ヒトミは声は出ないが、口を“はい”と動かした。
これで6人だからちょうどいいか。

「今回は速攻で魔王に近づいて、魔王のみを殺すという作戦で行こうと思うから速さ勝負だ。だからセリナに期待してるぞ。」

「はい!」

話を進めていると、ウサギが無言で手を挙げた。

「どうした?」

「速さ勝負なら、ウチも参加したい!べ、べつに私が強くなりたいだけで、あんたのためじゃないんだからね!」

向上心があるのはいいことだが、俺のためじゃないのをわざわざいう必要はねぇだろ。
いわなくてもわかってるしよ。

ウサギならよっぽど強い相手でもなければ敵の攻撃は避けられるだろうから、死ぬ確率は低いか?
まぁ本人がやる気みたいだから連れてってやるか。

「わかった。ただ、敵を殺すよりも自分が生きることを優先しろ。」

「はい。」

「妾は行かなくてよいのか?」

ウサギとの話が終わると、アオイから念話が飛んできた。

「アオイは念のため残る組の保護を頼みたい。残る組には残る組でやってもらいたいことがあるからな。」

「なるほど。承知した。して、やってもらいたいこととは?」

「残る組にはこの森の探索をしてもらいたい。本当は地図の作成などもして欲しいからアリアを残したかったが、魔王の強さがわからない以上、アリアを外すわけにはいかないからな。だから危険な魔物がいないかの調査と飲み水や食べ物の確保が可能かを見てきて欲しい。範囲はこの森全体だが、広すぎるからできる範囲で構わない。続きは俺たちが帰ってきたら手分けしてやるつもりだ。」

「地図なら自分が作るのです!」

サラが手を挙げながら発言してきた。
挙手するなら指されてから発言するものだと思うんだが、まぁいい。

「できるのか?」

「自分も勉強しているのです!だから頑張るのです!」

「そうか。なら任せた。」

「はい!」




ひと通り話が終わったから、5日分の必要そうな金と食料、あとはアリアと対になっている以心伝心のブレスレットをカレンに渡した。

まぁ金を渡してもこいつらは身分証がないから町に入れないし、買い物に行くなら村まで歩かなきゃなんだが、念のためだ。

俺がカレンに必要最低限のものを渡している間にアリアがテーブルにアイテムを並べ始めた。
大量のアイテムをアイテムボックスから出し終えるとサラに向かって説明を始めた。

「…アイテムの分配はサラに任せます。必要そうなポーションや抗麻痺丸や万能薬をいくつか置いていきます。何かあった場合はもったいぶらずに使ってください。アイテムはまた買えばいいだけなので、全部使ってもいいです。仲間が亡くなるのをリキ様は良しとしないので、サラの役目はとても重要だと思ってください。」

「はいなのです!」

どうやらアリアの役目をサラがやるようだ。
まぁ残ってるメンツを考えたら妥当か。

それにしてもアリアはそんなことまで考えていてくれたのか。というよりどう考えても8歳の子どもに負担かけすぎだよな。

…謝罪をしようと思ったが、こういうのは黙って負担を軽減させるのが主人としての正しい行動だよな。
なら謝罪よりもお礼だろう。

「アリア。」

アリアを呼ぶとこちらを振り向いた。

「いつもありがとな。」

お礼をいわれたアリアは目が潤み、一瞬頰が緩んだかと思ったら、顔を横にブンブンと振り、真顔に戻った。

「…好きでやっているので、気にしないでください。」

目はまだ潤んでいるが、アリアがいつもの状態を保とうとしているのにそこに触れるのはよくないよな。

アリアはサラへのアイテムの使い方の説明に戻った。


…そりゃ今さらアリアの苦労に気づいてお礼をいったところで、その苦労は俺のせいなんだから、お礼をいわれてもお前のせいだろって思うわな。
泣くほどとは思わなかったが、それだけ負担をかけてたんだ。申し訳ないなと思いながらアリアの背中を眺めた。

「リキ様。その反応はおかしいと思うよ。」

横からセリナが小声で指摘してきた。

申し訳ないと思っていたが、顔は申し訳なさそうになってなかったってことか?

「やっぱりにゃんでもにゃ〜い。リキ様は今まで通りでいいんだよ。勘違いしてアリアの仕事を奪ったら、それこそアリアは泣いちゃうよ?」

「どういう意味だ?」

「アリアは負担だなんて思ってにゃいよ。だからリキ様が申し訳にゃいとか思ってるにゃら勘違いだし、余計にゃことで悩まにゃいでいつも通りのリキ様がいいにゃってこと!」

「よくわからないが、負担じゃないわけがねぇだろ。」

「負担にゃんかじゃにゃい!」

「お、おぅ。」

わりと小声で話していたのにいきなりセリナが大声になったから、それ以上くどくいうのもどうかと思い、飲み込むことにした。

まぁ今さら行動を改めようと思ってもそう簡単にできることじゃねぇし、負担じゃないならこのままでいいか。


セリナの大声に驚いたアリアとサラがこっちを見ていた。

「そういやアリアはいつも魔法で回復させてるのにそんなに消費アイテムを持ってたんだな。」

「…こういったこともあるかと思い、念のために所持していました。」

そうか。と流してしまったが、このアイテムを買う金はどこから捻出してるんだ?

俺は小遣いは基本的に自由時間のときにしか与えてないし、薬草の採取はそこまで大金は生まないんじゃないかと思う。
よっぽどやり繰りが上手いのか?

それより冒険に必要なものは俺が出すって前にいったんだけどな。
まぁ今度アリアには金を渡しておこう。
今はまたサラへのアイテムの説明に戻ってるから邪魔するのもなんだしな。






準備を終わらせて、魔王討伐組は家から出ようとしたら、テンコがついてきた。

「どうした?」

「?…テンコ、リキ様、いつも一緒。」

…そういうのは会議のときにいえよ。
いや、一緒が当たり前だと思ってたからいわなかったのか。

「悪いが、テンコは森の調査に協力してやってくれ。」

精霊だから魔王戦でも死なないかもしれないが、今回は森の調査の方が役に立ちそうだからな。

連れていかないことが伝わったのか、テンコがむくれた。
珍しいな。

「べつに邪魔とかじゃねぇんだ。むしろテンコの力が森の調査に必要だから残って欲しいんだよ。出来れば命令じゃなく、俺の頼みとして聞いて欲しいんだが、ダメか?」

我ながらズルいいい方だな。
でもやる気をなくされると面倒だからな。

「…わかった。森の調査、頑張る。」

「ありがとな。」

テンコの頭をワシャワシャと撫でると、テンコは気持ち良さそうな顔をした。
これは撫でてる俺もちょっと気持ちいいな。

ふと背後から視線を感じ、撫でるのをやめてあらためて討伐組と家から出た。

「じゃあイーラは俺らを乗せられる程度のドライガーになってくれ。」

「…いえ、イーラ。龍の姿になってください。」

俺がいつも通りの指示を出すと、アリアが訂正した。

そういや邪龍を食べたから、龍にもなれるのか。

もしかして空の旅か?ちょっとワクワクするな。

「は〜い。」

返事をしたイーラは俺らが討伐した邪龍よりふた回りほど小さい龍になった。

黒い靄は出ていない。

「なんで小さめなんだ?まぁそれでも全員乗れるからいいんだけどさ。」

「あんまり鱗は食べれてないから、補えるサイズにしてみた。」

イーラが龍のまま喋ったから、いつもの声ではなく野太い声になり、違和感しかない。
というか龍だとそのまま喋れるんだな。

そういや鱗はほとんど取っちゃったから、イーラが食べれたのなんて足回りくらいだよな?
それにしてはこの龍は全身鱗で覆われてるぞ?
他の魔物で代用してるのか?

まぁこのまま戦うわけじゃねぇんだしべつにいいか。

それじゃあ空の旅に行くか!

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