よくある?異世界物語

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よくある?クロシア公国への移動


トル爺との話から三日経ちました。僕たちは、トル爺とともに、神殿の地下へ向かっています。階段を降っているのだが、暗くてジメッとしているような階段じゃなくてよかったよ。この先に、重要施設があるから、あたりまえか。
そんなことを考えていると階段を降り終えた。そこには、大きな金属製の両開きの扉がそびえ立っていた。
「さて、では準備はいいかの?」
「はい、みんなも大丈夫?」
「ええ」
「はい」
「大丈夫です。」
「大丈夫ですよ〜」
「よし、じゃあ行きましょう」
そして僕らは、騎士の皆さんによってすでに開かれていた扉を抜けた。

その部屋には、大きな扉か何かの枠だけが壁に張り付いてあった。見ていると、その枠に囲まれた空間が歪んでいく。そして、安定した頃には、そこには、違う風景が広がっていた。まあ、こちらと同じように室内だから、隣の部屋かと勘違いしそうだね。なるほどこうやって、移動するのか。しかし、これは、転移装置というよりは、ど○でも○アみたいだな。

僕たちは、順に枠をくぐっていくが、くぐり抜けた際にこれといって違和感はなかったな。だから、正直本当にクロシア公国にたどり着いているのかと思ったが、おそらく大丈夫なのだろう。

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