異世界を楽しみたい転生者
第11話少年期[1]先に言ってくれよ
「ゼルート様、起きてください」
ん・・・・・・この声は・・・ミールか? ということはもう朝か。
「う、ん・・・おはようミール」
「はい。おはようございますゼルート様」
うん~~いつ見てもかわいいな。ストーレートの髪。キリっとした目。見た目はクールな美人って感じだけど犬耳によってかわいくも見える。
というかギャップが凄い。
さてさて今日も一日楽しむか!
朝は父さん達のラブラブっぷりを見せられるのが日課だ。いや日課って言い方はおかしいな。
まぁ、とりあえず毎日砂糖を吐きたくなるってことだ。
さてと、今日は行きたいところがあるんだよね。
てなわけで。
「お父様、今日も遊びに行ってきます!」
「おう!夕飯の六時までには帰ってくるんだぞ」
「はい!」
よし! ではすぐに・・・
「ゼルート様、昼食が入ったものです」
おぉ! 流石ミール。いつもありがたい。
俺もいつかこんな出来る専属のメイドさんが欲しいな~。
「ありがとうミール!」
「いえ、では。お気をつけて」
「うん、行ってきます!」
今日の冒険はと・・・ん?
貴族の息子なんだから学ばなきゃいけないこととかあるんじゃないのかって?
ないない。貴族の息子っていっても次男だから基本勉強することはないんだよ。
最低限の読み書き、計算、歴史、公共の場でのルールなどは覚えたからな。
だから俺がこうして遊びに行くって言ったら。大抵魔法や剣術スキルの練習や友達と遊んでるんだろうと思っている。
たまにお母さんに魔法の練習につき合わされたりするんだけどね。
今日は鉱山に向かっている。
なんでも俺の住んでいる領地から二十キロほど離れたところにまだ誰が管理したり所有していない鉱山があるらしい。
そしてかなりの鉱物があるとかないとか。
それならなんで自分の物にしようとする者がいないのかって。
それは鉱山に入る入口付近にいつもブラッドオーガがいるからだ。
前見たときは体力と筋力がAを超えていたな。モンスターとしてのランクはAだったはずだ。
ちなみにモンスターのランクはF~SSまである。
うかつに手は出せないってわけだ。
なら俺はどうするのかだって。
ここで登場創造スキルの出番ってわけだ。
俺は前世にあった一般的にうまい飯を出した。
そしたらいちころだったね。
それにブラッドオーガはかたことだけど人の言葉が喋れるので交渉しやすかった。そのおかけで先日鉱山に入る許可を貰えた。
もちろん飯だけで許可を貰ったわけではなく一応摸擬戦をして許可を貰った。
というかあいつ身長三メートルぐらいあって巨体なのになかなか速くてスキルも持っていた。
ちなみにスキルは筋力強化大だった。
なんというか・・・予想どうりとしか言えなかった。
てかそもそもお前どうやって二十キロを移動してるのかって。
そりゃ~風魔法のフライを使ってるからね。
身体能力強化をマックスで使えば三十分くらいで着きそうだけど。
っと、いろいろ考えていたら着いたな。
「お~い。ブラッソ~」
確かここら辺にいる筈なんだけどな・・・
「ゼルートカ、ドウシタンダ」
後ろからブラッソの声が聞こえた。
俺は後ろを向き、ブラッソに要件を伝えた。
「鉱山に入るから一応言っておこうと思ってね」
「ソウカ」
「んでこれお土産」
先程まで無表情だったブラッソの顔がわかりずらいが期待している顔になった。
「・・・コレハナンテイウタベモノナンダ?」
「刺身ってやつだこの醤油ちょっとつけてから食べてくれよ。あとなるべく早くな」
「ワカッタ。ソレトゼルート」
「なに、もっと必要か?」
「イヤ、ソウデハナイ」
だったらなんなんだろう。なんかめんどくさい魔物でもいるのかな。
「コウザンノサンチョウニハカナリツヨイマモノガイル。オレナンテイッシュンデタオセルクライノヤツガナ」
・・・・・・それ昨日のうちに言ってくれよ。
ん・・・・・・この声は・・・ミールか? ということはもう朝か。
「う、ん・・・おはようミール」
「はい。おはようございますゼルート様」
うん~~いつ見てもかわいいな。ストーレートの髪。キリっとした目。見た目はクールな美人って感じだけど犬耳によってかわいくも見える。
というかギャップが凄い。
さてさて今日も一日楽しむか!
朝は父さん達のラブラブっぷりを見せられるのが日課だ。いや日課って言い方はおかしいな。
まぁ、とりあえず毎日砂糖を吐きたくなるってことだ。
さてと、今日は行きたいところがあるんだよね。
てなわけで。
「お父様、今日も遊びに行ってきます!」
「おう!夕飯の六時までには帰ってくるんだぞ」
「はい!」
よし! ではすぐに・・・
「ゼルート様、昼食が入ったものです」
おぉ! 流石ミール。いつもありがたい。
俺もいつかこんな出来る専属のメイドさんが欲しいな~。
「ありがとうミール!」
「いえ、では。お気をつけて」
「うん、行ってきます!」
今日の冒険はと・・・ん?
貴族の息子なんだから学ばなきゃいけないこととかあるんじゃないのかって?
ないない。貴族の息子っていっても次男だから基本勉強することはないんだよ。
最低限の読み書き、計算、歴史、公共の場でのルールなどは覚えたからな。
だから俺がこうして遊びに行くって言ったら。大抵魔法や剣術スキルの練習や友達と遊んでるんだろうと思っている。
たまにお母さんに魔法の練習につき合わされたりするんだけどね。
今日は鉱山に向かっている。
なんでも俺の住んでいる領地から二十キロほど離れたところにまだ誰が管理したり所有していない鉱山があるらしい。
そしてかなりの鉱物があるとかないとか。
それならなんで自分の物にしようとする者がいないのかって。
それは鉱山に入る入口付近にいつもブラッドオーガがいるからだ。
前見たときは体力と筋力がAを超えていたな。モンスターとしてのランクはAだったはずだ。
ちなみにモンスターのランクはF~SSまである。
うかつに手は出せないってわけだ。
なら俺はどうするのかだって。
ここで登場創造スキルの出番ってわけだ。
俺は前世にあった一般的にうまい飯を出した。
そしたらいちころだったね。
それにブラッドオーガはかたことだけど人の言葉が喋れるので交渉しやすかった。そのおかけで先日鉱山に入る許可を貰えた。
もちろん飯だけで許可を貰ったわけではなく一応摸擬戦をして許可を貰った。
というかあいつ身長三メートルぐらいあって巨体なのになかなか速くてスキルも持っていた。
ちなみにスキルは筋力強化大だった。
なんというか・・・予想どうりとしか言えなかった。
てかそもそもお前どうやって二十キロを移動してるのかって。
そりゃ~風魔法のフライを使ってるからね。
身体能力強化をマックスで使えば三十分くらいで着きそうだけど。
っと、いろいろ考えていたら着いたな。
「お~い。ブラッソ~」
確かここら辺にいる筈なんだけどな・・・
「ゼルートカ、ドウシタンダ」
後ろからブラッソの声が聞こえた。
俺は後ろを向き、ブラッソに要件を伝えた。
「鉱山に入るから一応言っておこうと思ってね」
「ソウカ」
「んでこれお土産」
先程まで無表情だったブラッソの顔がわかりずらいが期待している顔になった。
「・・・コレハナンテイウタベモノナンダ?」
「刺身ってやつだこの醤油ちょっとつけてから食べてくれよ。あとなるべく早くな」
「ワカッタ。ソレトゼルート」
「なに、もっと必要か?」
「イヤ、ソウデハナイ」
だったらなんなんだろう。なんかめんどくさい魔物でもいるのかな。
「コウザンノサンチョウニハカナリツヨイマモノガイル。オレナンテイッシュンデタオセルクライノヤツガナ」
・・・・・・それ昨日のうちに言ってくれよ。
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