転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

支配国の使い道

あの後、アインが降伏する訳も無く、戦争は始まった。

「行け!攻め込め!」

連合側は海から上陸をしていき、どんどんと、城壁まで進んでいった。

「ここは絶対通すな!それと深追いもしなくて良い!」

アイン国の分国はこの城壁の中に連合国兵を入れなければ良いと、アインからの命令が来ていた。

なので、城壁から魔法を打ったり、兵で返り討ちにしているが、交代を繰り返して、深追いはしていなかった。

「なかなか守りが堅いな…何故だ?こんなに戦力を持っていなかったはずなんだが…」

これは、連合国のせいだった。

連合は、まだ出来たばかりで指導者がいないと、仲間割れを起こす可能性があったので、あまり広い範囲から攻めることが出来なくなっていたのだった。

よって、分国はその1点に兵を集中して守っているので、なかなか分国兵を倒すことが出来なかったのだった。

「クソ。それじゃあ、同じ国同士の人間で組んである隊が他の場所に行っているはずだ!そちらはどうなった。」

「分かりませんが、定期的に魔道具で安否を確認できるようにしていたのですが、その反応はなくなってしまいました。」

「何故!?この国はこんなにもこの1点に戦力をそいでいるのに!」

そう、この1点が攻めやすいからって、全ての兵がここから攻め込んでくる訳でない。

では、いったい誰が他のところを守っているのか…

「皆大丈夫か!何だこいつ。1人で100人以上いるわが隊を相手にするなんて…」

「君たちは帰さないし教えてあげるよ。君たちが必死に攻めているここは、分国。実は本国は別のところにあるんだ。で、私は本国の13番隊の1員。まぁ、13番目に強い隊の1員って事だよ。」

「嘘だ!13番目に強い隊の1員がこんなに強いなら1番隊は…」

「さぁ、おしゃべりはここまでだ!こちらから行かせてもらうよ。」

そして、隊員は倒した兵の剣を持ち、大きく横に持った。

「何をしているんだ?貴様と我々の間には結構な距離が…」

そう、隊員と兵たちの間にはまだ100m以上の距離がある。

しかし、隊員はその構えをやめることは無かった。

そして、剣ですごく重いものを押すように、ゆっくりと横一文字を描いた。

「だから何をやって…」

次の瞬間、兵たちには寒気が走った。

「いったい何をし………」

そして、それは発動した。

一瞬にして100人の首に横一文字が浮かび上がり、その横一文字から上が一瞬にして無くなってしまった。

「ふ~。これは疲れるけど、一番楽だな。さて、後はここで来るかを待つか。」

こんな風に本国の兵が他の場所を守っているので、ある意味、さっきの分国の兵たちが守っていた場所よりも、攻城難易度が高くなっていたのだった。

そして…

「よく集まってくれた。まぁ、君たちはもう、僕の国の支配下の兵になったんだから、僕の兵なんだけど。
それよりも、国が支配されていて困ることはあるかい?無いだろ?だって、前よりもインフラが整備されているんだから…」

アインは、3番目の大陸にて、支配下に置いた国々の兵を一箇所に集めて、まずは国が支配下におかれてどうだったかを聞いていた。

正直、支配という言葉は嫌だが、ここの国の人たちは、王がアインになってからのほうが不自由なく過ごせていたので、アインには感謝をしていた。

「まぁ、そんな君たちに今日はお願い事があってきたんだ。まぁ、行ってもらうんだけど、とある連合と戦争になった。そして、その国々は今、僕の分国を攻めている。しかも、朝実際に来てから宣戦布告をして、攻めてきたから、実質的な不意打ちだ。そこで、我々も反抗しようじゃないか。しかし、分国の兵は時刻を守るので必死。だから、君たちには手薄になっている。敵の母国を狙って欲しいんだ。」

そう、アインは裏から敵の母国を滅ぼす作戦をしていたのだった。

「それじゃあ、具体的な話に入ろうか。」

こうして、支配国軍による、反撃作戦が行われるのだった。

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コメント

  • ノベルバユーザー113073

    お疲れ様(* ̄∇ ̄)ノです

    4
  • ちとせ@誤字報告遅くて|ω・`)スミマセン

    支配国の使い道の最後の方の
    「まぁ、そんな君たちに今日はお願い事があって〜。しかし、分国の兵は時刻を守るので必死。だから〜欲しいんだ。」 の
    「分国の兵は時刻を守る」は「分国の兵は自国を守る」ではないでしょうか?
    遅くてすみません…(o_ _)o

    2
  • ゼクト

    ガンバッテクレルサー

    6
  • 黒瀬白斗

    ソウダネーカテルカモネーwww

    6
  • ノベルバユーザー149501

    マダツブサレタビョウシャナイカラレンゴウコクノミナサンガンバレバカテルヨーwww

    6
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