クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
165話 演説
(マスター、魔大陸が見えてきました。)
俺は、ナビのその言葉を聞きみんなを待たせて1人で外に出て確認する。
「…………あれか……」
結構よく見ないと分からないが大陸のようなものが見えた。
その大陸には大きな街みたいなものが建てられてありその中央に黒い大きな城があった。
「普通の街にみたいだな。」
魔大陸には人って一人もいないんだよな?
(はい、人の中で魔大陸に足を踏み入れたのはマスターたちが初めてです。)
………初めてなのか。絶対に怪しまれるよな。
俺は、そんな懸念を持ちつつ魔大陸に着くまでゆっくりと休んでいたのだった。
それから数十分後。
(マスター、魔大陸に着きました。周りには生き物らしきものは存在しませんので安心して降りられます。)
毎度のことしっかりとしてくれるぜ。本当に助かる。ありがとう。
「みんな、着いたみたいだから降りようぜ。」
俺がそう伝えるとみんなの表情がほんの少し強ばった。
確かにここにいるのはずっと敵と認識されていた魔王が存在するからな。緊張しないはずがないだろう。
「みんな、なるべく穏便に済ませたいから話し合いができるなら話し合いをする。でも、危険だと少しでも感じたら絶対に逃げてくれ。一応みんなにも転移のスキルを渡しておくよ。それでここに転移するようにしてくれ。」
俺は、みんなに転移のスキルを譲渡した。
そのおかげがみんなに少し頬が緩んだ。
「それじゃ、降りるぞ。」
俺たちは、船の外に出て魔大陸に足を着けた。
「ここが魔大陸?案外私たちと一緒の街みたいね。」
ユイは、魔大陸にある建物とかを見てそう言った。
みんなもそう思っているらしい。
「さてと……どこかに街に入るための門とかあるのかなぁ〜………」
周りを見渡すが全くそんなものは無い。
ナビ、勝手に入っていいのか?
(はい、街には自由に入っていいみたいです。)
そうなのか。なら、勝手に入らせてもらおう。
俺は、みんなに勝手に入っていいと伝えて街に入っていった。
入ったはいいが……まだ誰にも会ってない。というかどこにも生き物の姿が見えない。
ナビ、どうなっているんだ?
(どうやら今日は街の住人全てが魔王城に集まっているようです。)
住人全てが?何をしているんだ?
(………どうやら演説を行っているらしいです。)
演説?ちょっと行ってみるか。
俺たちは、街の中心にある魔王城にまで向かった。
「竜斗、あそこにいっぱい人が集まってるよ。」
俺は、ユイが指さした方を見ると確かに多くの人集りが見えた。
姿は、まんま人間だった。……いや、ところどころ違うところがあるな。獣の耳が生えていたり翼があったり……色々いるな!
「みんな、まずは透明化のスキルを使って近づいてみよう。」
俺たちは、透明化のスキルを使い演説をしている所まで進んで行った。
因みに今まで透明化を使っていなかったのは少人数の人となら正体をバラして話した方が良かったと思ったからだ。だが、こんな大勢に正体がバレもし、人間のことをよく思ってない奴がいたらどうなるか分からないからな。
さて、どんな演説をしているのかな?
「幾度となく我々魔族は人間族と交流をしようとした。だが、それは何度も失敗してしまった!だから、だから今回こそは成功してみせる!ここにそう誓おう!」
魔王城から演説している人がそう言うと住人たちが一気に盛り上がった。
人間族と交流をしようとした……確かに演説ではそう言った。魔族たちは、俺たち人間に戦争をふっかけようとは思っていなかったらしい。
「………これは驚いたな。」
まさか人間と交流しようなんてな。こっちは魔王を殺そうとしていたのに……
「竜斗、どうしますか?」
「………ちょっと魔王城にお邪魔してみるか。」
少し考えたあと俺は、その結論に至った。
ここで演説を聞いてもいいがそれよりも詳しく話聞くには直接伺った方がいいと思ったからだ。
「だが、さすがにこんなに大人数で行っても相手を困らせるだけだ。みんなは船に戻ってくれないか?」
「………分かったわ。それじゃ、みんな行こう。」
ユイが頷きみんなを連れて帰ってくれた。
「………それで、なんでシェレールは残ってんだ?」
「当然のことです。」
「………まぁ、そうだよな。危なくなったら逃げてくれよ。」
「分かってます。それじゃ、行きましょ。」
シェレールは、俺の手を引いて魔王城の入り口まで向かった。
俺は、ナビのその言葉を聞きみんなを待たせて1人で外に出て確認する。
「…………あれか……」
結構よく見ないと分からないが大陸のようなものが見えた。
その大陸には大きな街みたいなものが建てられてありその中央に黒い大きな城があった。
「普通の街にみたいだな。」
魔大陸には人って一人もいないんだよな?
(はい、人の中で魔大陸に足を踏み入れたのはマスターたちが初めてです。)
………初めてなのか。絶対に怪しまれるよな。
俺は、そんな懸念を持ちつつ魔大陸に着くまでゆっくりと休んでいたのだった。
それから数十分後。
(マスター、魔大陸に着きました。周りには生き物らしきものは存在しませんので安心して降りられます。)
毎度のことしっかりとしてくれるぜ。本当に助かる。ありがとう。
「みんな、着いたみたいだから降りようぜ。」
俺がそう伝えるとみんなの表情がほんの少し強ばった。
確かにここにいるのはずっと敵と認識されていた魔王が存在するからな。緊張しないはずがないだろう。
「みんな、なるべく穏便に済ませたいから話し合いができるなら話し合いをする。でも、危険だと少しでも感じたら絶対に逃げてくれ。一応みんなにも転移のスキルを渡しておくよ。それでここに転移するようにしてくれ。」
俺は、みんなに転移のスキルを譲渡した。
そのおかげがみんなに少し頬が緩んだ。
「それじゃ、降りるぞ。」
俺たちは、船の外に出て魔大陸に足を着けた。
「ここが魔大陸?案外私たちと一緒の街みたいね。」
ユイは、魔大陸にある建物とかを見てそう言った。
みんなもそう思っているらしい。
「さてと……どこかに街に入るための門とかあるのかなぁ〜………」
周りを見渡すが全くそんなものは無い。
ナビ、勝手に入っていいのか?
(はい、街には自由に入っていいみたいです。)
そうなのか。なら、勝手に入らせてもらおう。
俺は、みんなに勝手に入っていいと伝えて街に入っていった。
入ったはいいが……まだ誰にも会ってない。というかどこにも生き物の姿が見えない。
ナビ、どうなっているんだ?
(どうやら今日は街の住人全てが魔王城に集まっているようです。)
住人全てが?何をしているんだ?
(………どうやら演説を行っているらしいです。)
演説?ちょっと行ってみるか。
俺たちは、街の中心にある魔王城にまで向かった。
「竜斗、あそこにいっぱい人が集まってるよ。」
俺は、ユイが指さした方を見ると確かに多くの人集りが見えた。
姿は、まんま人間だった。……いや、ところどころ違うところがあるな。獣の耳が生えていたり翼があったり……色々いるな!
「みんな、まずは透明化のスキルを使って近づいてみよう。」
俺たちは、透明化のスキルを使い演説をしている所まで進んで行った。
因みに今まで透明化を使っていなかったのは少人数の人となら正体をバラして話した方が良かったと思ったからだ。だが、こんな大勢に正体がバレもし、人間のことをよく思ってない奴がいたらどうなるか分からないからな。
さて、どんな演説をしているのかな?
「幾度となく我々魔族は人間族と交流をしようとした。だが、それは何度も失敗してしまった!だから、だから今回こそは成功してみせる!ここにそう誓おう!」
魔王城から演説している人がそう言うと住人たちが一気に盛り上がった。
人間族と交流をしようとした……確かに演説ではそう言った。魔族たちは、俺たち人間に戦争をふっかけようとは思っていなかったらしい。
「………これは驚いたな。」
まさか人間と交流しようなんてな。こっちは魔王を殺そうとしていたのに……
「竜斗、どうしますか?」
「………ちょっと魔王城にお邪魔してみるか。」
少し考えたあと俺は、その結論に至った。
ここで演説を聞いてもいいがそれよりも詳しく話聞くには直接伺った方がいいと思ったからだ。
「だが、さすがにこんなに大人数で行っても相手を困らせるだけだ。みんなは船に戻ってくれないか?」
「………分かったわ。それじゃ、みんな行こう。」
ユイが頷きみんなを連れて帰ってくれた。
「………それで、なんでシェレールは残ってんだ?」
「当然のことです。」
「………まぁ、そうだよな。危なくなったら逃げてくれよ。」
「分かってます。それじゃ、行きましょ。」
シェレールは、俺の手を引いて魔王城の入り口まで向かった。
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コメント
空白
それな
白髪
変身すればいいのに笑