無職が伝説の召喚士になるまで
第7話 天使族
ビリーブを召喚してから1ヶ月近く経った。その1ヶ月は、とにかくビリーブと1階層で訓練をしていた。朝起きてから直ぐに模擬戦でボコボコにされ休憩時間に、ビリーブがスライムとトカゲ達を倒しまくり余ったモンスターを食べ、気絶し復活したらまたボコボコにされ、ビリーブの余ったモンスターを食べて日付けが変わって起きて直ぐ模擬戦の生活をしていた。モンスターを食べて成長しているビリーブと常に模擬戦をしているからライキはまだ弱いと思っているが、もし地上で模擬戦をしていたら国は一日で壊滅するだろう。ライキはビリーブと訓練することにより既に人間の域を越えてしまったのだ。そして、ビリーブはこの1ヶ月で物凄い成長を遂げた。大きさは特に変わっていないが、力が物凄く強くなり召喚された直後は一瞬で消えていたように見えたが、今ではそこにモンスターが、いたのかすら分からないレベルになっている。そして1番成長した点は魔法だ。今までは突っ込んで吹き飛ばして殺す事しか出来ない猪突猛進タイプだったが、スライムを食べる事により魔法を使えるようになった。しかもその魔法を超高火力ブレスで撃つことが出来るのだ。その結果ビリーブは、近距離と遠距離共にめちゃくちゃ強い最強の万能タイプになったのだ。
「ビリー!そろそろ3階層行ってもいいかな?」
「あい!」
「そうか!なら、行こうか!そー言えばビリーは、お友達とか欲しくないのか?」
「あい!」
「どんなお友達が欲しんだ?」
「んー?お姉ちゃん!」
「りょーかぃ!待っとけよ!」
俺はビリーブの望み通りの召喚をする事にした。
(喋る事が出来て、神龍に対しても友達になれるようなモンスターで、お姉ちゃんみたいになれる子で、戦闘力はそこまでいらないかな?後援特化型で、ヒーラーとかが、いいかな?)
「顕現せよ!」
今回はあたりがグリーンブルーになり、次第に1メートル近くの長い羽を4枚持った絶世の美女が、現れた。身長は150センチ位だろう。
「も、もしかして天使族なのか?」
「はい。ご主人様」
「ぱぱー!このこがあたらしいおともだちー?」
「神龍の赤ちゃんですね。よろしくお願いします。名前はなんて言うの?」
「わたしねー!ビリーブ!」
「素敵な名前ですね。よろしくねビリーブちゃん」
「ぱぱにはビリーっていわれてるよ!」
「わかった。ビリーちゃん!」
「あい!」
ビリーが新しく召喚された天使族と仲良くなっている頃俺は、ただただ絶句していた。理由は天使族は、神龍とまともに戦える種族で魔法では世界最強の種族だろう。それに天使族は天界に住んでいるためまず俺たちは、一生で会えないモンスター?だ。俺は、2回で最強のモンスターを2体も召喚してしまったのだ。流石にここまで来ると俺は本当に伝説の召喚士と信じてしまう。
「ご主人様。宜しければ私にもお名前をください」
「あっ、そうだったごめん。んー?なら、ラミエルで、ラミーだ!」
「ありがとうございます。ラミエル精一杯頑張ります」
「ぱぱー!さんかいそういこー!」
「ちょっと待ってね。ラミーってどの位強いの?」
「ビリーちゃんを殺す事位は出来ると思いますけど」
「えっ?そんなに強いの?」
「はい。これでも一応天使族なので」
「なら、あそこにいるトカゲを倒してみて」
「分かりました。【破滅せよ】」
ラミーが、呪文を唱えた途端クレーターが出来た。トカゲがまた消えたのは勿論だが、1番驚いているのはビリーが突っ込んでも少し凹む程度だったこのダンジョンがまさかのクレーターが出来ているのだ。俺は、その事に驚いていた。
「今のは1番強い魔法か?」
「いえ、中の下あたりです。本気を出すとこのダンジョンが崩壊するかもしれないと思いましたので」
「そ、そうか。配慮ありがとう。出来たらこれからも配慮しながらで宜しくな」
「はい!」
こうして俺は新たな仲間を手に入れた。そして、俺と最強の召喚獣達は3階層へ向かった。
「ビリー!そろそろ3階層行ってもいいかな?」
「あい!」
「そうか!なら、行こうか!そー言えばビリーは、お友達とか欲しくないのか?」
「あい!」
「どんなお友達が欲しんだ?」
「んー?お姉ちゃん!」
「りょーかぃ!待っとけよ!」
俺はビリーブの望み通りの召喚をする事にした。
(喋る事が出来て、神龍に対しても友達になれるようなモンスターで、お姉ちゃんみたいになれる子で、戦闘力はそこまでいらないかな?後援特化型で、ヒーラーとかが、いいかな?)
「顕現せよ!」
今回はあたりがグリーンブルーになり、次第に1メートル近くの長い羽を4枚持った絶世の美女が、現れた。身長は150センチ位だろう。
「も、もしかして天使族なのか?」
「はい。ご主人様」
「ぱぱー!このこがあたらしいおともだちー?」
「神龍の赤ちゃんですね。よろしくお願いします。名前はなんて言うの?」
「わたしねー!ビリーブ!」
「素敵な名前ですね。よろしくねビリーブちゃん」
「ぱぱにはビリーっていわれてるよ!」
「わかった。ビリーちゃん!」
「あい!」
ビリーが新しく召喚された天使族と仲良くなっている頃俺は、ただただ絶句していた。理由は天使族は、神龍とまともに戦える種族で魔法では世界最強の種族だろう。それに天使族は天界に住んでいるためまず俺たちは、一生で会えないモンスター?だ。俺は、2回で最強のモンスターを2体も召喚してしまったのだ。流石にここまで来ると俺は本当に伝説の召喚士と信じてしまう。
「ご主人様。宜しければ私にもお名前をください」
「あっ、そうだったごめん。んー?なら、ラミエルで、ラミーだ!」
「ありがとうございます。ラミエル精一杯頑張ります」
「ぱぱー!さんかいそういこー!」
「ちょっと待ってね。ラミーってどの位強いの?」
「ビリーちゃんを殺す事位は出来ると思いますけど」
「えっ?そんなに強いの?」
「はい。これでも一応天使族なので」
「なら、あそこにいるトカゲを倒してみて」
「分かりました。【破滅せよ】」
ラミーが、呪文を唱えた途端クレーターが出来た。トカゲがまた消えたのは勿論だが、1番驚いているのはビリーが突っ込んでも少し凹む程度だったこのダンジョンがまさかのクレーターが出来ているのだ。俺は、その事に驚いていた。
「今のは1番強い魔法か?」
「いえ、中の下あたりです。本気を出すとこのダンジョンが崩壊するかもしれないと思いましたので」
「そ、そうか。配慮ありがとう。出来たらこれからも配慮しながらで宜しくな」
「はい!」
こうして俺は新たな仲間を手に入れた。そして、俺と最強の召喚獣達は3階層へ向かった。
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