よくある?異世界物語

looc

よくある?脱走王

ユウ視点

「さて、次はどうすればいいかな。」
「まあ、私たちの身分を明かしてって感じですけど、問題は誰にそれをすればいいのかですよね。」
「だね。さて、どうしようかな・・・ってあれ?あそこにいるのって・・・。」
「どうしたの?悠。・・・えっ!?あそこにいるのって王様だよね!なんで、こんなところに!?」
「・・・なんか、コソコソしているように見えませんか?」
「・・・そうだね。・・・もしかして、お城を抜け出そうとしているんじゃ・・・。」
「かもしれませんね。・・どうします?」
「まあ、ちょうどいいし、話しかけようかな。」
「まあ、その方がいい気がしますね。このまま抜け出されたら、いつ話ができるものかわかりませんからね。」
「さて、それじゃあ・・・すいません。」
「・・・!!!な、なんじゃ!?」
「王様ですよね。」
「な、なんのことじゃ・・・「いました!!」・・・うおっ!!見つかってしもうたか。・・・仕方あるまい、今日逃げ出すのはやめておこう。」
「当たり前です!ってか、抜け出さないでください!!」
「ええぇっ?!」
「ええっ?!じゃありません!そもそもあなたには王としての自覚が・・・・・。」
なんか説教し始めました。これは、どうすればいいんだ?なんて考えていると、王様が僕に小声で話しかけてきた。
「(何かはなしがあるのじゃろ?ついてくるがいい)」
「(え?あの人は?)」
「(あやつなら、当分気づかん、問題ない。)」
ええぇっ?!いや、いいのかなぁ。とも思ったけど、まあ、待つのもめんどくさいし、まあいいや、と思って王様についていくことにしました。

「よくある?異世界物語」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く