よくある?異世界物語

looc

よくある?結婚翌日

ユウ視点

結婚式の翌日。目を覚ますと、みんなすやすやと気持ち良さそうに眠っていました。指には僕が直接はめた指輪が主張しています。
なんとなく隣に寝ていたサナと雪の頭を撫でてみました。すると、嬉しそうな表情を浮かべました。・・・うん、可愛い。
「ん・・・んん。・・・おはよう、悠。」
「・・・おはよう。・・・僕のお嫁さん。」
「・・・うーん、なんか悠らしくないなぁ。」
「奇遇だね。僕も全然似合わない気がしているよ。」
そう言って僕たちはみんなを起こさないように注意しつつも笑い合った。
「・・・あら?」
「ん?あっ、おはようサナ。」
「おはようございます、ユウくん。」
「うん。あと、それから、起きてるのかな?それとも寝ぼけているの?リアラちゃん。」
「んん〜。あっ、おはよ〜。」
リアラちゃんは、半分寝ていますね。これは。
「んんっ。・・・。」
光が目を覚まして起き上がってぽーっとしています。
「おはよう、光。」
「・・おふぁようごじゃいます・・・。」
・・・なんか珍しい姿を見れた。可愛い。
続いて目が覚めたのはエリアスでした。
「おはようユウ。」
「うん、おはよう。」
エリアスは起きるときはすんなりと起きるタイプなんだよね。だから、さっきの光みたいなことにはならなかったりする。・・・さっきの可愛かったなあ。くっ、録音しておきたかった。とまあ、そんなことはおいておいて、あとは、リーフェだけか。とりあえず、ほっぺた突っつきに行くかな?それに特に意味はないけどさ。
「ん、んんっ。」
ああ、可愛いなあ。・・・それにしても、リーフェいつもは、結構早めに起きていると思ったんだけど・・・遅く寝たのかな?なんか、全然起きないや。とりあえずリーフェが起きるまではほっぺたぷにぷにしているか。
結局、すぐにリーフェも起きてしまって、
「おはようございます。ユウさん。」
と言いました。リーフェも起きてすぐに動き出せるタイプです。
「うん、おはよう。なんていうか一番最後に起きてくるって、珍しいね。」
「そうですね。昨日は嬉しくてドキドキして眠れなくて。」
「眠くない?」
「あっ、それは平気です。」
「そっか、よかった。とりあえず、今日は一日ゆっくりしようか。なんとなく疲れてる気がするし。」
「そうですね。」
「賛成。」
ということで、早速今日の予定・・・予定?は決まった。

「よくある?異世界物語」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く