よくある?異世界物語

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よくある?砂漠の夜

水場にたどりついた。まずは、エリアスに頼んで、飲める水にしてもらおう。確か、オアシスの水は、塩分が多いこともあるらしいし。まあ、飲み物は、まだたくさん残ってるけど、何があるかわからないし、それに、魔法は、無から有を作り出すよりも元々あるものを操る方が、消費する魔力が少ないからね。感覚的に言うなら、2割減?かな?そういったわけで、今のうちに水を補給しておこう。
「今日はここで休もうか。」
「それが良さそうですね。」
「おっと、【ケライノ】【ポダルゲ】【迦楼羅】【エリュテイア】【プラミア】、暗くなる前に次の階層を探しにいって来てくれる?」
みんな、当然といったような反応だ。
「ありがとう、気をつけていってね。」
僕がそういうと、各々返事をして飛び立って行きました。
「さて、このままのペースだったら、一番奥まで行けるかもしれないね。階層が進むごとに1割程小さくなっているらしいし。」
「そうですね。ですが危なくなったらすぐに撤退しましょう。」
「そうだね。一番重要なことは、誰一人欠けることなく迷宮を出ることだからね。」
そんなことを話しながら、夜営の準備を進めていると、【ポダルゲ】が帰って来ました。どうやら次の階層を見つけたらしい。他の4匹も帰って来たので、、今日はもう休んでもらおう。
「お疲れ様、休んでていいよ。出てきて、【ロボ】【ブランカ】【ワット】【ラウンド】【メリー】【ゴウ】、夜の間の見張りは、任せたよ。」
僕はこの後、ご飯を食べてすぐに寝ました。魔力をたくさん使って疲れましたしね。砂漠の夜は冷えるので、みんなで、羊たちに包まれて眠りました。おかげで暖かかったです。

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