よくある?異世界物語

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よくある?森林の階層

次の日、獅子のたてがみのメンバーは、どうやら迷宮探索をきりあげるようだ。持ってきた、回復アイテムや、武器なんかの補充、メンテナンスをするらしいようでここでお別れだ。因みに、あんなに大量の魔物に襲われていたのは、どうやら、斥候が、罠の解除に、失敗したかららしい。つまり、だいたい、ザインさんのせいだね。まあ、そのことでからかわれて、本気で落ち込んでたから言わないけどさ。
獅子のたてがみと別れた僕らは、少し探索すると、4階層へと続く道を見つけた。その道を抜けると、そこには、樹海が広がっていた。
「うーん、どっちに進んでいけばいいんだろう?」
そう言いながら、辺りを見渡すと、近くにある木に何か彫ってあった。あやしがりてよりてみるにやじるしかかれたり。・・・なんか僕、今、変なこと言ってたような気がする。
「この矢印って、もしかして、5階層の方向かな?でも、たしか、迷宮の壁とか床に何か彫っても、いつのまにか塞がってるって本に書いてあった気がするけど、木に関してはそういうことはないのかな?とりあえず、罠の可能性もあるから、気をつけて進んでいこうか。」
「はーい」「「わかりました」」
エリアス、リーフェ、サナさんがそう答えた。
ということで進んでいく、前に鳥系のテイムモンスターを出しておこう。多分その方がいいだろうから。
「出てこい、【イリス】【カガミ】【アエロ】【オキュペテ】、偵察は任せた。あと、次の階がこの先にあるかにも、気をつけておいて」
それを聞くと、4匹とも、すぐに飛び出していったので、慌てて、
「魔物には気をつけろよ」
とだけいっておきました。少し待っていると、【オキュペテ】が帰ってきて、偵察の結果を伝えてくれた。ベビーハーピーだから、拙いとはいえ、話ができるからね。
どうやら、このまま進めば、次の階へ進めるようだ。
他の三匹も戻ってきたので、僕たちの上の方から、周りを見渡してもらおう。

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