転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

28話 模擬戦

受付の人と一緒に裏の倉庫まで移動してきた

受付「ここに倒した魔物を出して貰えますか?」

ベル「分かりました」

ベルは無限収納から今回の依頼で倒した全ての魔物を取り出した
{魔物の数は約500体くらい、弱いのからそこそこ強いのまで幅広く倒されているよ}

受付「…………………」

受付の人は驚き、口を開けたまま固まってしまった

受付「えぇ!?」

とても驚きすごい声を出していた

ベル「大丈夫ですか?」

受付「これはベルド君が1人で?」

ベル「はい」

受付(もういや、ギルマスに丸投げしよ)
「そうですか、これは私では処理できませんね、なのでギルドマスターを呼んできますので少々お待ちください」

すぐに受付の人はギルドマスターを呼びに2階に向かった

ベル《絶対めんどくさいことなるよね》

ピクシー《そうですね、マスターか何も考えずに全てを出すからですよ?》

ベル《そうだけど》

ピクシー《次からは気をつけましょうね》

ベル《はい》

そして受付の人と男の人が帰って来た

ギルマス「君が大量の魔物を倒してきたっていう少年だね?」

ベル「はい、ベルドと言います、家名もありますが冒険者としてはベルドになってます」

ギルマス「そうか、ところでこれは本当に自分で倒してきたんだよな?」

とても疑っているようだ

ベル「はい」

ギルマス「そうか……これ全ての料金を出すのは今日中には無理だな、だからまた明日来てくれるか?」

ベル「分かりました、ギルドマスターの名前をお聞きしても?」

ローレス「ん?そういや名乗ってなかったな、俺はギルドマスターをやってるローレス・ケルトルクだ、名前でもギルマスとでも好きに呼んでくれて構わない」

ベル「ちなみに受付の人は?」

セルミ「私はセルミです、家名は無いです」

ベル「セルミさんですね、これからもよろしくお願いします」

セルミ「分かりました」

ベル「ではまた明日来ますね」

ギルマス「おう」

ベル「はい」

ベルはそのまま直ぐに家に帰った

ベル《ところでピクシー?》

ピクシー《はい?》

ベル《さっき魔物を空間収納から出す時に依頼の時に倒したのとは違う魔物も大量に入ってたけどあれなに?》

ピクシー《あれは一気にレベルを上げる時に世界中の魔物を倒した時のものですよ?》

ベル《あれがそうなんだ、でもなんで空間収納に入ってるの?》

ピクシー《生死魔法で一気に倒したので確実に死にます、その魔物がもったいないので私が入れておきました》

ベル《そうなんだ、ありがとう》

ピクシー《いえいえ、私はマスターが必要になりそうなものだったので入れただけですが》

ベル《ありがと、何に必要かは分からないけど》

ピクシー《売ってお金にできますよ、あと食材にもなります》

ベル《あれ食べれるんだ、料理人に渡したら喜ぶかな?》

ピクシー《喜ぶと思いますよ?なんせ傷一つ無く、ずっと新鮮な状態が保たれてますから》

ベル《気が向いたら渡そ》

ピクシー《それがいいですね》

それから次の日、言われた通りにギルドへやってきた

ベル「セルミさん、来ましたよ」

セルミ「ベルド君、ギルドマスターがベルドくんが来たらギルドマスター室まで連れてきてとの事でしたのでご案内しますね」

ベル「はい」

そしてギルドの階段を上がって一番奥の部屋の前に来た
{この部屋はギルマスの部屋だよ}

コンコン

セルミ「ギルドマスター、ベルドくんをお連れしました」

ギルマス「入っていいぞ」

ベル「はい」

そして中へ入った

ギルマス「そちらの予定を確認せず予約を入れてすまないねベルド君」

ベル「いえ大丈夫ですよ、それで何の用ですか?」 

ギルマス「昨日のあの魔物の数を1人で倒したとなるとかなりの実力がいるだろ?だから……いやもう簡単に言おう、君の実力が知りたくてね」

ベル「ほんと簡単に言いましたね、どうやって知るんですか?」

ギルマス「これでも俺は元SS冒険者だから軽く模擬戦でもしようと思ってな」

ベル「そうなんですか、ちなみに何処で?」

ギルマス「ここの地下には訓練所があるんだよ、そこでやろうか」

ベル「分かりました」
(特に予定もないからいいよね)

ギルマス「じゃあ少し準備するから先に行っててくれるかな?セルミ、案内頼んだよ」

ベル「分かりました」
セルミ「はい」

セルミ「ベルド君、こっちですよ」 

ベル「はい」

ベルはセルミに案内され、訓練所へやってきた

セルミ「ここです」

ベル「分かりました」

そしてベルは訓練所に入って行った

ベル「来ましたよ、ギルドマスター」

ギルマス「お、来たか…じゃあ早速やるか、ルールは武器や魔法はなんでもあり、だが殺したり後遺症が残る攻撃や魔法はなしだ、決着は相手がギブアップするか気絶したり戦闘不能になったら終了だ」

ベル「分かりました」

ギルマス「じゃあセルミ、審判頼めるかい?」

セルミ「はい、じゃあ両方準備はいいですね?」

ベルはいつものゼロを持ち、ギルマスも剣を持っている

ギルマス「おう」
ベル「はい」

セルミ「それでは始め」

{作者 戦闘系はとても苦手です}

先に動いたのはギルマスだ

ベルに向かって上から勢いよく振り下ろすように剣で斬りかかった、それをベルが軽く受け止めた

ギルマス「ほぅこれを受け止めるか」

ギルマスは最初の攻撃を止めたことに対して驚いたように答えた

ベル「これが本気ですか?まだ強めても大丈夫ですよ」

ギルマス「なら久々に本気でやるか」

ベル「分かりました」
(まだ1割も力は出てないけど、本気を出してくれるみたいだしちょっと強めて3割くらいでいこうかな)
「……じゃあ行きますよ?」

ギルマス「おぅ、いつでも来い」

ベルが動き出してギルマスと同じように攻撃し、それをギルマスが止めようとしたが

バキン!

パラパラパラパラ

ギルマスがベルの剣を受け止めようとすると、ベルの力が強すぎたのかギルマスの剣を粉砕してしまった

ベル「あっ」

ギルマス「おいおいおい!なんて力だよ、この剣結構良い物なんだぞ?」

かなりショックを受けているようだ

ベル「あの…その…すいません」ペコ

素直に謝った

ギルマス「はぁ……まぁ別に構わん……その前にギブアップだ、こんなに力があるやつに勝てる気がせんわ」

ベル「そうですか?」

ギルマス「それにその剣なんだ?俺の剣を粉砕しておいてその剣は傷一つないって、凄すぎだろ」
 
ベル「これは企業秘密的です、見るのはいいですが詳細は知ろうとしないで下さい」

ギルマス「分かった、見られたらやばいんだな」

ベル「はい」
(僕が作ったやつだから詳細を知ろうにも僕やピクシー以外は見れないけどね)

ギルマス《そうですね、隠密かけられてますから》

ベル《これ見れる人いるの?》

ピクシー《今のとこいませんね》

ベル《そうなんだ》

ギルマス「ベルド、お前あれで本気か?まだ力が余ってた気がしたんだが」

ベル「そうですね、まだ2割くらいですかね?……まぁそれを知りたいなら国王様なら知ってるのである程度覚悟を決めて国王様に聞いてください」

ギルマス「そんなにやばいのかお前、何処の化け物だよ」

ベル「そうでも無いですよ?親の教えで自分の情報はなるべく漏らすなと教わったので」

ギルマス「そうなんだな、ちなみに誰だ?」

ベル「僕のお父さんはタレス・ティクル・シルフロートですよ」

ギルマス「なるほどな、あの剣聖の子供か……強いわけだ」

納得したような表情をしていた

ベル「まぁそうですね」
(剣聖の子供とか関係ないけど)

ギルマス「他に何かあるのか?」

ベル「いや何も」

ギルマス「そうかい、お前は今日からSランク冒険者だ、頑張れよ」

なんでもないようにサラッと重大なことを伝えられた

ベル「え!?なんでいきなり!」

ギルマス「ん?それは俺に勝ったらSランク、負けたらAランクにしようと思ってたんだよ」

ベル「聞いてませんよ」

ギルマス「言ってないからな」

ベル「大事な内容を飛ばしたと」

ギルマス「そういうことだ、あと二つ名は後日決まるからな」

ベル「わかりました」

ギルマス「セルミ、更新頼んだぞ」

セルミ「はい、分かりました」

ギルマス「じゃあ今日はもう終わりだ、帰ってもいいぞ。その前にセルミにギルドカードの更新してもらって来いよ」

ベル「分かりました」

セルミと一緒に受け付けに戻り、ギルドカードの更新をしてもらった

名前 ベルド
ランク S
二つ名 未定

になってた

セルミ「できましたよ」

ベル「ありがとうございます、また来ますね」

セルミ「はい」

そして家に帰った

コメント

  • ノベルバユーザー287797

    気おつけるじゃなくて気をつけるですよ

    1
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