よくある?異世界物語

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よくある?神力についての話

「ステータスの方は、っと。あれ?他の能力に比べて、魔力があまり伸びてないな。」
「多分、神力を引き出すために使われたんだろうね。神力は、正確には違うけど、魔力を100倍くらいに濃縮したようなものでもあるからそうやって計算すれば、魔力の伸びが良く見えるだろ?」
「まあ、確かに。ところで、正確には違うって、どう違うの?」
「簡単に言えば、魔力を100倍に圧縮したあとに、神力に触れることによって変化してできるのが神力だ。」
「つまり、普通の人には使えないってことだね。」
「ま、そういうことだ。・・・そろそろ一階層まで送るぞ。」
「うん、ありがとう。そう言えば、最後に一つだけ聞きたいんだけど、なんで、僕に似た姿をしているの?」
「なんとなくだ。まっ、じゃあがんばれよ」
彼がそういうと、あたりは光に包まれて、光が消えると、そこは、一階層らしき草原だった。
「よし、じゃあ帰ろうか。」
そう言って三人を見渡します。するとエリアスが震えながら、
「なんで、ユウは、あんなに平然とルクス様と会話しているんですか!」
と怒鳴られてしまった。それに、リーフェも、サナさんも便乗してきた。
「い、いや、気さくな方だったし、それに、こっちの神話に関しては詳しくないからどれ程すごいのかわかりづらいから・・・」
というか、今までいきなり偉い人に会ってばかりだから慣れたっていうのもある。この世界の人からしたらありえない態度だったんだろうけど、ね。会話に一回も混じってこなかったのは、というよりもむしろ混じってこれなかったんだね。三人が落ち着くまで、冷静に会話をしていった。

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