神王のスローライフまで

グランアース

第二章第13話   盗賊討伐4


日間ランキングのトップ5に乗っていました!
見たとき、感謝の舞いを踊ってしまいました。

これからもこの作品をよろしくお願いいたします。

作品の省略考えようかな?
題名長いからなぁ







.................................... 


町に戻ってギルドに成功報告をして、宿に戻ってきた。

予想していたこと以上にきつかった。

特に、浅川が一番ひどかった。
リルに精神安定の為に魔法を掛けてもらい、その上に睡眠魔法を掛けて眠らせている。

盗賊を鎮圧?してからは、ずっと笑っていた。
かなり精神に来ていたのだろう。

今もベットの上で寝ている。
今は、ぐっすりと寝ている。

俺も、安心した瞬間に目眩と嘔吐した。
それは、華楓も同じようだった。嘔吐したかは知らないが。
蓮斗も陸斗も完全にダメだった。


今日はゆっくり休憩しようと考え、今は宿にいる。

それにリルには感謝だな。
リルは何回か移動や家族と一緒に旅行(視察だが)の時に暗殺者や盗賊団などに命を狙われたことがあり、自分も守るために相手を倒したことがあるそうだ。
その時は自分も同じようになったと話した。

今回リルは、俺達全員の看護を町に戻るまでしてくれた。

「ありがとな。リル」

「どういたしまして。それよりも大丈夫ですか?龍一。」

「ああ、少し夜風に当たってくるよ。」

「無理しないでね。」



最近、リルは俺達といるからか普通の口調で話してくれる機会が増えた。

最初はいかにもお嬢様口調?だったけど、今は普通の口調で話してくれている。


............ 少し、現実逃避しようかな。

少し、過去の話を思い出そうかな。








今から、何年前だったかな? 
確か、俺達が中学生だった頃の話かな?

その日、俺と華楓はいつもの帰り道を通っていた。

「ねぇ、りゅうくん。」

「なんだ?」

ああ、はずっ!
過去の俺、確かにこんな発言していたけどさ!

こんなに再現することはないだろ!俺の中の俺!

「いや、ね。いつもりゅうくん笑顔でいるけど、今二人ともいないんでしょ。
寂しくないのかなって思って。」

「...... 寂しくないって言ったら?」

「えぇっ!?って驚くね。しかもこのまち全体に聞こえる声の大きさで。」

「それは、やめてくれ。」

「で、どうなの?」

このときは結局回答が曖昧だったよな。
確か...... 

「寂しくないって言ったら嘘になるね。でも、寂しいって言ったら...... 」

あれ?
俺、この後なんて答えたっけ?

...... 思い出せない。

何か、自分の何かに関わることだったのは確かだけど。
思い出せないな。

うーん、なんでだろう?







「り...... 、りゅう...... 、りゅういち、龍一!」

「おわぁっ!なんだリルか、びっくりしたな。」

「ボーってしてたから心配してたけど、い今の顔を見たら大丈夫そうだね。」

「ん?あれ、ほんとだ。」

リルに言われて始めて気づいたな。

「苦しくなったら言ってね。」

そういって、リルは華楓の場所に戻って行った。 

















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