クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
210話 大剣
「さて、私が相手です。」
そういえば、リリアが冒険者を辞めた理由はレッドオーガに恩人が殺された事が切っ掛けと言っていたが、それにしてはレッドオーガ達にあまり復讐心と言うものが無さすぎる気がする。
オーガキングを倒したのも恩人の無念を晴らすためや、今の自分の力を恩人に見せてやりたいからと言っていたり何か違和感を感じる。
そもそもリリアの性格的にキングレッドオーガよりも強くなるべく冒険者を続ける気もするが?
「なんだ。あっちの黒髪はビビったのだな!まぁ、安心しろあたしは支配下の存在には優しいからな。」
「あぁ………、勘違いしないでくださいよ?鬼だかなんだか知りませんが雑魚の分際相手に美月様が相手をするまでもないと言うだけの話です。」
「こともあろうかこのあたしを侮辱するなんて!………ぶっ殺す。」
鬼幼女はリリアの簡単な挑発に引っ掛かり手にしていた棍棒を振り上げ、リリアに襲い掛かる。
リリアは直ぐ様[武器魔法付与]を発動し、火と風を纏わせた大剣でその攻撃を防ぐ。
大地が振動するほどの轟音が辺りに響く。
「人間の癖にあたしの攻撃を止めるとは!だが、まだいくぞ?[筋力値強化][耐久値強化][敏捷値強化]!死ね!」
鬼幼女は自身の体を強化すると再びリリアに攻撃する。
再び凄まじい轟音がする。
リリアは大剣でガードし攻撃を受け止めると反撃とばかりに大剣を振るが手首に付いている籠手を使ってガードした。
「耳がぁ~。私のプリティーなお耳にはこの音は大きすぎウサ!」
「次元が違いすぎる………。流石にわからない。リリアは勝てそうなのか?」
フイルミナさんの問われる。
………戦闘を見る限り、リリアの方がスピードと手数が多い。
だが、棍棒を相手に刃物である大剣を使っているリリアは武器が破損しないように注意しているため全力で武器を振れていないように見える。
鬼幼女の持っている棍棒を[高位鑑定]してみると。
覇人棍棒・・・アダマンタイト製の棍棒、魔法エンチャントされている。ダンジョン産出物
[筋力値強化(C)][質量操作(C)][魔法相殺(B)]
対してリリアの大剣は。
武鬼比轟の大剣・・・魔法加工により造られた大剣。ジェネラルオーガの骨を素材としている。重さは300kg近い。
リリアが持っている大剣は元々僕が美樹ちゃんや沙耶さんと一緒にメリスタのダンジョンで手に入れたジャイアントゴブリンの大太刀とジェネラルオーガの素材を元に僕の[アイテム創造]のスキルで作成したした大剣。
元々の素材のレベルも低くかったし、ダンジョン産の魔法付与された棍棒相手では部が悪そうだ。
恐らく本気でぶつければ大剣が折れてしまうだろう。
しかもリリアの[武器魔法付与]による火炎も覇人棍棒の[魔法相殺(B)]の影響で、上手く鬼幼女にダメージを与えれていない。
それに鬼幼女の着けている籠手も魔道具ではないがそれなりの業物のようだ。
「そうですね。実力はリリアの方が上に見えますが、武器の質が違い過ぎて、リリアが全力を出しきれていないようです。こんなことなら武器屋で適当な間合わせの武器でも買っておけば良かったです。」
「やはりですか?あの鬼の持つ武器は十中八九魔導武器でしょう。性能もかなりの物に見えます。」
リリアは大剣で棍棒の守りを押しきることを諦めて防御戦術に入っている。
鬼幼女の攻撃を大剣の側面で上手く流して隙を伺っている。
「早く死ね!ガードするな!」
「ガードするなと言われてしない人間などいませんよ?雑魚の上にバカなのですか?」
「っ!」
リリアの新たな側面を見たかもしれない。
…………毒舌リリア。
戦闘は膠着状態、あと気を付けるべきは鬼幼女が戦局を覆すレベルの凄いスキルを持っているかどうかか?
気になるのはやはり[経験値搾取]だな。
[経験値搾取]・・・スキル保有者の一定範囲いないにいる眷属の経験値を一部徴収するスキル。
四才の癖にやけにレベルが高いと思ったがそんな理由があったわけか。
まあ、ラズリは0歳でレベル98でレベルも鬼幼女より高いんだけどね。
他には[鬼力]ってのも気になる。
[鬼力]・・・角に溜められた鬼の力を解放する。
うーん。いまいち的をえないな。
そういえば、リリアが冒険者を辞めた理由はレッドオーガに恩人が殺された事が切っ掛けと言っていたが、それにしてはレッドオーガ達にあまり復讐心と言うものが無さすぎる気がする。
オーガキングを倒したのも恩人の無念を晴らすためや、今の自分の力を恩人に見せてやりたいからと言っていたり何か違和感を感じる。
そもそもリリアの性格的にキングレッドオーガよりも強くなるべく冒険者を続ける気もするが?
「なんだ。あっちの黒髪はビビったのだな!まぁ、安心しろあたしは支配下の存在には優しいからな。」
「あぁ………、勘違いしないでくださいよ?鬼だかなんだか知りませんが雑魚の分際相手に美月様が相手をするまでもないと言うだけの話です。」
「こともあろうかこのあたしを侮辱するなんて!………ぶっ殺す。」
鬼幼女はリリアの簡単な挑発に引っ掛かり手にしていた棍棒を振り上げ、リリアに襲い掛かる。
リリアは直ぐ様[武器魔法付与]を発動し、火と風を纏わせた大剣でその攻撃を防ぐ。
大地が振動するほどの轟音が辺りに響く。
「人間の癖にあたしの攻撃を止めるとは!だが、まだいくぞ?[筋力値強化][耐久値強化][敏捷値強化]!死ね!」
鬼幼女は自身の体を強化すると再びリリアに攻撃する。
再び凄まじい轟音がする。
リリアは大剣でガードし攻撃を受け止めると反撃とばかりに大剣を振るが手首に付いている籠手を使ってガードした。
「耳がぁ~。私のプリティーなお耳にはこの音は大きすぎウサ!」
「次元が違いすぎる………。流石にわからない。リリアは勝てそうなのか?」
フイルミナさんの問われる。
………戦闘を見る限り、リリアの方がスピードと手数が多い。
だが、棍棒を相手に刃物である大剣を使っているリリアは武器が破損しないように注意しているため全力で武器を振れていないように見える。
鬼幼女の持っている棍棒を[高位鑑定]してみると。
覇人棍棒・・・アダマンタイト製の棍棒、魔法エンチャントされている。ダンジョン産出物
[筋力値強化(C)][質量操作(C)][魔法相殺(B)]
対してリリアの大剣は。
武鬼比轟の大剣・・・魔法加工により造られた大剣。ジェネラルオーガの骨を素材としている。重さは300kg近い。
リリアが持っている大剣は元々僕が美樹ちゃんや沙耶さんと一緒にメリスタのダンジョンで手に入れたジャイアントゴブリンの大太刀とジェネラルオーガの素材を元に僕の[アイテム創造]のスキルで作成したした大剣。
元々の素材のレベルも低くかったし、ダンジョン産の魔法付与された棍棒相手では部が悪そうだ。
恐らく本気でぶつければ大剣が折れてしまうだろう。
しかもリリアの[武器魔法付与]による火炎も覇人棍棒の[魔法相殺(B)]の影響で、上手く鬼幼女にダメージを与えれていない。
それに鬼幼女の着けている籠手も魔道具ではないがそれなりの業物のようだ。
「そうですね。実力はリリアの方が上に見えますが、武器の質が違い過ぎて、リリアが全力を出しきれていないようです。こんなことなら武器屋で適当な間合わせの武器でも買っておけば良かったです。」
「やはりですか?あの鬼の持つ武器は十中八九魔導武器でしょう。性能もかなりの物に見えます。」
リリアは大剣で棍棒の守りを押しきることを諦めて防御戦術に入っている。
鬼幼女の攻撃を大剣の側面で上手く流して隙を伺っている。
「早く死ね!ガードするな!」
「ガードするなと言われてしない人間などいませんよ?雑魚の上にバカなのですか?」
「っ!」
リリアの新たな側面を見たかもしれない。
…………毒舌リリア。
戦闘は膠着状態、あと気を付けるべきは鬼幼女が戦局を覆すレベルの凄いスキルを持っているかどうかか?
気になるのはやはり[経験値搾取]だな。
[経験値搾取]・・・スキル保有者の一定範囲いないにいる眷属の経験値を一部徴収するスキル。
四才の癖にやけにレベルが高いと思ったがそんな理由があったわけか。
まあ、ラズリは0歳でレベル98でレベルも鬼幼女より高いんだけどね。
他には[鬼力]ってのも気になる。
[鬼力]・・・角に溜められた鬼の力を解放する。
うーん。いまいち的をえないな。
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