よくある?異世界物語

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よくある?ピクニック

ユウ視点

光が疲れた様子で、帰ってきました。・・・お疲れ様。うーん、今日は何をしようかな?効果あるかわからないけど、リハビリがてら、この辺を歩いてこようかな?もしかしたら効果あるかもしれないし。というわけで早速、
「みんなー、ハイキングしない?」
「いいけど、どうしたの?」
「いや、暇なのと、少しは体動かしやすくなるかなって思って。」
「どうなんでしょうね。そこらへんはわかりませんが、いいと思いますよ。」
「まずは、お弁当を用意しなくちゃ。」
「どこか景色がいい場所があるといいんですけどね。」
なんて話しながら、準備をして出かけた。
温泉街から外に出て、適当に歩いていると、なかなか良さげな、丘があったので、そこで、お昼にすることにした。木々は、赤や黄色に染まっており、そういえば、今って秋だったのかと思った。よくよく考えてみると、戦いが始まってからは日にちとかあまり気にしていなかった気がする。今日はいったい何日なんだろうか。今のうちに聞いておくか。
「そういえば、今日って何日?」
「えっ?ああ、えーっと、10月の10日だよ。」
雪がそう答えた。・・・記憶がある、9月の25日くらいから、いつのまにかそこまで経っていたようだ。2週間も、ねえ。よくもまあ、死ななかったな、僕。

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