俺の高校生活に平和な日常を
第1章 #19「奥田と初対面!」
---18時50分、あの中道に不審な男が2、3人程たむろしている。その内の2人は黒いスーツを来ている。歳は2人とも20代くらいだろうか?体格は中肉中背で背は170ちょっとはあるかな?
もう1人の男は白いスーツを着ている。背は190を超えていた。そして銀髪の髪にガッチリとした体。話に聞いていた特徴に一致している。
(あいつが奥田か!)
顔を見せない様に帽子を深く被りコッソリと観察していたのだが、やっぱ生で見ると威圧感がハンパない!特に奥田は異常だった。普通の表情をしているが殺気を放ちまくっている。
怖い!逃げたい!俺の足がそう訴えかけるかの様に足がブルッてきた。だがもうここまできたからには投げ出すにはいかない!
自分の足にそう言い聞かせていたら急に背中がゾクッとした。ふと中道に目を向け直すと…
奥田の視線はこちらを向いていた!!
もの凄い殺気をこっちに向けてきている。ヤバい!完全にバレてる!!
奥田は2人に指示を出すと3人共こっちに向かって走ってきた!
俺は足がブルッていたせいで一瞬動くのが遅くなってしまったが、幸いにも距離が結構離れていたのであまり距離を縮められずに逃げる事が出来た。
---ひたすら真っ直ぐに走りながら後ろを確認しようとした。因みに言っとくが俺は足の速さには多少自信がある。
小中学生時代は運動会のリレーや校内の駅伝大会ではアンカーを任せられた事が何度かあるし中学の時は陸上・駅伝部に入ってた時期もある。(まあ、途中で辞めてしまったけど…)
今の話を聞いていて『しょうもなっ!』とか思った人が沢山いると思うが、その時が俺の人生で唯一輝いていた頃なんだ!
その話は置いといて、自称足に自信がある俺は後ろを確認する。
「!!」
俺の顔が一瞬にして青ざめた。黒スーツの男2人とはドンドン距離を放していたのだが奥田とはドンドン距離が縮まって来ていた!
(ヤバい!このままだと追いつかれる!!)
俺は顔を前に向き直すと全速力で走った!もう後ろを振り向けない!ただひたすらに前を向き走り続けた!
---5分ぐらい走り続けた時、前に錆び塗れの建物を見つけた。
 「よし!」
 全速力で走ったせいで息がもの凄く苦しいがあそこに身を隠す為に力を振り絞り何とか建物の中に着いた。
 「ハアッ、ハアッ!」
 ようやく着いたという安堵感のせいか手を膝につけゼエゼエ言っていた。
 しかし、まだ安全ではない!もう少しで奥田がこの建物の中に入って来る。
 俺は急いで建物の中で隠れることにした。
 ---そして数分も経たない内に奥田が入って来た。
 建物の中はドーム状になっていて入ってすぐからだと建物の中を見渡せるようになっている。
 だが、遮蔽物も多い為気付かれずに上手く隠れることが出来た。
 ---何故、俺はこんな場所に来たと思う?ただ逃げたワケじゃないさ!
 ここで奥田との決着を終わらせる為さ!
もう1人の男は白いスーツを着ている。背は190を超えていた。そして銀髪の髪にガッチリとした体。話に聞いていた特徴に一致している。
(あいつが奥田か!)
顔を見せない様に帽子を深く被りコッソリと観察していたのだが、やっぱ生で見ると威圧感がハンパない!特に奥田は異常だった。普通の表情をしているが殺気を放ちまくっている。
怖い!逃げたい!俺の足がそう訴えかけるかの様に足がブルッてきた。だがもうここまできたからには投げ出すにはいかない!
自分の足にそう言い聞かせていたら急に背中がゾクッとした。ふと中道に目を向け直すと…
奥田の視線はこちらを向いていた!!
もの凄い殺気をこっちに向けてきている。ヤバい!完全にバレてる!!
奥田は2人に指示を出すと3人共こっちに向かって走ってきた!
俺は足がブルッていたせいで一瞬動くのが遅くなってしまったが、幸いにも距離が結構離れていたのであまり距離を縮められずに逃げる事が出来た。
---ひたすら真っ直ぐに走りながら後ろを確認しようとした。因みに言っとくが俺は足の速さには多少自信がある。
小中学生時代は運動会のリレーや校内の駅伝大会ではアンカーを任せられた事が何度かあるし中学の時は陸上・駅伝部に入ってた時期もある。(まあ、途中で辞めてしまったけど…)
今の話を聞いていて『しょうもなっ!』とか思った人が沢山いると思うが、その時が俺の人生で唯一輝いていた頃なんだ!
その話は置いといて、自称足に自信がある俺は後ろを確認する。
「!!」
俺の顔が一瞬にして青ざめた。黒スーツの男2人とはドンドン距離を放していたのだが奥田とはドンドン距離が縮まって来ていた!
(ヤバい!このままだと追いつかれる!!)
俺は顔を前に向き直すと全速力で走った!もう後ろを振り向けない!ただひたすらに前を向き走り続けた!
---5分ぐらい走り続けた時、前に錆び塗れの建物を見つけた。
 「よし!」
 全速力で走ったせいで息がもの凄く苦しいがあそこに身を隠す為に力を振り絞り何とか建物の中に着いた。
 「ハアッ、ハアッ!」
 ようやく着いたという安堵感のせいか手を膝につけゼエゼエ言っていた。
 しかし、まだ安全ではない!もう少しで奥田がこの建物の中に入って来る。
 俺は急いで建物の中で隠れることにした。
 ---そして数分も経たない内に奥田が入って来た。
 建物の中はドーム状になっていて入ってすぐからだと建物の中を見渡せるようになっている。
 だが、遮蔽物も多い為気付かれずに上手く隠れることが出来た。
 ---何故、俺はこんな場所に来たと思う?ただ逃げたワケじゃないさ!
 ここで奥田との決着を終わらせる為さ!
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コメント
ノベルバユーザー425254
どんどん距離が詰められているほど奥田は早いのに数分後っていうのは道で奥田達を発見した時かなり離れていたのか?そんなに長い道なのか?数百メートル、キロ?離れていたのでは?
設定おかしいでしょ 笑