俺の高校生活がラブコメ的な状況になっている件
第61話 クリスマス【後編】
「はぁ……」
午後六時。
外は暗くなり雪が降り始めたころ、俺たち三人はコタツムリになっていた。
すぐ隣のダイニングテーブルの上にはチキンやケーキといったクリスマスパーティー定番の料理や飲み物が置かれている。
でも、誰もそこに座って食べようともしない。
それもそのはず、六花とユキは味見と称して料理中にパクパク食っていた。あんなに食べればお腹もいっぱいになるはずだ。現に六花とユキはコタツムリ状態で寝てしまってるし。
俺はケーキを買いに行ったり、リビングの飾り付けとかしてたから腹ペコなんだが……一人で食べるクリスマスって寂しくね?ケーキも一人でとか……いくらぼっち慣れしている俺だからといってこれだけは耐えられないよ?!
「はぁ……」
そういえばさっきから溜め息が止まらない。
疲れからのものもあるが……まぁ、いろいろだ。
美月と愛には六花とユキにL〇NEで連絡してもらったが既読は付かず、たぶん今も既読されてないだろう。
その証拠に二人が来る気配ないし。来るんだったら俺に連絡が来るはずだし。
もう……せっかく準備したのに……全てが無駄。
「……寝よう」
おやすみ!
俺も六花とユキのように寝ることにした。
ちょうど眠くなったしね!
◆❖◇◇❖◆
それから数時間後。
俺たちはダイニングテーブルにそれぞれ席に着き、すっかり冷めてしまった料理を無言で食べていた。
……なんだろう……この空気。
別に気まづくなるようなことは何もしてないのにこの気まづい雰囲気。
あんなに普段はうるさい六花とユキも無言。
あれ?もしかして味見している時に何か変なものでも食べたのか?
うーん。
すっごい居心地が悪い!
こうなったらなんでもいいから何か話題でも切り出そう!
「な、なぁ、今日……いい天気だな!」
「どこが?」
「お兄ちゃん変な物でも食べたの?」
「あ…………いや、なんでもないです、はい」
やっべ……全然話題無いわぁー。
てか、六花とユキからは頭おかしいんじゃないのみたい目で俺を見てくるし。
まぁ、それもそうだよな。だって、外雪だし、いい天気ですらないし。
もう……喋らない!
とにかく食べ終わるまでは喋らないでいよう。その方が傷つかずに済むしね。
午後六時。
外は暗くなり雪が降り始めたころ、俺たち三人はコタツムリになっていた。
すぐ隣のダイニングテーブルの上にはチキンやケーキといったクリスマスパーティー定番の料理や飲み物が置かれている。
でも、誰もそこに座って食べようともしない。
それもそのはず、六花とユキは味見と称して料理中にパクパク食っていた。あんなに食べればお腹もいっぱいになるはずだ。現に六花とユキはコタツムリ状態で寝てしまってるし。
俺はケーキを買いに行ったり、リビングの飾り付けとかしてたから腹ペコなんだが……一人で食べるクリスマスって寂しくね?ケーキも一人でとか……いくらぼっち慣れしている俺だからといってこれだけは耐えられないよ?!
「はぁ……」
そういえばさっきから溜め息が止まらない。
疲れからのものもあるが……まぁ、いろいろだ。
美月と愛には六花とユキにL〇NEで連絡してもらったが既読は付かず、たぶん今も既読されてないだろう。
その証拠に二人が来る気配ないし。来るんだったら俺に連絡が来るはずだし。
もう……せっかく準備したのに……全てが無駄。
「……寝よう」
おやすみ!
俺も六花とユキのように寝ることにした。
ちょうど眠くなったしね!
◆❖◇◇❖◆
それから数時間後。
俺たちはダイニングテーブルにそれぞれ席に着き、すっかり冷めてしまった料理を無言で食べていた。
……なんだろう……この空気。
別に気まづくなるようなことは何もしてないのにこの気まづい雰囲気。
あんなに普段はうるさい六花とユキも無言。
あれ?もしかして味見している時に何か変なものでも食べたのか?
うーん。
すっごい居心地が悪い!
こうなったらなんでもいいから何か話題でも切り出そう!
「な、なぁ、今日……いい天気だな!」
「どこが?」
「お兄ちゃん変な物でも食べたの?」
「あ…………いや、なんでもないです、はい」
やっべ……全然話題無いわぁー。
てか、六花とユキからは頭おかしいんじゃないのみたい目で俺を見てくるし。
まぁ、それもそうだよな。だって、外雪だし、いい天気ですらないし。
もう……喋らない!
とにかく食べ終わるまでは喋らないでいよう。その方が傷つかずに済むしね。
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