俺の高校生活に平和な日常を
第4章 #8「てっきりエロゲイベントかと…」
 ---シャワーを浴びながら俺は様々な考えを巡らせた。
 女の子を自分の部屋で待たせて俺はシャワーを浴びているこの状・況!
 「イヤやっぱねーか」
 俺は一瞬何時ぞや見た有紗の裸がフラッシュバックした。しかし冷静になって流石にありえないだろう。あんなことがあった後でだぜ!?
 ---風呂からあがり俺は緊張した面持ちで自分の部屋に入ると有紗は俺のベットに座り込んでいた。側から見るとホテルに泊まってるカップルが夜の営みを始めるところに見えているだろうか?
 「きたわね。じゃあ始めましょうか?」
 始める?イヤイヤイヤイヤ…………マジで?ちょっと待ってくれ!?まさかみのりに対抗心を抱いてそれ以上のことで勝負しようとしているのか?
 だからとはいえ俺達はまだ付き合ってもいないのにこんなことしても良いのだろうか?もちろん、俺は嬉しい限りなのだが世間体もあるからなー…
 「さあ。座って」
 まずはベットに座ってイチャコラしてから始めようってか!?仕方ない!せっかく有紗からのお誘いだしここは気持ちを汲んであげ…
 「えっ?」
 「『えっ?』じゃないわよ。早く座りなさいって!始めるわよ!」
 よく見ると有紗はベットではなく俺の机の方に立っていた、そして俺の机には数学の教科書やらノートやらが置かれていた。
 「コレって…」
 分かりきってはいたが念のために俺は有紗に聞いてみた。
 「見て分かるでしょ!テスト勉強よ!私が見てあげるって言ってんのよ!!」
 「…ですよね…」
 分かってたさ。エロゲのようなエロイベントを回収するには早過ぎるしそれに俺が回収出来るとはとても思えん。
 「それにアンタ、あいつと居ると如何わしいことしかやらなそうだし・ね!!」
 「ゔっ!!」
 最後の方を物凄い強調する有紗の顔はあの時見た鬼の形相をしていた。やっぱりまだ誤解が解けてないみたいだ。
 「イヤ違うって。アレはみのりのちょっとしたイタズラで実際はお前が思ってるほどの関係じゃねーって!」
 有紗に誤解を解こうと必死に身振り手振りで説明した。何かこんなこと前にもあったような気がするけど…
 「もうどうでもいいわよそんなこと。あいつも同じようなこと言ってたし」
 (な、何だよ。誤解は解けてたんじゃねーか?)
 「けど、私が見るからにはあんな如何わしいこともふざけたことも一切させないし、やったら絶対に許さないから!!」
 「ひっ!?」
 有紗の表情は最早、鬼が笑っているように見えた。喜びや楽しみなどの笑顔ではない。アレは警告の笑顔だ!
 俺は抗うことも許されずただ黙って有紗の指導をみっちりと深夜3時まで受ける羽目になった。(泣)
 女の子を自分の部屋で待たせて俺はシャワーを浴びているこの状・況!
 「イヤやっぱねーか」
 俺は一瞬何時ぞや見た有紗の裸がフラッシュバックした。しかし冷静になって流石にありえないだろう。あんなことがあった後でだぜ!?
 ---風呂からあがり俺は緊張した面持ちで自分の部屋に入ると有紗は俺のベットに座り込んでいた。側から見るとホテルに泊まってるカップルが夜の営みを始めるところに見えているだろうか?
 「きたわね。じゃあ始めましょうか?」
 始める?イヤイヤイヤイヤ…………マジで?ちょっと待ってくれ!?まさかみのりに対抗心を抱いてそれ以上のことで勝負しようとしているのか?
 だからとはいえ俺達はまだ付き合ってもいないのにこんなことしても良いのだろうか?もちろん、俺は嬉しい限りなのだが世間体もあるからなー…
 「さあ。座って」
 まずはベットに座ってイチャコラしてから始めようってか!?仕方ない!せっかく有紗からのお誘いだしここは気持ちを汲んであげ…
 「えっ?」
 「『えっ?』じゃないわよ。早く座りなさいって!始めるわよ!」
 よく見ると有紗はベットではなく俺の机の方に立っていた、そして俺の机には数学の教科書やらノートやらが置かれていた。
 「コレって…」
 分かりきってはいたが念のために俺は有紗に聞いてみた。
 「見て分かるでしょ!テスト勉強よ!私が見てあげるって言ってんのよ!!」
 「…ですよね…」
 分かってたさ。エロゲのようなエロイベントを回収するには早過ぎるしそれに俺が回収出来るとはとても思えん。
 「それにアンタ、あいつと居ると如何わしいことしかやらなそうだし・ね!!」
 「ゔっ!!」
 最後の方を物凄い強調する有紗の顔はあの時見た鬼の形相をしていた。やっぱりまだ誤解が解けてないみたいだ。
 「イヤ違うって。アレはみのりのちょっとしたイタズラで実際はお前が思ってるほどの関係じゃねーって!」
 有紗に誤解を解こうと必死に身振り手振りで説明した。何かこんなこと前にもあったような気がするけど…
 「もうどうでもいいわよそんなこと。あいつも同じようなこと言ってたし」
 (な、何だよ。誤解は解けてたんじゃねーか?)
 「けど、私が見るからにはあんな如何わしいこともふざけたことも一切させないし、やったら絶対に許さないから!!」
 「ひっ!?」
 有紗の表情は最早、鬼が笑っているように見えた。喜びや楽しみなどの笑顔ではない。アレは警告の笑顔だ!
 俺は抗うことも許されずただ黙って有紗の指導をみっちりと深夜3時まで受ける羽目になった。(泣)
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