クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
136話 決意
「俺のしたいことは………シェレールやみんなを幸せにしたい!そして俺自身も幸せになりたい!」
俺は、胸を張ってそう言った。
幸せになる。俺の今のしたいこと。
俺の言っている幸せとはそう簡単になれるものじゃなくみんなと困難に立ち向かいその先にある幸せへとたどり着くこと。
「ふふっ、期待してますね。必ず幸せにしてください。そして、竜斗も幸せになってくださいね。そのためなら私はどんなことでも協力します。」
「ああ、お願いするな。」
俺は、世界中の人たちを幸せにするなんてできるはずがない。俺の器はそんなに大きくない。だから、だからこそ、俺の器に入っている人たちには幸せになって欲しい。いや、幸せにしてみせる。
そして、みんなが幸せになれるようにするために今からする行動は………
「シェレール、魔物のところへ行くぞ。」
俺は、もう悲しみの涙を流している人を見たくない。たぶんシェレールやみんなもそう思ってるはずだ。
だから、この選択は世界中の人たちのためじゃない。俺たちのためだ。
「はい!」
シェレールもとてもいい笑顔で応えてくれた。
そして、俺たちは魔物がいる小屋を見つけ中の様子を伺う。
小屋の中には檻のようなものが複数ありその中に魔物が閉じこめられている。
その魔物は、小さいものもいれば10メートルくらいはありそうな巨大な魔物までいた。
数も数え切れないほどいる。
これだけの魔物がいたら小さな村なんてあっという間に壊滅されるだろうな。
「竜斗、どうしますか?この魔物たち。」
「そうだな………」
なぁ、ナビ、魔物って自我があるのか?
(普通はありません。ですが、魔物の集団の王だったり特別なことがあって自我が芽生える魔物も稀にいます。)
この中にはそんな魔物はいるのか?
(いえ、いません。ですが、この魔物たちは闇魔法の催眠効果で操られています。)
ふむ、だからこんなに大人しいのか。
だが、自我がないのなら助けてやる意味もない。
「シェレール、俺はこの魔物たちを殺そうと思ってるんだがシェレールはなにか意見あるか?」
「いいえ、私は竜斗がそれでいいのならそれに全力で協力しますよ。」
「ありがとう、シェレール。」
でも、中には警備している人が3人くらいいるんだよな。なるべく人は殺したくないから……眠らせるか。
「シェレール、俺のそばにいてくれ。」
「えっ、あっ、はい!」
シェレールは、ギュッと俺にしがみついた。別にそこまでしなくてもいいのだが……まぁいいか。
俺は、自分の周りに結界を張り闇魔法の睡眠効果のある魔法を使った。
「よし、これでいいな。シェレール、手分けして魔物を片付けるぞ。」
「はい、分かりました。」
「なるべく一瞬で殺してやってくれ。あ、あと、火魔法や水魔法はやめてくれ。あとが大変だからな。」
「はい、では喉元に光魔法で貫くようにしますね。」
「ああ、そうしてくれ。」
その後、俺とシェレールで手当り次第に魔物を殺していった。
「よし、これでラストっと。」
俺は、最後の魔物の首を剣で斬った。
「竜斗、すごい返り血が着いてますよ。」
「これは酷いな。」
俺は、自分の体を見ると魔物の返り血で全身真っ赤だった。
(この近くに湖がありますのでそちらで洗ってきた方がいいですよ。)
分かった。
「シェレール、この近くに湖があるからそこで洗うよ。」
「では、行きましょう。」
「あ、ああ。」
シェレール、まさかとは思うが洗ってるところ見たりしないよな?さすがに恥ずかしいぞ。
 ナビの言っていた湖は、俺たちが居たあの小屋から数分歩いて着いた。
「おおっ、結構綺麗だな。」
「そうですね、こんな綺麗な湖があるなんて知りませんでした。」
「それじゃ、体洗うから少し離れてくれ。」
「え?」
「え?」
………え!?
何、シェレールのそのキョトンとした顔は。
「だから、離れていてくれ。」
「どうしてですか?」
いや、何、この子!?男の体を洗っているところなんて見るつもりなの!?
「大丈夫です!私、竜斗のこともっと知りたいので!」
「いやっ!その気持ちは嬉しいよ!でもね!だからって裸を見られるのはさすがに男の俺でも恥ずかしいよ!?」
「大丈夫です!私は気にしません!」
「俺が気にするの!」
「むぅー、いいじゃないですか。」
「ダメだ!さすがにそれは困る。」
「………分かりました………」
ホッ、良かった。
「それでは私は少し離れた場所にいますね。」
「ああ、そうしてく……あ〜、やっぱりちょっと待って。」
「私もいてもいいんですか!?」
「いや、それはダメだ。」
「むぅー、ではなんですか?」
「いつ魔物が襲ってくるかわからない街の外でシェレールを一人にしておくのはさすがに悪いから俺の作った空間の中に入っていてくれ。」
「心配し過ぎですよ。」
「いや、こういうのはもしもって時のことを考えていた方がいいからな。もし、シェレールに何かあったら俺、たぶん本当にやばくなりそうだからな。」
「ふふっ、そうですね。」
シェレールは、俺の説得に納得いってくれたのか微笑んで頷いてくれた。
俺は、空間魔法で作った空間のゲートを出す。
もちろん、クラスの奴らがいる空間とは別の空間だ。
「すぐ終わるからな。」
「はい、待ってますね。」
俺は、ゲートを閉じる。
さてと早く洗いますかな。
俺は、その後、すぐに体を洗いシェレールと一緒に今日泊まる宿を見つけた。
念の為、斉藤の行動に異変があったらナビが教えてくれるようにしてもらってる。
俺は、胸を張ってそう言った。
幸せになる。俺の今のしたいこと。
俺の言っている幸せとはそう簡単になれるものじゃなくみんなと困難に立ち向かいその先にある幸せへとたどり着くこと。
「ふふっ、期待してますね。必ず幸せにしてください。そして、竜斗も幸せになってくださいね。そのためなら私はどんなことでも協力します。」
「ああ、お願いするな。」
俺は、世界中の人たちを幸せにするなんてできるはずがない。俺の器はそんなに大きくない。だから、だからこそ、俺の器に入っている人たちには幸せになって欲しい。いや、幸せにしてみせる。
そして、みんなが幸せになれるようにするために今からする行動は………
「シェレール、魔物のところへ行くぞ。」
俺は、もう悲しみの涙を流している人を見たくない。たぶんシェレールやみんなもそう思ってるはずだ。
だから、この選択は世界中の人たちのためじゃない。俺たちのためだ。
「はい!」
シェレールもとてもいい笑顔で応えてくれた。
そして、俺たちは魔物がいる小屋を見つけ中の様子を伺う。
小屋の中には檻のようなものが複数ありその中に魔物が閉じこめられている。
その魔物は、小さいものもいれば10メートルくらいはありそうな巨大な魔物までいた。
数も数え切れないほどいる。
これだけの魔物がいたら小さな村なんてあっという間に壊滅されるだろうな。
「竜斗、どうしますか?この魔物たち。」
「そうだな………」
なぁ、ナビ、魔物って自我があるのか?
(普通はありません。ですが、魔物の集団の王だったり特別なことがあって自我が芽生える魔物も稀にいます。)
この中にはそんな魔物はいるのか?
(いえ、いません。ですが、この魔物たちは闇魔法の催眠効果で操られています。)
ふむ、だからこんなに大人しいのか。
だが、自我がないのなら助けてやる意味もない。
「シェレール、俺はこの魔物たちを殺そうと思ってるんだがシェレールはなにか意見あるか?」
「いいえ、私は竜斗がそれでいいのならそれに全力で協力しますよ。」
「ありがとう、シェレール。」
でも、中には警備している人が3人くらいいるんだよな。なるべく人は殺したくないから……眠らせるか。
「シェレール、俺のそばにいてくれ。」
「えっ、あっ、はい!」
シェレールは、ギュッと俺にしがみついた。別にそこまでしなくてもいいのだが……まぁいいか。
俺は、自分の周りに結界を張り闇魔法の睡眠効果のある魔法を使った。
「よし、これでいいな。シェレール、手分けして魔物を片付けるぞ。」
「はい、分かりました。」
「なるべく一瞬で殺してやってくれ。あ、あと、火魔法や水魔法はやめてくれ。あとが大変だからな。」
「はい、では喉元に光魔法で貫くようにしますね。」
「ああ、そうしてくれ。」
その後、俺とシェレールで手当り次第に魔物を殺していった。
「よし、これでラストっと。」
俺は、最後の魔物の首を剣で斬った。
「竜斗、すごい返り血が着いてますよ。」
「これは酷いな。」
俺は、自分の体を見ると魔物の返り血で全身真っ赤だった。
(この近くに湖がありますのでそちらで洗ってきた方がいいですよ。)
分かった。
「シェレール、この近くに湖があるからそこで洗うよ。」
「では、行きましょう。」
「あ、ああ。」
シェレール、まさかとは思うが洗ってるところ見たりしないよな?さすがに恥ずかしいぞ。
 ナビの言っていた湖は、俺たちが居たあの小屋から数分歩いて着いた。
「おおっ、結構綺麗だな。」
「そうですね、こんな綺麗な湖があるなんて知りませんでした。」
「それじゃ、体洗うから少し離れてくれ。」
「え?」
「え?」
………え!?
何、シェレールのそのキョトンとした顔は。
「だから、離れていてくれ。」
「どうしてですか?」
いや、何、この子!?男の体を洗っているところなんて見るつもりなの!?
「大丈夫です!私、竜斗のこともっと知りたいので!」
「いやっ!その気持ちは嬉しいよ!でもね!だからって裸を見られるのはさすがに男の俺でも恥ずかしいよ!?」
「大丈夫です!私は気にしません!」
「俺が気にするの!」
「むぅー、いいじゃないですか。」
「ダメだ!さすがにそれは困る。」
「………分かりました………」
ホッ、良かった。
「それでは私は少し離れた場所にいますね。」
「ああ、そうしてく……あ〜、やっぱりちょっと待って。」
「私もいてもいいんですか!?」
「いや、それはダメだ。」
「むぅー、ではなんですか?」
「いつ魔物が襲ってくるかわからない街の外でシェレールを一人にしておくのはさすがに悪いから俺の作った空間の中に入っていてくれ。」
「心配し過ぎですよ。」
「いや、こういうのはもしもって時のことを考えていた方がいいからな。もし、シェレールに何かあったら俺、たぶん本当にやばくなりそうだからな。」
「ふふっ、そうですね。」
シェレールは、俺の説得に納得いってくれたのか微笑んで頷いてくれた。
俺は、空間魔法で作った空間のゲートを出す。
もちろん、クラスの奴らがいる空間とは別の空間だ。
「すぐ終わるからな。」
「はい、待ってますね。」
俺は、ゲートを閉じる。
さてと早く洗いますかな。
俺は、その後、すぐに体を洗いシェレールと一緒に今日泊まる宿を見つけた。
念の為、斉藤の行動に異変があったらナビが教えてくれるようにしてもらってる。
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コメント
九夜空猫
一体小屋とは?(哲学)
たく
それはもはや「小」屋ではないw
大牟田 ひろむ
小屋の中に10メートルくらいの魔物、さらに数えきれないほどの数を収容するのは無理だろう。