よくある?異世界物語

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よくある?冒険者の救助

「そろそろ、別れたところです。」
先ほど助けた男性の冒険者がそう言った。
「ああ、わかった。んー、どうやら、右のほうにいるみたいだな、サナさん、エリアス回復は、任せた、リーフェは、テイムモンスターと一緒に援護をお願い。」
「「「はい」」」
そして、急いで進んで行くと、そこには、100匹はゆうに超えるくらいの鎌ネズミ(さっき倒したモンスターの種族名)が、集まっていた。
「じゃあ、殲滅してきます。今のところ、死者はいないけど、怪我人はいるみたいだから急いで終わらせよう。リーフェは、周りにいるネズミを倒しておいて。エリアスと、サナさんは、僕についてきてね。」
「わかりました。気をつけてくださいねユウさん。エリアスも、サナも、怪我人と、ユウさんは、任せましたよ。」
「まかされました。」
「ちゃんとユウのことは、見ておくね。」
「じゃあ、行くよ。」
そう言って僕はネズミの群れの元へ、飛び込んでいく。握った剣を右へ左へと、振り抜いていく。ネズミは、囲まれている冒険者の方を向いていて、僕たちの方を向いてなかったので、ネズミたちは、驚いて、動きを止めている。その間に数を減らしていく。すると、ようやく状況に気づいたのか、こちらに襲いかかってくるが、量はともかく、強さは、あまり無いので、簡単に切り裂いていく。まあ、念の為、魔眼は使っているけどね。
10分後、ネズミたちは全滅していた。

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