チート過ぎてチート(語彙力)な異世界転移
第31話 冒険者ギルド
俺は王城を出て、王都を歩きながらある場所へと向かっていた。
(マナ、冒険者ギルドはどこだ?)
『この道を真っ直ぐ行って突き当たりにある2つの剣がクロスしたマークの看板があるところです』
(わかった)
するとすぐに冒険者ギルドに着いた。大きい建物でかなりの数の冒険者が出入りしている。そして、中に入るとやたら視線を感じる。
(ここでも新人に絡むテンプレ冒険者がいるのか?)
そんなことも思ったが、特に絡まれることも無く受付に辿り着いた。すると、受付には髪を1つ結びにしているとても美人な人が居た。
「冒険者登録をしたいのと素材の買取をして頂きたいのですがいいですか?」
そう言ったのだが受付の人は俺の顔を見たまま固まってしまった。
「あの…俺の顔になんかついてますか?」
「ひゃい!ど、どうされましたか!」
なんかこの人の顔がやたらと赤い。どこか具合が悪いんじゃないだろうか?
「大丈夫ですか?顔赤いですよ?」
「だ、大丈夫です!ご要件はなんでしょう?」
絶対大丈夫なようには見えないんだが…。これはスルーしといた方がいいということか。
「そうだった、冒険者登録と素材の買取をお願いします」
「分かりました。こちらに必要事項を書いて下さい」
そう言って渡された紙には名前と年齢、得意武器、使える魔法属性の欄があった。
(名前と年齢はともかく武器と魔法属性はどうしよう)
『どうせ全部使うことになるんですから全部書いておいた方が良いかと』
(それもそうだな、全部書くか)
そして、紙に全部書いて受付の人に渡した。すると、
「全武器に全属性魔法も使えるんですか!?」
「一応ですけどね…」
周りの冒険者が騒ぎ出した。
「あっ、すいません…。」
「大丈夫です。気にしないでください」
「プシュー///」
安心させようと笑っただけだが受付の人から煙が出た。
『マスターはアホですか?今の自分の顔思い出してください。その顔で笑顔とか悩殺ものですよ』
(そんなぁ…)
何度目か分からないマナの辛辣な言葉を頂いた。そんなことをしているといつの間にか復活していた受付の人が話し始めた。
「何度もすみません。冒険者ギルドの説明をさせていただきますね」
そう言って冒険者ギルドの説明をしてくれた。まとめるとこんな感じだ。
冒険者にはランクがあってF・E・D・C・B・A・S・SS・SSS・EXとなっている。クエストをクリアしたりして実績を積み重ねるとランクが上がるらしい。ちなみにランクの目安は同じランクのモンスターを倒せるくらいだ。Sランク以上は貴族と同じくらいの権力を持つがほとんど居ないらしい。
説明を聞いた後、ギルドカードが渡された。
「こちらに血を1滴垂らせば登録完了です」
俺は血を1滴垂らした。すると、カードが光った。登録完了だ。
「これで登録完了です。それから素材の買取ですよね?こちらについて来てください」
「ありがとうございます。えっと…」
「あっ、名前がまだでしたね…。私はセレナです。よろしくお願いしますね」
そう言うと笑顔を向けてくれた。やっぱり美人の笑顔は可愛いな…。
そんなことを考えているとすぐに素材買取場に着いた。体育館くらい広いところだ。
「こちらに素材を出して頂きます。ってそう言えば何も持ってないように見えますが?」
「あぁそれなら空間魔法で閉まってるんですよ」
そう言って俺は今まで狩ってきた素材を全部出した。すると、
バタ…
セレナさんが倒れてしまった。
(マナ、冒険者ギルドはどこだ?)
『この道を真っ直ぐ行って突き当たりにある2つの剣がクロスしたマークの看板があるところです』
(わかった)
するとすぐに冒険者ギルドに着いた。大きい建物でかなりの数の冒険者が出入りしている。そして、中に入るとやたら視線を感じる。
(ここでも新人に絡むテンプレ冒険者がいるのか?)
そんなことも思ったが、特に絡まれることも無く受付に辿り着いた。すると、受付には髪を1つ結びにしているとても美人な人が居た。
「冒険者登録をしたいのと素材の買取をして頂きたいのですがいいですか?」
そう言ったのだが受付の人は俺の顔を見たまま固まってしまった。
「あの…俺の顔になんかついてますか?」
「ひゃい!ど、どうされましたか!」
なんかこの人の顔がやたらと赤い。どこか具合が悪いんじゃないだろうか?
「大丈夫ですか?顔赤いですよ?」
「だ、大丈夫です!ご要件はなんでしょう?」
絶対大丈夫なようには見えないんだが…。これはスルーしといた方がいいということか。
「そうだった、冒険者登録と素材の買取をお願いします」
「分かりました。こちらに必要事項を書いて下さい」
そう言って渡された紙には名前と年齢、得意武器、使える魔法属性の欄があった。
(名前と年齢はともかく武器と魔法属性はどうしよう)
『どうせ全部使うことになるんですから全部書いておいた方が良いかと』
(それもそうだな、全部書くか)
そして、紙に全部書いて受付の人に渡した。すると、
「全武器に全属性魔法も使えるんですか!?」
「一応ですけどね…」
周りの冒険者が騒ぎ出した。
「あっ、すいません…。」
「大丈夫です。気にしないでください」
「プシュー///」
安心させようと笑っただけだが受付の人から煙が出た。
『マスターはアホですか?今の自分の顔思い出してください。その顔で笑顔とか悩殺ものですよ』
(そんなぁ…)
何度目か分からないマナの辛辣な言葉を頂いた。そんなことをしているといつの間にか復活していた受付の人が話し始めた。
「何度もすみません。冒険者ギルドの説明をさせていただきますね」
そう言って冒険者ギルドの説明をしてくれた。まとめるとこんな感じだ。
冒険者にはランクがあってF・E・D・C・B・A・S・SS・SSS・EXとなっている。クエストをクリアしたりして実績を積み重ねるとランクが上がるらしい。ちなみにランクの目安は同じランクのモンスターを倒せるくらいだ。Sランク以上は貴族と同じくらいの権力を持つがほとんど居ないらしい。
説明を聞いた後、ギルドカードが渡された。
「こちらに血を1滴垂らせば登録完了です」
俺は血を1滴垂らした。すると、カードが光った。登録完了だ。
「これで登録完了です。それから素材の買取ですよね?こちらについて来てください」
「ありがとうございます。えっと…」
「あっ、名前がまだでしたね…。私はセレナです。よろしくお願いしますね」
そう言うと笑顔を向けてくれた。やっぱり美人の笑顔は可愛いな…。
そんなことを考えているとすぐに素材買取場に着いた。体育館くらい広いところだ。
「こちらに素材を出して頂きます。ってそう言えば何も持ってないように見えますが?」
「あぁそれなら空間魔法で閉まってるんですよ」
そう言って俺は今まで狩ってきた素材を全部出した。すると、
バタ…
セレナさんが倒れてしまった。
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