よくある?異世界物語

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閑話・ユウ○○になるその2part2

本日3話目


一度僕を見ている雪を除いたみんなはびっくりしているようだ。
「悠君、なんだよね。」
「ユウさんの適応変化のスキルですよね。・・・また、誤作動ですか?」
「それとも、自分の意思ですか。たとえば、クラスメイトをからかいたかったとか。」
「もしかしてユウ、女にめざめたとか。」
「ま、まさか〜、女湯に堂々と入ろうと?!」
「・・・エリアス?リアラちゃん?」
流石に聞き捨てならなかったので、僕は低い声(女になっているので、思った以上に高い声だったけど)で二人の名前を呼んだ。
「ご、ごめんなさい」
「ふ、ふざけすぎました〜」
まあ、本気で言っていないのはわかっていますし、許してあげましょう。
「うん、わかった、許すよ。ところで、あと200時間ほど、元に戻れないんだけど、協力してくれないかな?」
「いいけど、なにをすれば?」
「女の体に苦労することも多いだろうから、その補助。あとは、クラスメイトには、見つからないようにすること。そして、仮に見つかっても気づかれないようにすること。かな?」
「わかりました。ユウくんのことをどう呼べばいいのでしょうか?」
「ああ、取り敢えず、シオンとでも呼んでおいてください」
取り敢えずこの部屋にいるのもあれだし、別の部屋に移ろうかな?ここにいたら、誤魔化すの難しそうだし。というわけで、スキルも使って、こっそりと空き部屋に移動しました。

「よし、じゃあ、まずは、僕の設定を考えようか。」
「無難なところでしたら、私たちの知り合いで、雪たちとも親しくなったって感じでしょうか。」
「そうだね。まあ、クラスメイトに見つからなければ使われることもない設定だから大丈夫だよね。まあ、色々考えすぎてボロが出ても困るから、これくらいでいいか。」
「あとは、念のため、話し方に気をつける感じですか?」
「そうだ・・そうですね。こんな感じかな?」
「問題ないと思うよ。ゆ・・・シオンは、普段から言葉遣い丁寧だから。」
「こちらも気をつけなくてはいけませんね。」
さあ、200時間をのりきろう。

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