転生して進化したら最強になって無双します
24話 初代国王からの手紙
あれから数日後、国王様に呼ばれていつもの部屋にやってきた
ベル(なにか見せたいものがあるって言ってたけど、なんなんだろう?)
コンコンコン
ボルト「入るぞ」
ベル「はーい」
国王様が部屋に入ってきて対面の椅子に座った
ボルト「すまんな待たせた、鬱陶しい奴が話しに来て長引いたわ」
ベル「いえ大丈夫ですよ」
(ピクシーとの世間話が捗りましたから)
ボルト「そうか、では本題に入ろう」
ベル「はい」
ボルト「本題だがこれだ」
そう言って机に箱と鍵を置いた
ベル「これは?」
ボルト「これは初代国王様が残したものなんだ」
ベル「そうなんですか、それで中身は?」
ボルト「それがな、まだ分からないんだよ」
ベル「どうして?」
ボルト「この箱は転移者か転生者しか開けられないらしい、だから今まで1度も開けられてないんだ」
ベル「そうなんですか、じゃあそれを僕に開けて欲しいと」
ボルト「そうだ」
ベル「分かりました、やってみます」
そして箱の鍵穴に鍵を差し込むと日本語の文字とキーボードが出てきた、文字は"初代国王の名前を入力せよ"と書かれていた
ボルト「どうだ?」
ベル「まだですね、初代国王様の名前は?」
ボルト「どうしてそんなことを?」
ベル「ここに書かれている文字に初代国王様の名前を入力せよって書いてるので」
ボルト「そうなのか、初代国王様の名前は如月千斗だ」
ベル「ありがとうございます」
ベルはキーボードで初代国王の名前を入力した
ガチャ
入力すると直ぐに箱の鍵が開いた
ベル「開きましたね」
ボルト「中身は!?」
国王様は身を乗り出してそう聞いてきた
ベル「確認します」
ベルは箱を開けて中身を確認した、そこには日本語で書かれた紙と1枚の写真が入っていた
ベル「この紙と写真ですね」
ボルト「俺には読めんな、それにはなんと?」
ベル「読むので少し待っててください」
ボルト「わかった」
その紙に書かれていたのはこうだ
初めまして、俺はマーベルド王国の初代国王をやっていた如月千斗だ、俺は勇者召喚でこの世界に転移したんだが、君はどっちかな?まぁ聞く方法は無いけど。まぁいい、とりあえず俺と一緒に召喚された仲間を紹介しよう、勇者は言うまでもなく俺だ、次の聖女は政宗実里、そして賢者の政宗拓美だ。この手紙が読まれてる時には俺達は英雄にでもなってるのかな?まぁどっちでも俺には関係ないけど、この手紙が読まれた時のマーベルド王国の国王に伝えておいてくれ。今の国王へ、この国をもし滅ぼすことがあったり滅んだら俺が呪ってやるから覚悟しとけよ?ってな、まぁ俺達は多分死ぬことがないから直接殴り込んでもいいんだけど。今手紙を読んでる人は今の国王をできるだけサポートしてあげてね
これで手紙が終わった、そして写真を見ると初代国王の千斗さん?と恐らく実里と拓美の3人が仲が良さそうに肩を組んで写っていた
ボルト「で、なんと?」
ベル「国王様に伝言がありました」
ボルト「なんと?」
ベル「この国をもし滅ぼすことがあったり滅んだら俺が呪ってやるから覚悟しとけよ?だそうです」
ボルト「なんて人だ」
呆れたように答えた
ベル「ところでこの真ん中の人がその初代国王ですか?」
ベルは国王に写真を見せた、写り方は真ん中に初代国王、その右に聖女、左に賢者という感じで写っている
ボルト「あぁそうだ、この人だよ」
ベル「そうなんですか」
ボルト「あと二人は名前しか分からないが」
ベル「……実はですね、聖女と賢者は僕の日本にいた頃の両親なんですよね」
しんみりした声でそう伝えた
ボルト「なんだと!?どういう事だ?」
ベル「僕が日本にいる時に当時7歳の頃突然行方不明になったんですよ、そして僕はお爺さん達の所に引き取られました」
{地球とこの世界は時間の流れや時空が大きく違うようです}
ボルト「そんな事があったのか」
ベル「はい、まさか転生した先に両親が転移していたとは」
ボルト「そうだな、今は多分亡くなっていると思うが生きていたらあいに行くか?この頃に召喚された勇者達は寿命の概念がなくなると言われている、だから殺されてなければ会えるかも知れんぞ?」
ベル「そういう事なんですね、会えるなら1回でいいので会いたいですが、今どこにいるかも分かりませんからね」
悲しげな表情と声でそう言っていた
ボルト「その辺は俺も手伝うぞ、将来は息子になるからな」
ベル「ありがとうございます、今は会いに行く予定はないですが行く時になったら伝えますので情報収集などお願いします」
ボルト「わかった、またいつでも来いよ」
ベル「はい、あと1つ聞きたいのですがいいですか?」
ボルト「なんだ?」
ベル「先日テレス達のためにネックレスを作ったのですが、ハイパージャッジと言う効果がつきまして」
ボルト「初めて聞く効果だな、なんだ?その効果は」
ベル「それが一定条件を満たすとできる進化あるじゃないですか?」
ボルト「あぁあるな」
ベル「それを着けると条件なしで1回だけ進化する効果みたいです」
ボルト「それはまた凄いものを」
ベル「それをテレス達に渡しても良いのでしょうか?と聞きたかったんです」
ボルト「いいぞ?」
意外と簡単に了承してくれた
ベル「いいんですか?」
ボルト「問題ない、テレス達は強く居てもらわないといけないからな、その位は許そう」
ベル「他にも効果はありますが分かりました、また後日渡しておきますね」
ボルト「そのハイパージャッジとやらの他にも効果があるのか、凄いな」
ベル「この服よりは弱いですがね」
ボルト「その服も効果がついてるのか?」
ベル「はい、僕専用で作ったので簡単に言うとほぼ無敵ですね」
ボルト「な、なるほど。ちなみにどうなったらその装甲を被れるんだ?」
ベル「そうですね、無理やり剥ぎ取る他ないですかね?剥ぎ取ったところで僕の体の方が丈夫ですので意味無いですが」
ボルト「じゃあその装備いるのか?」
そう言いながら苦笑いを浮かべていた
ベル「いりませんね、せっかくなら強くしようとした結果です」
ボルト「なるほどな……はぁお前の相手をしてると疲れる、またな」
ベル「はい、さよなら」
そしてベルは家に帰った
ベル《ねぇピクシー?》
ピクシー《はい、なんですか?》
ベル《このネックレス、いつ渡そう》
ピクシー《しょうがないマスターですね、でしたらデートにでも誘ってあげたらどうですか?》
ベル《その手があったか…ありがとう、ピクシーがいると助かるよ》
ピクシー《えへへ、ありがとうございますマスター》
ベル(なにか見せたいものがあるって言ってたけど、なんなんだろう?)
コンコンコン
ボルト「入るぞ」
ベル「はーい」
国王様が部屋に入ってきて対面の椅子に座った
ボルト「すまんな待たせた、鬱陶しい奴が話しに来て長引いたわ」
ベル「いえ大丈夫ですよ」
(ピクシーとの世間話が捗りましたから)
ボルト「そうか、では本題に入ろう」
ベル「はい」
ボルト「本題だがこれだ」
そう言って机に箱と鍵を置いた
ベル「これは?」
ボルト「これは初代国王様が残したものなんだ」
ベル「そうなんですか、それで中身は?」
ボルト「それがな、まだ分からないんだよ」
ベル「どうして?」
ボルト「この箱は転移者か転生者しか開けられないらしい、だから今まで1度も開けられてないんだ」
ベル「そうなんですか、じゃあそれを僕に開けて欲しいと」
ボルト「そうだ」
ベル「分かりました、やってみます」
そして箱の鍵穴に鍵を差し込むと日本語の文字とキーボードが出てきた、文字は"初代国王の名前を入力せよ"と書かれていた
ボルト「どうだ?」
ベル「まだですね、初代国王様の名前は?」
ボルト「どうしてそんなことを?」
ベル「ここに書かれている文字に初代国王様の名前を入力せよって書いてるので」
ボルト「そうなのか、初代国王様の名前は如月千斗だ」
ベル「ありがとうございます」
ベルはキーボードで初代国王の名前を入力した
ガチャ
入力すると直ぐに箱の鍵が開いた
ベル「開きましたね」
ボルト「中身は!?」
国王様は身を乗り出してそう聞いてきた
ベル「確認します」
ベルは箱を開けて中身を確認した、そこには日本語で書かれた紙と1枚の写真が入っていた
ベル「この紙と写真ですね」
ボルト「俺には読めんな、それにはなんと?」
ベル「読むので少し待っててください」
ボルト「わかった」
その紙に書かれていたのはこうだ
初めまして、俺はマーベルド王国の初代国王をやっていた如月千斗だ、俺は勇者召喚でこの世界に転移したんだが、君はどっちかな?まぁ聞く方法は無いけど。まぁいい、とりあえず俺と一緒に召喚された仲間を紹介しよう、勇者は言うまでもなく俺だ、次の聖女は政宗実里、そして賢者の政宗拓美だ。この手紙が読まれてる時には俺達は英雄にでもなってるのかな?まぁどっちでも俺には関係ないけど、この手紙が読まれた時のマーベルド王国の国王に伝えておいてくれ。今の国王へ、この国をもし滅ぼすことがあったり滅んだら俺が呪ってやるから覚悟しとけよ?ってな、まぁ俺達は多分死ぬことがないから直接殴り込んでもいいんだけど。今手紙を読んでる人は今の国王をできるだけサポートしてあげてね
これで手紙が終わった、そして写真を見ると初代国王の千斗さん?と恐らく実里と拓美の3人が仲が良さそうに肩を組んで写っていた
ボルト「で、なんと?」
ベル「国王様に伝言がありました」
ボルト「なんと?」
ベル「この国をもし滅ぼすことがあったり滅んだら俺が呪ってやるから覚悟しとけよ?だそうです」
ボルト「なんて人だ」
呆れたように答えた
ベル「ところでこの真ん中の人がその初代国王ですか?」
ベルは国王に写真を見せた、写り方は真ん中に初代国王、その右に聖女、左に賢者という感じで写っている
ボルト「あぁそうだ、この人だよ」
ベル「そうなんですか」
ボルト「あと二人は名前しか分からないが」
ベル「……実はですね、聖女と賢者は僕の日本にいた頃の両親なんですよね」
しんみりした声でそう伝えた
ボルト「なんだと!?どういう事だ?」
ベル「僕が日本にいる時に当時7歳の頃突然行方不明になったんですよ、そして僕はお爺さん達の所に引き取られました」
{地球とこの世界は時間の流れや時空が大きく違うようです}
ボルト「そんな事があったのか」
ベル「はい、まさか転生した先に両親が転移していたとは」
ボルト「そうだな、今は多分亡くなっていると思うが生きていたらあいに行くか?この頃に召喚された勇者達は寿命の概念がなくなると言われている、だから殺されてなければ会えるかも知れんぞ?」
ベル「そういう事なんですね、会えるなら1回でいいので会いたいですが、今どこにいるかも分かりませんからね」
悲しげな表情と声でそう言っていた
ボルト「その辺は俺も手伝うぞ、将来は息子になるからな」
ベル「ありがとうございます、今は会いに行く予定はないですが行く時になったら伝えますので情報収集などお願いします」
ボルト「わかった、またいつでも来いよ」
ベル「はい、あと1つ聞きたいのですがいいですか?」
ボルト「なんだ?」
ベル「先日テレス達のためにネックレスを作ったのですが、ハイパージャッジと言う効果がつきまして」
ボルト「初めて聞く効果だな、なんだ?その効果は」
ベル「それが一定条件を満たすとできる進化あるじゃないですか?」
ボルト「あぁあるな」
ベル「それを着けると条件なしで1回だけ進化する効果みたいです」
ボルト「それはまた凄いものを」
ベル「それをテレス達に渡しても良いのでしょうか?と聞きたかったんです」
ボルト「いいぞ?」
意外と簡単に了承してくれた
ベル「いいんですか?」
ボルト「問題ない、テレス達は強く居てもらわないといけないからな、その位は許そう」
ベル「他にも効果はありますが分かりました、また後日渡しておきますね」
ボルト「そのハイパージャッジとやらの他にも効果があるのか、凄いな」
ベル「この服よりは弱いですがね」
ボルト「その服も効果がついてるのか?」
ベル「はい、僕専用で作ったので簡単に言うとほぼ無敵ですね」
ボルト「な、なるほど。ちなみにどうなったらその装甲を被れるんだ?」
ベル「そうですね、無理やり剥ぎ取る他ないですかね?剥ぎ取ったところで僕の体の方が丈夫ですので意味無いですが」
ボルト「じゃあその装備いるのか?」
そう言いながら苦笑いを浮かべていた
ベル「いりませんね、せっかくなら強くしようとした結果です」
ボルト「なるほどな……はぁお前の相手をしてると疲れる、またな」
ベル「はい、さよなら」
そしてベルは家に帰った
ベル《ねぇピクシー?》
ピクシー《はい、なんですか?》
ベル《このネックレス、いつ渡そう》
ピクシー《しょうがないマスターですね、でしたらデートにでも誘ってあげたらどうですか?》
ベル《その手があったか…ありがとう、ピクシーがいると助かるよ》
ピクシー《えへへ、ありがとうございますマスター》
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コメント
ノベルバユーザー393635
めちゃくちゃボロクソに言われて森
エルナ・アストル
ピクシーは意外と便利なんだけどベルド自信が○○をしてとか言わないと基本は何もしないよ、だからベルドが親を探そうとしない限りやらないね
ノベルバユーザー399941
親がどこいるかとか全部ピクシーに聞けばいいんじゃないの?w
ましゃや
いや、なんかもう親のこととか完全に異世界貴族の冒険録すぎて無理www見すぎだろまじでキモイwww
ノベルバユーザー354375
初代国王がキラキラネームって、キモッ!!