よくある?異世界物語

looc

よくある?旅の振り返り4

ユウ視点

「えっと、ドラゴンの攻撃で倒れた僕は、えっと、気がついたら、また別のところにいて・・・、どうやら、治療されたようで・・・完治はしていませんでしたけど、そのまま、治療って感じになりました。えっと、この時に助けてくれたのがサナ。えっと、多分誰かはわかるよね。それっぽい格好してたし。」
「そうだね。あの、白いシスター服見たいのを着た子だよね。」
「うん、そう。まあ、それで、そのあとはずっと治療って形で・・・まあ、サナとも婚約者っていう関係になって・・・えっと、放って置けないって言われたんだったね。うん。まあ、そんなわけで、婚約することになりました。・・・えっと、まあ、その後にまた、事件に巻き込まれまして、完治していないのに無理をしたから本当にまずいことになりまして、えっと、貴重な薬を使ってもらうことでボロボロの体が治ったんだよね。えっと、まあ、ただ、その薬を飲んだ結果・・・ね。」
「何かあったのかい?」
「うん。まあ、別に悪いことではないんだけどさ、えっと、なんていえばいいのかな、神様になりました。・・正確には足を踏み入れたくらいだったけどね、その時は。」
「その薬は飲んだ人を神様にするものなのかい?」
「いや?違うよ。・・・えっと、神様の力・・・えっと、神力っていうんだけど、それが、少し含まれていて、それが、僕の体の中の神力に対する呼び水になって、って感じかな。」
「その、神力ってのは・・・。」
「誰でもが持っているってものじゃないよ。えっと、これは後から知ったことなんだけど、僕の魂は、実はあっちの世界の神様・・ルクスさんの一部だったらしいんだよね。ルクスさんの魂は世界を渡って、お母さんのお腹の中の胎児の魂として定着したんだって。そんなわけで、僕は神様になる素質があったらしいよ。まあ、神様になるには別の方法もあるんだけどね。」
「・・・そうなのか。」
「うん。僕もかなりびっくりしたよ。」
「そうだろうね。」
「神様だろうと、悠は、私たちの息子であるってことに変わりはないからね。」
その言葉に嬉しくなりました。

「よくある?異世界物語」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く