神王のスローライフまで

グランアース

第二章第10話   盗賊討伐1

まずは、冒険者ギルドに入る。

「ギルドの建物に入るのは、久し振りだな。」

何ヵ月か行ってなかったからな

あっ、それならばギルドカードの更新とかしないといけないんじゃ?

一応Aランクだったかな?
Aランクは、人を護衛することもあるから人を相手にすることもある。

だから、Aランクは守るためには人を倒せる。ということが必要不可欠なのだ。

俺と華楓がAランクを取れたのは勇者であること。
という理由だ。
だから、今回の受ける依頼で人を相手にできるようにしないといけない。

今回は、俺達いつものパーティーに蓮斗達が加わって規模が大きくなる。
まあ、七人になるから簡単にはなるのだろうが。

「さて、探すよりも受付で聞く方が楽だろう。俺がいってくるよ。」

「ああ、待て。俺も行く。俺達、リーダーで行く方がいいだろう?」

「それもそうか。じゃあ、ちょっと待っていてくれ。」

そういって、蓮斗と一緒に受付の列に並ぶ。



「冒険者組合ギルドにようこそ。今日はどういった要件で?」

「Aランク試験を受けに。」

(はっ?お前いつ、Aランクになったんだよ?)

(あの、ダンジョンから帰った後のときに)

(ほぼ最初じゃないか...... )

「それでは、申請書を提示してください。」

「これです。」

そういって俺と華楓のを取り出した。

華楓のやつをなんで持ってるかって?
そんなの、事前に俺にと渡してくれたからだよ

「なっ!勇者しゃま!」

あっ、かんだな今

「始めて見るな~」

小声で自分の世界に入ってますけど、バッチリ聞こえてますよ?

「あの~、大丈夫ですか?」

「はっ!だ、大丈夫ですっ」

「では、何を受ければいいですか?」

「はい!では、こちらの盗賊団を討伐してもらいます。
規模も平均的な人数ですので、それと盗賊団は壊滅してもいいのですが、できれば捕獲してもらえたら嬉しいです。
何か質問はありませんか?」

「俺は、大丈夫です。蓮斗はどうだ?」

「俺もいいよ。」

「それでは、依頼達成頑張って下さい。」



そういえば、依頼を受けるのは今回のが一番最初だな。


「さて、俺達はこの`紅き狼`の盗賊団を討伐するぞ!」

「「「「「「おうっ!」」」」」」


















その頃首都では

「マカルガル様!!」

「敵兵が、出現いたしました。距離およそ十キロ。方角は西です!」

「全部隊に通達。方角を西に!」


いよいよ、開戦のときは近づいて来ている。

















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