俺の高校生活に平和な日常を
第3章 #13「GW1日目、終了」
 ドキドキハラハラな1日を終えた俺は家に到着した。
 「ハア〜〜、疲れた…」
 学校で1日過ごすより3倍ぐらい疲れが溜まった気がする。今度遊びに行く時は有紗を護衛につけないといけないな。
 「ただいま〜」
 「お兄ちゃん、おかえりー!」
 力が抜けきったかのような声の俺に対し元気いっぱいの声で返してくれる梓。どっからそんな元気が出てくるのか一度聞いてみたいものだ。
 「もう少しで晩ご飯出来るからもうちょっと待っててね!」
 「オッケー!」
 俺はそう言って食卓に腰をかけるとテレビを点けた。
 「ふうー」
 「お兄ちゃん、大分疲れてるみたいだけど、何かあったの?」
 「んん?んまあ色々とな…」
 そう色々とあったんだよ。人には言えないけどな…
 それから5分ぐらい経つと晩メシが出来上がった。今日の晩メシはチャーハンと焼き餃子の中華セットだった。
 「いただきます!」
 そして食事を取り始め数分ぐらい梓の今日の出来事を聞かされていた。そんな時だった。
 「そう言えば明日友達が家に遊びに来るから」
 「友達?珍しいな、梓が友達連れてくるなんて?」
 梓は家に人を連れてくるのはひょっとしたら初めてかもしれない。だから梓の交友関係を俺はあまり知らなかった。
 「うん!だから明日、私の部屋に入らないようにして欲しいな」
 「えっ?あ、ああ、分かった」
 俺は一瞬戸惑いながらも頷いた。梓がそんなことを言うのも初めてだったからだ。
 (まさかとは思うけど、その友達って男とかじゃないよな?)
 俺は何故かそんなことを考え始めてしまった。
 (友達とか言って実は彼氏とかだったりするんじゃないか?)
 俺はそこから変な妄想に捕らわれ始めてしまっていた。
 (部屋に入らないで欲しいというのもどうにも怪しい。…まさか部屋でイチャつこう
としてるんじゃないよな!?部屋で2人っきりで…)
 「お兄ちゃん?」
 「ひゃい?」
 「さっきからずっとその態勢で止まってたけど、大丈夫?」
 気がつくと俺は箸を持ったまま硬直状態になっていた。
 「あ、ゴメン!大丈夫、大丈夫!!」
 (考え過ぎか!?でも、スゲー気になるな!?)
 そこで俺は明日、その友達の顔を見てやろうと心の中で決めその日は終わりを迎えたのだった。どうか男ではないことを願うよ。
 「ハア〜〜、疲れた…」
 学校で1日過ごすより3倍ぐらい疲れが溜まった気がする。今度遊びに行く時は有紗を護衛につけないといけないな。
 「ただいま〜」
 「お兄ちゃん、おかえりー!」
 力が抜けきったかのような声の俺に対し元気いっぱいの声で返してくれる梓。どっからそんな元気が出てくるのか一度聞いてみたいものだ。
 「もう少しで晩ご飯出来るからもうちょっと待っててね!」
 「オッケー!」
 俺はそう言って食卓に腰をかけるとテレビを点けた。
 「ふうー」
 「お兄ちゃん、大分疲れてるみたいだけど、何かあったの?」
 「んん?んまあ色々とな…」
 そう色々とあったんだよ。人には言えないけどな…
 それから5分ぐらい経つと晩メシが出来上がった。今日の晩メシはチャーハンと焼き餃子の中華セットだった。
 「いただきます!」
 そして食事を取り始め数分ぐらい梓の今日の出来事を聞かされていた。そんな時だった。
 「そう言えば明日友達が家に遊びに来るから」
 「友達?珍しいな、梓が友達連れてくるなんて?」
 梓は家に人を連れてくるのはひょっとしたら初めてかもしれない。だから梓の交友関係を俺はあまり知らなかった。
 「うん!だから明日、私の部屋に入らないようにして欲しいな」
 「えっ?あ、ああ、分かった」
 俺は一瞬戸惑いながらも頷いた。梓がそんなことを言うのも初めてだったからだ。
 (まさかとは思うけど、その友達って男とかじゃないよな?)
 俺は何故かそんなことを考え始めてしまった。
 (友達とか言って実は彼氏とかだったりするんじゃないか?)
 俺はそこから変な妄想に捕らわれ始めてしまっていた。
 (部屋に入らないで欲しいというのもどうにも怪しい。…まさか部屋でイチャつこう
としてるんじゃないよな!?部屋で2人っきりで…)
 「お兄ちゃん?」
 「ひゃい?」
 「さっきからずっとその態勢で止まってたけど、大丈夫?」
 気がつくと俺は箸を持ったまま硬直状態になっていた。
 「あ、ゴメン!大丈夫、大丈夫!!」
 (考え過ぎか!?でも、スゲー気になるな!?)
 そこで俺は明日、その友達の顔を見てやろうと心の中で決めその日は終わりを迎えたのだった。どうか男ではないことを願うよ。
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