よくある?異世界物語

looc

よくある?神界ともう一人の幼馴染

ユウ視点

うーん、そろそろ、魔力がなくなっちゃうなあ、なんて思っていると、突然足元に魔法陣が現れた。そして、光に包まれて僕と雪は、この世界から消えた。
光が収まると、そこは、ルクスさんにあった場所だった。周りを見渡すと、サナさんや、リーフェ、エリアス、リアラちゃん、それからクラスメイトたちもみんな揃っていた。
とりあえず、僕は、
「それで、どうしたんですか?ルクスさん」
と、姿の見えないここの住人に声をかける。多分聞こえてるよね。聞こえてなかったら、恥ずかしいんだけど。
「すまない、少し待っててくれ」
と、返事が返ってきた。さて、ではどうしますかね。なんて考えていると、
「よお、悠、元気そうだな。」
と声がかけられた。
「おかげさまでな。健吾」
僕に所謂オタク知識を教えた張本人である。そう返事を返すと、次々にクラスメイトがやってきて、話しかけてくる。
「みんな久しぶり。」
僕は笑顔でそう言った。
「悠君。」
そう、もう一人の幼馴染の声がして、そちらを見ると、いきなり抱きつかれ、泣きつかれた。
「悠君、悠君、悠君、悠君・・・」
抱きつかれたまま、どうしようか迷った。この行動を見れば、いくら鈍感な僕でも、彼女の気持ちに気づく。・・・もしかして、地球にいた頃からだったのかな?まあ、答えは決まっているんだけどね。頑張れ僕。

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