チート過ぎてチート(語彙力)な異世界転移
第46話 悪魔の神
「いつの間に居たんだよ…ハデス」
「誇り高き主様の眷属ですから」
涼しい顔で答えたのは優秀な俺の眷属であるハデスだった。
「お主はたしか神級悪魔じゃったな…。行ってくれるのか?」
女帝が心配そうにハデスに聞いた。
「神級悪魔など…ハデスとお呼びください。それから魔界は私の領地も同然です。そこへ勝手に侵入した上ガーゴイルが居るなどあってはならないことなのでついでに駆除して参ります」
「そうか…どうか妾の娘を頼む」
ハデスが笑顔で話終えると女帝が頭を下げてお願いしていた。すると、
「お任せ下さい。すぐに助けてまいります」
ハデスも綺麗にお辞儀して姿を消した。
(なんかハデスがめっちゃイケメンなんだけど)
『ホントですね。マスターよりも1億倍はかっこいいです』
(さすがに1億倍は言い過ぎじゃないですかねマナさん…)
なんか目から汗が出てきたぞ…。
『そんなことよりも今はルカさんに任せたティファ様の所へ行かれては?』
(それもそうだな)
「王妃様、私は少しティファの様子を見てきます。護衛に関しては…〈召喚〉フェル。この方の護衛を頼む。」
「了解したぞ。我が主」
「今度は精霊か…それもまた高位そうな。お主はほんとに何者じゃ?」
「城の騎士は私が眠らせてしまいましたので…フェルも神精霊ですから問題はないですよ。それから私はただの冒険者です」
色々超越してるけど
「とっくに冒険者の域を超えとるじゃろう…」
「まぁ気にしないでください。それでは少し行ってきます」
そう言って俺はティファのいる所に転移した。
sideハデス
私は今魔界の上空を飛んでいます。魔界とは悪魔のみが暮らすところで空は紅く草木などほとんど生えていない場所です。また、悪魔は邪悪な者と思われがちですが本来は誇り高き存在です。だから今回はアイリス王女を助けに行きます。
「そういえばここに来るのは主様に召喚されて以来ですかねぇ」
ホントにあの人の眷属となってからは凄まじかったですね。まさかこんなに強くなるとは思いませんでしたが。
「っとこんなことを考えている場合ではありませんね。まずはアイリス王女の場所を探さねば…と思ったのですが案外早く見つかりましたね」
空を飛んでいると、魔界で廃墟と化していた屋敷に人の気配があり、それを取り囲むように30体程のガーゴイル達がいました。
「こんな所に連れ込むとは…あの魔族も趣味が悪いですねぇ。それにしても他の悪魔達は一体何をやっているんだか…。ガーゴイルの侵入を許してしまうとは…一度鍛え直した方がいいでしょうか?」
そんなことを呟きながら私がその屋敷に向かうと驚くべき光景が広がっていました。
「な、なぜこんなことに?」
そこには何者かに殺された下級と中級の悪魔達の死体が転がっており、それを汚らしく食べているガーゴイル達がいたのです。
「これをやったのは貴方達のようですね」
「グギャギャギャギャ!」
いくら下級や中級といえど悪魔に勝てるガーゴイルなど居ないはずです。なのに何故こんなことになったのか?相手をよく見るとその答えがわかりました。
「なるほど…黒個体のネオガーゴイルですか」
これは確かに手強いですね。下級や中級には相手ができなくても仕方ないでしょう。ですが…
「我ら悪魔を倒したからと言って調子に乗るなよガーゴイル如きが。今、神悪魔ハデスの名のもとに貴様らに裁きを下す。生きて帰れるとは思うなよ?」
同胞を殺された怒りが消えるわけではありません。
「誇り高き主様の眷属ですから」
涼しい顔で答えたのは優秀な俺の眷属であるハデスだった。
「お主はたしか神級悪魔じゃったな…。行ってくれるのか?」
女帝が心配そうにハデスに聞いた。
「神級悪魔など…ハデスとお呼びください。それから魔界は私の領地も同然です。そこへ勝手に侵入した上ガーゴイルが居るなどあってはならないことなのでついでに駆除して参ります」
「そうか…どうか妾の娘を頼む」
ハデスが笑顔で話終えると女帝が頭を下げてお願いしていた。すると、
「お任せ下さい。すぐに助けてまいります」
ハデスも綺麗にお辞儀して姿を消した。
(なんかハデスがめっちゃイケメンなんだけど)
『ホントですね。マスターよりも1億倍はかっこいいです』
(さすがに1億倍は言い過ぎじゃないですかねマナさん…)
なんか目から汗が出てきたぞ…。
『そんなことよりも今はルカさんに任せたティファ様の所へ行かれては?』
(それもそうだな)
「王妃様、私は少しティファの様子を見てきます。護衛に関しては…〈召喚〉フェル。この方の護衛を頼む。」
「了解したぞ。我が主」
「今度は精霊か…それもまた高位そうな。お主はほんとに何者じゃ?」
「城の騎士は私が眠らせてしまいましたので…フェルも神精霊ですから問題はないですよ。それから私はただの冒険者です」
色々超越してるけど
「とっくに冒険者の域を超えとるじゃろう…」
「まぁ気にしないでください。それでは少し行ってきます」
そう言って俺はティファのいる所に転移した。
sideハデス
私は今魔界の上空を飛んでいます。魔界とは悪魔のみが暮らすところで空は紅く草木などほとんど生えていない場所です。また、悪魔は邪悪な者と思われがちですが本来は誇り高き存在です。だから今回はアイリス王女を助けに行きます。
「そういえばここに来るのは主様に召喚されて以来ですかねぇ」
ホントにあの人の眷属となってからは凄まじかったですね。まさかこんなに強くなるとは思いませんでしたが。
「っとこんなことを考えている場合ではありませんね。まずはアイリス王女の場所を探さねば…と思ったのですが案外早く見つかりましたね」
空を飛んでいると、魔界で廃墟と化していた屋敷に人の気配があり、それを取り囲むように30体程のガーゴイル達がいました。
「こんな所に連れ込むとは…あの魔族も趣味が悪いですねぇ。それにしても他の悪魔達は一体何をやっているんだか…。ガーゴイルの侵入を許してしまうとは…一度鍛え直した方がいいでしょうか?」
そんなことを呟きながら私がその屋敷に向かうと驚くべき光景が広がっていました。
「な、なぜこんなことに?」
そこには何者かに殺された下級と中級の悪魔達の死体が転がっており、それを汚らしく食べているガーゴイル達がいたのです。
「これをやったのは貴方達のようですね」
「グギャギャギャギャ!」
いくら下級や中級といえど悪魔に勝てるガーゴイルなど居ないはずです。なのに何故こんなことになったのか?相手をよく見るとその答えがわかりました。
「なるほど…黒個体のネオガーゴイルですか」
これは確かに手強いですね。下級や中級には相手ができなくても仕方ないでしょう。ですが…
「我ら悪魔を倒したからと言って調子に乗るなよガーゴイル如きが。今、神悪魔ハデスの名のもとに貴様らに裁きを下す。生きて帰れるとは思うなよ?」
同胞を殺された怒りが消えるわけではありません。
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コメント
DIY熊本
更新
ノベルバユーザー20732
続きはよ
ユノん
とっても面白いのですが、更新まだですか?
ノベルバユーザー323661
まだですか?
ノベルバユーザー333651
更新まってまーす